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JR北海道の特急オホーツク(札幌-網走間)が最大約90日間、自動非常ブレーキが作動しない状態のまま走行していた問題は、
車両検査後、ブレーキを動かすコック(弁)を閉じたまま開けなかったことが原因とみられることが、同社への取材で分かった。
車両の配置換えでコックの取り扱いが変更されていたにもかかわらず、整備担当者が勘違いした可能性があり、同社は整備記録の確認を進める。
JR北によると、自動列車停止装置(ATS)などの作動により非常ブレーキがかかるには、コックが「開」になっている必要がある。
特急オホーツクの場合、6月13日~7月12日に札幌市東区の同社苗穂(なえぼ)工場で4年に1回の「要部検査」を行い、車両を分解して部品をチェック。
その後3カ月間営業走行した。今月7日に90日以内に1回の「交番検査」を実施した際、コックが「閉」のままになっていることに気付いた。
通常はコックを操作しないが、他の車両にけん引される場合のみ、非常ブレーキが作動しないように閉める。
この車両はもともと苗穂工場から約10キロ離れた札幌運転所(同市手稲区)の所属で、検査後に別車両でけん引する必要があった。
しかし、昨年9月のダイヤ改正に伴う車両調整で苗穂運転所に所属換えとなり、コック操作の必要はなくなった。
非常ブレーキは7月12日の検査最終日に作動するのが確認されており、同社は担当者が検査後、けん引が必要と誤認してコックを閉めた可能性もあるとみている。
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