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北海道新聞 > 地域:道央
バーベキュー列車いかが 安平(07/19 16:00)
【安平】JR追分駅(町追分中央)が8月に開業120周年を迎えることに合わせ、同駅と町が
記念イベントを相次いで企画している。車窓を楽しみながら焼き肉を味わう「バーベキュー
列車」の臨時運行や、同駅舎の歴史を振り返る写真展の開催も。「鉄道のマチ」をあらためて
アピールし、地域活性化につなげたい考えだ。
同駅は1892年(明治25年)8月1日、北海道炭礦(たんこう)鉄道の室蘭線(岩見沢~室蘭)
開通とともに、追分停車場として開業。同年11月に夕張支線も開通し、夕張、空知の石炭を
室蘭方面に輸送する中継地点に。蒸気機関車(SL)の車両基地もあり、追分地区発展の
礎を築いた。
バーベキュー列車は室蘭線開通120周年記念も兼ねた同駅の事業で、10月20日に
臨時運行する。岩見沢発着で追分を経由、萩野(白老町)まで約5時間かけて往復する。
定員は80人で今後、募集する。同駅は9月22日にも記念イベントとして、ホームに120周年を
祝う旗を飾るほか、鹿公園など町内を2、3時間かけて歩く「ヘルシーウオーキング」を行う。
また町も9月22日にさまざまなイベントを計画している。
同駅構内で過去の駅舎などの写真展を開くほか、物産展も開催する予定。さらに同日は
駅前広場に、実物の4分の1のSL「D51 241」も展示。現在、町鉄道資料館近くの倉庫で
保管されているが、SLが走った当時を懐かしんでもらおうと、火入れも検討されている。
小田広明駅長は「追分地区は鉄道とともに栄えたマチ。歴史を振り返るきっかけとなり、地域を
盛り上げることができれば」と話している。(俵積田雅史)
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