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「諸国悪もの食ひ」「脳味噌(のうみそ)の黒焼き」 <東京・日暮里>
梅毒患者には大の妙薬という迷信で今も行われている。
ことに人骨をからめると、もっとも効き目があるとして、ずいぶん火葬場の骨揚げの時にモリモリやらかす者がある。
(東京朝日新聞 明治40年10月7日)
「諸国悪もの食ひ」「乾(ほ)した人膽(にんたん)」 <東京>
人膽(にんたん)(人の肝臓)は精力を増すという古来の伝説を信じて、幕府(江戸幕府)時代には盛んに行われたのだが、
今でも内々乾燥したやつを売買している者がある。
その価格は一個何百円(現在では何十万円)というもので、昔首斬り役を務めた何某家には、まだゴロゴロ保存されているという。
(東京朝日新聞 明治40年10月14日)