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福井、「米原ルート」に危惧 北陸新幹線で敦賀以西「若狭ルート」を主張
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路線図
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福井県議会の新幹線・地域鉄道調査特別委員会が13日開かれ、
北陸新幹線の敦賀以西について、関西圏で滋賀県のJR米原駅で東海道新幹線と接続する
「米原ルート」が有力視されている状況を危惧(きぐ)する声が上がった。
嶺南地域の首長や議会などで構成する「北陸新幹線若狭ルート建設促進同盟会」が23日、
13年ぶりに総会を開くなど活動を再開する一方、
関西広域連合が28日の会合で政府へのルート提案に向け協議するなど、
敦賀以西の建設計画をめぐって議論が活発化している。
特別委では、笹岡一彦委員(自民党県政会)が「若狭、嶺南地域は原発停止で疲弊している。
米原ルートになると、いっそう希望を失う。東海道新幹線の代替の意味もない」と
県に若狭ルートの積極的な働きかけを求めた。
これに対し、東村健治総合政策部長は「敦賀以西については、
整備計画で示されている若狭ルートが公式ルート。
議会からも働きかけていただけるとありがたい」と述べるにとどめる一方、
若狭ルートを求める嶺南地域の建設促進同盟会が平成12年以来となる活動を再開することなどを報告した。
敦賀から京都・大阪方面への接続については、関西広域連合が8日、
3つのルート案の建設費などの試算を発表した。
小浜市を経由して大阪につなぐ若狭ルートが建設費9500億円(延長123キロ)、
琵琶湖の西側を通り、京都で東海道新幹線と接続する湖西ルートが
7700億円(81キロ)に対し、敦賀から琵琶湖東岸を通って米原につなぐルートが
5100億円(延長44キロ)と最も費用対効果が高い。
滋賀県は米原ルート案が有利と判断し、今月28日の関西広域連合の会合で県案として提案する方針を示している。