12/09/01 23:49:59.37 TLCsusrk0
東日本大震災:被災の益子参考館に寄付金7400万円 館長に贈呈、再建へ一歩 /栃木
URLリンク(mainichi.jp)
現代陶芸の人間国宝、浜田庄司(1894?1978)が集めた世界の工芸品を展覧する美術館で、
東日本大震災で甚大な被害を受けた「益子参考館」(益子町益子)の再建のため、
美術関係者らが集めた寄付金が目標の8000万円に迫り、30日、浜田の孫で同館長の友緒さん(45)に目録が贈呈された。
額面は7408万8866円。
友緒さんは寄付金で来春までの完成を目指したいという。
同館は9棟で構成。参考館はヨーロッパの家具や朝鮮半島のつぼ、中国・漢の置物など、浜田が自らその目で選んだ工芸品を展示。
民芸ファンのシンボル的存在として町の自慢の建物だった。
だが、震災で浜田から引き継いだ登り窯2基が崩れ、展示室だった大谷石の蔵2棟は壁がゆがみ、屋根瓦が大量に落ちて割れるなどほとんどの建物が被害に遭った。
200点以上の作品も破壊され、被害総額は1億数千万円にも上った。
困窮した参考館の再建のため、昨年7月、日本民芸館長だった小林陽太郎さん(79)が発起人となって再建基金を設立。
建物や窯などの修復に必要な8000万円を目標に募金を始めた。
町内の益子焼作家や町民らも協力。募金箱を置いたり、オリジナルTシャツの販売、作家らによるチャリティーオークションなど、さまざまな募金運動を展開。
若者たちもインターネットで寄付を呼びかけ、海外からも多額の寄付が寄せられたという。
募金は今年7月31日で終了。集まった多くは一般の好意だった。