11/12/10 09:55:14.59 ENfu/aq3
> 例えば、一般に派遣問題というが、雇用されている労働者のなかで派遣社員はいまだに2.6%を占めるに過ぎない。
>非正規の中で派遣が占める割合は、非常に低いのである。また2004年の製造業の派遣解禁について、
>労働市場の悪化の象徴といった指摘も聞かれるが、これも事実とは異なっていよう。
>確かにここ数年で製造業の派遣は増加したが、それは以前の請負が派遣に変わったものである。
>製造業の正規雇用は、ここ数年970万人でほとんど変化していない。
> 請負に比べて派遣は使用者責任が発生する分、労働者の立場は守られる。昨今派遣の見直しがいわれているが、
>これを強硬に行なえば請負という労働者にはより不利な形態に戻るだけだろう。
> 要するに、昨今の労働問題に関する政策論議の多くは、複雑な制度や現実を理解しないまま「規制緩和・派遣・解雇」
>といった単純ストーリーのなかで単に従来型の雇用システムへのノスタルジアを募らせているものといえる。
『竹中平蔵のポリシー・スクール』雇用は健全な三権分立から
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