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鉄道唱歌 豊川橋
1 ここは下町工場の 中に埋もれる廃ヤード 低いガードに挟まれて 鼠の額の駅舎あり
2 かつては駅員居たという 昭和の雰囲気そのまんま いにしえの日の喧騒が 脳裏に浮かぶ木の香り
3 上を轟音響かせて 通過列車は名鉄か 立っては歩けぬその通路 耳を塞ぎてしゃがみこむ
4 両側線路に挟まれて ホームに向かうよ狭い路 電車が隣を走ったら 距離が近すぎマジ恐い
5 ホームに昇って見る眺め 電車が過ぎるよ目の前を 東海道線名鉄と 新幹線も仰ぎ見る
6 どれだけ電車が過ぎたのか ようやく来たよ飯田線 おやおや駅に停まらない いつまで待てばいいんだい
7 ベンチも置けぬ狭い場所 通過列車が来るたびに 柱に掴まり右左 自分が待避しているよ
8 ようやく停まる電車来て 勇んで乗り込むこの旅路 目指すは隣の下地駅 川の向こうに見えている
9 豊川用水放水路 水を取られてやせ細る 豊川橋のその眺め そこここ見かける蜆掘り
10 隣の橋は立派でも こっちの橋は吹きさらし 風が吹くたび停まってる 名鉄電車も容赦なく
11 人が渡れる橋見えず 今の役割渡し舟 この水上になお残る 牛川渡船を思い見ん
12 川を渡りてすぐ停まり 降りるは下地の駅になり 広い構内持て余し どこもかしこも荒れ放題
13 人の営みどこにやら コンクリートと雑草の 広がる荒野を後にして 逃げるがごとく立ち去りぬ
13番まで歌ってしまったがや・・・ 700mの割にはネタが多いぞ