11/11/09 23:30:47.71 avMjTWrE
日本国憲法を無効とする事によって、戦後に作成された法令の全てが無効となるのか?
これは非常に重要な視点だと認識しています。
勿論、端的な理屈の上では無効と言う事は可能でしょう。
しかし、そもそもとして現在が異常な状態なのです。
本来であれば無効な憲法を”有効”として扱っているのです。
それ故に、現行法は日本国憲法が有効である事を前提として制定され機能しているのです。
この異常事態を正常に戻す際には特例処置を設ける必要があると考えます。
私はこの特例処置を憲法の条項に加える旨を提案しましたが、
特に憲法の条項に拘るものではありませんので、結果的に有効となればそれで構いません。
如何に新憲法が万全を期して制定されたとしても、
現在の異常事態の全てをフォローする事は不可能でしょう。
仮に戦後に制定された法令の全てが無効と判断されたとしても、
新憲法下で制定される法令の大部分は現行法と変わらぬ形で施行が可能だと思います。
何故なら、今の法令は日本人が自ら作ってきたものです。
日本人の体質に沿った法令の全てが新憲法に馴染まないと考える方が無理があるでしょう。
故に新憲法の規範に反しない限り、実効性の高い法令は有効性を引き継ぐべきと考えます。
無効にしたところで、同じ内容の法律を新しく制定するならば、
それこそ机上の理屈の自己満足に過ぎず、現実的な意味はなさないと考えるからです。
しかし、憲法が無効なら全ての現行法も無効になると言うラインが崩せないと言うならば、
私としてはそれでも一向に構いません。
二度手間であっても新憲法の下で新たな法令として制定し直すだけの事です。