11/11/13 19:54:57.65 XuMXBJ1I
>>193
細かい点で認識の違いが出ているようです。
私の考えは現在の「日本国憲法」と言われているものは、
正当なる憲法として無効であるという意味です。
”憲法”と名付けているから誤解を生むのであって、実際は暫定規範であるという考え方です。
端的に言うと本来は憲法では無い代物を憲法と呼び、実際に憲法として扱っているのです。
しかし終戦後の日本を統治する為に、暫定的な規範としては有効であったとする考え方です。
ここで最大の問題は戦後の暫定政府がこの暫定規範を憲法として扱っている点、
更に三権の残りである国会と司法も憲法として扱ってきている点です。
その為、義務教育の段階から暫定規範を憲法として教えてしまっています。
結果、多くの国民は暫定規範が正式な憲法として認識し、その事に疑問を持っていないのです。
しかし先程も述べた通り、この暫定規範は成立時からGHQの意向に沿って作成され、
日本人が自ら作成し制定した憲法であるとは逆立ちしても言えないのが実情なのです。
ですが、暫定規範に日本人の意思が組み込まれていなくても、
その後に日本を統治し、治安を安定化させる為の法令の精神自体は日本人のものです。
何故なら戦後に作成された法令は日本の復興と経済発展を基盤に作られているからです。
もっと分かり易く言えば、GHQの撤退後は確実に日本人しか関与していません。
そうした法令に日本人の意見が反映されていないとは言えないでしょう。
その意味に於いても法令までも無効とする必要は無いかと思います。
「日本国憲法」と言われている暫定規範は憲法としては無効ですが、
戦後処理と戦後の統治、治安回復、戦後からの復興、経済発展、国際社会への復帰、
それらの多くを成し遂げる為の規範としては有効であったとします。
しかし、あくまで暫定的な規範に過ぎないのですから憲法として扱うのは不当であり無効です。
故に日本人が自ら考え抜いた国体を元に正当なる憲法が必要となるのです。