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読売 > 北海道
DMV導入へ「大きな一歩」…国が検討会設置発表 2013年2月5日
国土交通省は4日、線路と道路の両方を走行できる乗り物「デュアル・モード・ビークル(DMV)」の
導入・普及に向けた検討会の設置を正式発表した。活用方法や導入に必要な法改正を、
国、事業者、自治体といった関係者が一堂に会して協議する初めての場となり、これまで
実証実験などに取り組んできた全国各地から「実用化に向けた大きな一歩」と歓迎の声が出ている。
検討会は原則公開で、道内からはDMVを開発したJR北海道に加え、試験走行が行われている
夕張市が参加する。このほか、交通経済や観光政策に詳しい有識者などで構成され、初会合は
6日に東京都内で開かれ、2013年度末までに8~10回開いて意見集約を行う予定だ。
過疎に悩む夕張市は、鉄路の維持に可能性が広がるDMVに期待しており、同市まちづくり企画室の
上田晃弘主幹は「現場でまとめた課題を発言できるチャンス。寄せられる各地の意見も今後の参考に
したい」と話した。観光活性化の点から注目するのは徳島県で、県交通戦略課の秋川正年課長は
「DMVを鉄道の維持だけでなく、地域おこし、定住に結びつけられれば」と語っている。
JR北海道によると、DMV実用化に向けた技術的な課題には、信号などの運転保安システムが
残っている。同社は「営業運行の早期実現に向け、努力したい」としている。
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