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東北新幹線:「はやぶさ」来年3月から時速320キロ 東京-新青森、2時間59分--JR東
毎日新聞 2012年09月05日 東京朝刊
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東北新幹線の高速化計画を進めているJR東日本は、
来年3月のダイヤ改正で最新型「E5系」(はやぶさ)の最高速度を国内最速の時速320キロに引き上げ、
東京-新青森間を最速2時間59分で結ぶ運行方針を決めた。
試験走行を重ね、当初計画の3時間5分を6分以上短縮できると判断。
東京-盛岡間は2時間10分(現行より10分短縮)、東京-仙台間は1時間30分前後(同5分短縮)で運行できる見通し。
開業約30年で東京と本州最北端が2時間台で直結する。
東北新幹線は10年12月の新青森開業当時は最高速度が275キロで、東京-新青森間は最速3時間20分だった。
翌年3月のダイヤ改正で最新型「E5系」を投入し、300キロ運転で同3時間10分にまで短縮。
320キロ運転で、最速3時間5分の到達目標を立て、環境対策と施設整備に取り組んできた。
来年春のダイヤ改正後、E5系の最高速度は大宮-宇都宮間が275キロ、宇都宮-盛岡間は320キロ、盛岡-新青森間が260キロとなる。
現在、E5系は11編成(1編成10両)。9月29日から新たに5編成投入され、東京-新青森間1日15往復のうち11往復がE5系で運行される。
最速列車の停車駅は東京、大宮、仙台、盛岡、新青森。【斎藤正利】