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＜鉄道唱歌 京葉線＞
8
五色に煌めくパレードの 歩みは星の降るごとく
夜会の城に織り成せる 花火は胡蝶の舞ふごとく
9
一夜の明けて舞浜を 再び電車で旅立たむ
進路は西と定めたり 夢の記憶を道連れに
10
倉庫に森に夢の国 変わる景色も面白し
新浦安に着きたれば 天下に聞こへし大団地
11
市川塩浜近づけば 東宮殿下がお妃に
想ひを伝へし鴨場あり いつかは我もあやからむ
12
右の奥には三番瀬 豊かな海辺は戻りつつ
二俣新町過ぎぬれば 南船橋ほど近し
13
湾岸スキーで賑はひし 時代は泡と消へぬれど
レースに一喜一憂の 泡追ふ熱気なほ冷めず
14
新習志野の駅前で およそ揃はぬ物ぞなき
さらには国際水泳場 千葉工大の威容あり
15
いよいよ入れり千葉市内 三州一の都にて
海浜幕張新都心 世界の眼差し集めをり
16
見よ湾岸のスタジアム ここぞマリーンズのホームなり
日本一に輝きし 2010年は忘られず
17
二年に一度咲き競ふ 未来の車を夢と見て
幕張メッセのその後は アウトレットを華と見ぬ