11/12/02 21:49:40.50 JSBe0ouN
人それぞれ様々な考え方がありますから、
その中には無効論を認めたくないという意見があるのは仕方がない事です。
しかし、「日本国憲法」を有効とする人達は、有効に足る理由を説明できていません。
その1つの証左が八月革命説という解釈が存在する事です。
もし日本国憲法が疑う点も無く正当にして有効なものであれば、
そもそもの話としてこうした解釈論が必要になるような理由など有ろう筈もありません。
つまり八月革命説のような解釈論が存在する事実こそ、
「日本国憲法」という存在の正当性、有効性に疑義がある事を立証しているのです。
そうした疑念を国民に持たせないようにする為に現在の学校教育は行われています。
子供の頃から徹底して「戦争は悲惨」だとか、「日本は侵略した」だとか、
「日本国憲法は戦争を否定した唯一の平和憲法」だとか、
そういう事”だけ”を徹底して刷り込んでいるのですから疑問を持つ人は少ないでしょう。
極論を言えば「教育」とは国家が行う洗脳という側面がありますが、
終戦後の日本に関しては日教組による組織的洗脳という側面の方が強いでしょう。
いずれにせよ、そうした「教育」が功を奏しているので、
「何故、八月革命説のような解釈論が存在するのか?」なんて疑問は持たないのです。
もっと正確に言えば、恐らく高校までの一般的な授業では八月革命説なんて教えないでしょうから、
疑問を持つ余地すら与えられていない、伏せられている、と言うべきでしょうか。
いわゆる「臭いものには蓋」、と言うやつですね。
しかし少なくとも八月革命説の存在を知っている人もいるのです。
そうした人達に、日本国憲法にはこうした解釈論が必要なのに、
それでも「有効」だと何故言えるのか?
その説明が圧倒的に不足しています。