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国鉄 北海道総局 キハ56-400
昭和55年、急行運用激減を受けて余剰となっていたキハ56を札沼線通勤列車に充当するために改造された形式
車内をロングシートにし、車体中央部にドアを増設した。
ただし、床下機器の関係でステップは下げられなかったため、ステップ無しとなったうえに、キハ22からの廃車発生品のドアを使用した
半自動ドアとなっている(いわゆる「手で開けてください」式)
そうとうな仕上がりとなってしまったが、平地での2エンジン車ということで遅延しがちなラッシュアワーでも遅れ回復が容易となり(この車輛に乗る乗客以外)
好評を持って迎えられた。
JR化後、中央ドアが両開きに改造されたり、クーラー搭載やワンマン化改造などを経て、老朽化により平成17年に廃車となったが、奇しくもキハ56系としては
最後まで活躍したことは、このスレの住人にとっては周知のことであろう。