11/11/10 22:22:12.39 ZQfAM8Xm
日本国憲法の前文についての話が出ていましたが、
当然ですが日本国憲法の無効を訴えている以上、その前文も又無効です。
そもそもで言えば、ある特定の事柄について、
憲法の解釈が賛否の両方に用いる事が出来る事自体が不自然なのです。
特に端的なのが言わずと知れた第9条の解釈です。
一方では自衛隊の存在そのものが違憲であるとの解釈が可能で、
一方では自衛権の行使は憲法の精神に抵触せず、自衛隊は合憲であるとの解釈が可能です。
同じ憲法の条項なのに思想や立場によって解釈が真逆になってしまっています。
これは日本国憲法の不備と言っても良いでしょう。
憲法の規範が思想や立場によって解釈が異なるならば、それは理念として不完全と言えます。
国家を形作る上で最も重要な規範の解釈は”一定方向”で有るべきではないでしょうか?
細かい部分での解釈が複数あったとしても、大筋の解釈は同じで有るべきではないでしょうか?
憲法とは国家や国民の基本的な指針となるものです。
その指針が真逆の方向を向く事が可能な状態だと、どちらを基準にするか迷ってしまいます。
それでは指針の意味がありません。
無効な上に不完全という2つの欠陥を持っているのが「日本国憲法」です。
前述しましたが、このような憲法を有効と解釈する必要はありません。
現代に即した、日本人の為の憲法を制定すべきでしょう。