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読売 > 社会
事故よりましだが…JR北の減便・減速に不満も 2013年11月3日15時21分
(※画像:ダイヤ変更に伴い、目的地への所要時間が増えた札幌―釧路間の
特急「スーパーおおぞら」(1日、JR札幌駅で))
JR北海道は1日、1日当たりの特急列車の運行本数を計8本減らし、最高速度も10~20キロ
下げる「減便・減速」を始めた。
特急の出火トラブルが相次いだことで、車両の整備時間を増やして安全を確保するのが狙い。
利用者からは安全優先の方針に理解が示される一方、乗車時間が長くなったり乗り継ぎが悪く
なったりすることへの不満も漏れた。
札幌と釧路を結ぶ特急「スーパーおおぞら」は、減便・減速の対象となった特急の中で最高時速の
減速幅が20キロと最も大きい。所要時間は最大で41分延び、ビジネス客らにダイヤ変更初日から
影響が及んだ。
釧路市の会社員男性(50)は釧路を午前11時20分に発車する「スーパーおおぞら6号」に乗車した。
ダイヤ変更前だと同じ時間帯の午前11時29分の釧路発「スーパーおおぞら8号」が、札幌着
午後3時15分だったが、1日の札幌着は午後3時36分。午後4時から取引先の会合があり
「時間がぎりぎり」と、不安そうに語った。
札幌から釧路へ向かう釧路市の主婦(77)は「安全確保のための減速はやむを得ないが、札幌に
来る頻度は減ってしまうかも」と語った。
札幌―旭川間を走る特急「スーパーカムイ」は減速運転のために列車の接続が悪くなり、旭川
到着時にこれまで乗り継ぎできた3本の普通列車へ乗り換えできなくなった。午後3時台の富良野線の
普通列車への待ち時間は従来の5分から1時間3分に延び、北美瑛駅に向かう途中の千歳市の女性
会社員(24)は「事故が起きるよりましだが、1時間は長い。富良野線の発車時刻を遅らせてくれれば
間に合うのに」とこぼしていた。深川駅では留萌線の普通列車から札幌方面への「スーパーカムイ」の
接続が悪くなり、4分だった待ち時間が1時間超となるケースも。