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宮城県南三陸町は三陸沖に面した漁業の盛んな町である。ここの取材をナビゲートしてくれたのは
「ふんばろう東日本支援プロジェクト」の渡辺一雄さん、菊池幸子さん、同町で三代続く鮮魚店
「さかなのみうら」の三浦保志社長、そして三浦社長の片腕である嶋津祐司さんだ。
まず午前中は、ワカメの養殖棚に重しとしてくくりつける「サンドバッグ」を浜を回って配っていく。
これは全国のボランティアが手作りしたもので、ひとつひとつにメッセージが入っている。それを渡すと、
潮焼けした漁師さんたちから「涙が出るよ」「ありがとう!」と声をかけられ、ちょっとこそばゆくなる。
サンドバッグが重宝されるのには理由がある。カキの養殖なら3年、ホヤなら数年かかるところが、
ワカメなら数ヵ月から1年で出荷できる。そこで多くの漁師さんが今年だけはワカメ養殖も手がけているのだ。
それにしても、人から感謝されることがこんなにうれしいものだとは!
漁師のひとり、佐藤長治さんのワカメ養殖棚作りも少しだけ手伝わせてもらう。サンドバッグの口を締める
「漁師結び」がうまくできずモタモタしてる記者を尻目に、ボランティアの若い女性たちが
テキパキと作業を進めていく。次回までにマスターしておこうとひそかに心に誓う。(>>2以降に続きます)
ソース:週プレNEWS
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画像:南三陸町の漁師さんたちとサンドバッグ。どうか来年も、おいしいワカメがいっぱい採れますように
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