12/08/17 17:50:16.65 bMkubtWa0
>>581-583
それより、京急車がうるさい理由は、モーターがいわゆる
「外扇」構造を採用していること。京急の車両は600形までは
2000形を除くと全て「外扇」構造のモーターを使い続けた
結果、騒音の大きい車両が増えたというのが最大の理由か。
一方の京成は最大の騒音源である冷却ブロアをモーターの
内部に直結したいわゆる「内扇」構造で通してきているから、
古い車両でもモーター音が静か、という理由ができている。
それはJRの205系や211系などでも同じことが言える。両形式共
国鉄時代は冷却ブロアがモーターの横につく「外扇」構造を
使用していて、走行音が103系、201系のように騒音が目立った。
その結果、民営化されてから、冷却ブロアの位置を変更し、
更に構造も若干変更することで騒音が大幅に下がった「内扇」
構造が採用され、以降のJRのモーターのベースとなった。
なお、1970~90年代の車両はどこも「外扇」構造が殆どで、当時
「内扇」構造を採用したのは京成と小田急くらいしかなかった。