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年末年始、苦肉の増便は４両１往復 ＪＲ北海道の札幌－函館間
2013.11.20 18:26
ＪＲ北海道は２０日、年末年始の札幌－函館間の臨時特急列車として、１往復を追加運転することを発表した。
しかしその内容は、リゾート列車４両編成でまさに“焼け石に水”。
同社では「車両として用意できるのはここまで」と、相変わらずの苦しい“台所事情”を打ち明けた。
札幌－函館間では、特急北斗に使用していたディーゼル車両が７月に出火事故を起こし、同型車両の３６両が使用停止となっている。
同区間では、現在、定期列車や臨時列車合わせて９往復を運転している。
年末年始は今回の１往復の臨時列車を追加して特急列車１０往復となるものの、編成車両が限られており、多くの座席を確保するのが難しい状況が続くことになる。
また、札幌－帯広・釧路間や札幌－稚内間も昨年の年末年始よりもそれぞれ１往復減となっており、混雑が予想される。
ＪＲ北海道では利用日時の変更や高速バスなどの利用を呼びかける。