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北海道新聞 > 道内
JR北海道 危機意識の緩み深刻 事故続発 原因部品紛失 運転士逮捕(08/02 06:50)
JR根室線で先月22日に発生した特急「スーパーとかち」の発煙トラブルは、やはりJR北海道の
人的ミスが引き金となっていた。1日の同社の記者会見では、特急「北斗」のトラブルの原因解明に
つながる部品を紛失していた可能性も強まった。ずさんな管理態勢と危機意識の希薄さが、
あらためて浮き彫りとなった。
特急スーパーとかちのトラブルは、エンジンの排気弁を調整する部品「ロックナット」の締め付けが
足りず、緩んでいたことが原因だった。「極めて基本的な作業」だが、担当したベテラン社員が
複数のロックナットを固定する際、締め忘れた可能性が高い。
人的ミスはこれだけではない。特急「北斗」で昨年9月と今年4月、先月6日の出火事故・トラブルで
破損したエンジンの燃料噴射ポンプ内の部品「スライジングブロック」。JRは原因究明のため、
9月の破損部品をメーカー側に送付したと説明してきたが、八方手を尽くして探しても所在不明のまま。
事故やトラブルへの場当たり的な対応が続くJR北海道。勤続30年を超えるベテラン社員は
「覚せい剤取締法違反で社員が逮捕された事件を含め、ここまで問題が続くのは組織に緩みが
あるとしか思えない」と頭を抱える。<北海道新聞8月2日朝刊掲載>
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