12/06/20 22:17:21.75 Zta7ZY0L
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自民党は福島第一原発での初動ミスなどを批判しているそうだが、今回の対応は菅総理といい、
枝野官房長官といい、自民党政権よりは遙かにしっかりと対応できたと思う。
以下、毎日新聞の記事から引用。
「東電撤退を許さなかっただけで菅直人が総理だった価値はある」。政府高官はこの1カ月で
首相が最も指導力を発揮した場面を3月15日早朝に東京電力本店に乗り込んで「全面撤退」
を阻止した時だったと述懐した。
11日夜から、格納容器の弁を開けて圧力を下げる「ベント」に踏み切らなかったことで
生まれた東電本店への不信感は深まり、官邸は首相の12日午前の視察を機に信頼を寄せる
ようになった吉田昌郎・福島第1原発所長に確認。吉田氏は「何とか(原発は)止められる」
と説明した。政府関係者によると、報告を受けた首相は15日午前4時過ぎ、東電の清水正孝
社長を官邸に呼んだ。「退くのか」と問う首相に清水氏は否定したが、首相は説明を信じら
れず東電本店を急襲。「撤退などあり得ない。日本がつぶれる」とクギを刺し、政府との統合
本部を東電に設置。
このようにとても事故処理をする能力も責任感もない東京電力に対して、引き下がらせない
ようにし、かつ社長ではなく、信用できる所長を説得するなど、菅政権はこの危機的状況、
特に東電が情報隠蔽をしているような状況下(朝日新聞4月10日)でよく対応できたと思う。
むしろ、もし菅政権でなければ、とんでもない事態になっていたのではと私は推察するので
ある。この毎日新聞の記事はそうではないが、多くのマスコミは民主党のこの対応を批判し
ているが、それじゃあ麻生政権や小泉政権だったらもっとしっかりと対応できたと本気で
思っているのであろうか。