12/07/17 22:24:56.99 LjUUsSMl
行ってきました。
噂のくらかどへ。
店舗の扉を開けたとき、私が始めに感じ取ったのは冷気。
もう夏であるのにも関わらず、何故。
そして、カウンター越しに対峙するその人こそ、およそ店長。
彼が、この店一帯の空気をそうさせるのか。
店長は、客である私に向け、歓迎の挨拶では無く沈黙の眼光を放ったのだ。
萎縮した私は、縮々と空席へと向かった。
「ミニ麺、細麺で」
私が席に着き食券を提示しても、しかし一瞥もくれない店長。
店は大分混みあっていたので仕方ないと思い、暫く待っていたが、一向に食券にすら目を向けない。
「ラーメン中盛りで」
暫くして、後から来たお客の食券を、店長が普通に受け取っているところを目の当たりにしたとき、
嗚呼、自分は店長に相手にされてないことに気づいた。
後客に抜かされた上、わざわざ声をかけてまで負け犬よろしくラーメン食べるのもばかばかしくなり、そのまま店を出ました。
料理を待たされる分には一向に構わないが、こういうのはちょっと・・・。
背後で、中盛りを頼んだ客の男が破顔したような気がした。
行こうよ!
くらかどへ