12/01/30 17:52:01.12 tlTV3Vdd
>>452
>交詢社案
下記に書かれてるように、思うよくんが時代錯誤だとした交詢社案にも天皇は神聖にして犯すべからずとする案が盛り込まれてる。
もともと帝国憲法は、交詢社案を保守的に見直し参考にしたものでもあるとも言われてる以上、
時代錯誤というような断絶は、帝国憲法と交詢社案にはない。
URLリンク(touarenmeilv.iza.ne.jp)
また、そもそも帝国憲法は時代錯誤であるとする考え自体が思うよくんが、思うよくん足る所以だろう。
法学教授の比較憲法研究の論文によれば、他国との憲法比較において、十分な権利条文が欠けている所があったとしても、
結論は「明治憲法の権利宣言規定は、制定時の日本の歴史的諸条件及び同時代の憲法の権利宣言に規定されていたことがわかる。
正に同時代の産物である。」としている。
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URLリンク(www.adm.fukuoka-u.ac.jp)
世界的な視点でみても、帝国憲法は時代錯誤とレッテルを張る事が出来るような内容ではない。
>立憲自由党の大部分を占めた地主層は、政府の進める富国強兵などよりも
>とにかく民力休養、即ち地租を安くするという考えももっていたよね
民権派と呼ばれる存在は、対外的危機意識を前景に抱えた延長線上に、民主的な国会開設を願った。
国権を強化することが基本的なテーゼであり、個人における生活改善が基層にあるのではない。
事実、民権派の郵便報知新聞などでは、一国の独立を維持するには兵力が必要だと盛んに書き立てられていました。
民権派にとって、その活動方針は富国強兵という点では、政府とは一致しており、だからこそ加藤陽子が論評するように、
「軍事費そのものを巡る基本的な対立はなかったと見做せます。」という状況にあった。