12/08/25 16:41:01.40 VOFCRA6LI
それは何度か検討されているが、内部の定義付けとして運行面の取り扱いが
難しいこと、そして営業面で利用者への周知を如何にするかが課題とされて
今まで実現せずにきている。
併結する近郊形を特急自由席的な扱いとする超遜色状態も、国鉄時代からの
慣例を考えれば難しく(自由席特急料金をとる根拠が薄く、特急料金不要と
するのはJR他社との営業上の整合性から不可)、併結する特急形の方を快速
の指定席車とするのは、特急でなくなることによる利用者への訴求力低下と
収入減から避けたい。
そもそも、朝ラッシュに線路容量が厳しくなることを見越して、大阪近郊で
遠方から乗り入れる特急を途中から快速に連結してスジを一本化することが
狙いだったため、異なる性質の2列車を都合よく同じダイヤに乗せたとみなす
のが本命とされている。
そこで、列番が違う2列車を一つのスジで扱うことの内部の機械的処理、かつ
旅客案内上において、連結されている2つの列車が片や快速、片や特急とする
ことを利用者が理解してくれるだろうか、という議論で堂々巡りを繰り返し、
その必要性も薄まり現状に至っている。