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津波想定しJRが避難誘導訓練 - NHK北海道のニュース 05月25日 19時00分
東日本大震災で鉄道の津波対策が課題となるなか、JR北海道は、25日、道東の
白糠町で津波を想定して、列車の乗客を高台まで避難誘導する初めての訓練を行いました。
訓練は、海に近い白糠町のJR根室線を普通列車が走行中、大津波警報が発表されたと
いう想定で、列車を最寄りの駅に止めて乗客を高台の避難場所まで誘導するというもので、
乗客役の社員など、あわせて100人余りが参加しました。
列車が白糠駅に到着すると、車掌が海とは反対側のドアを開けて、はしごをかけ、乗客
一人一人を線路の上に降ろしていきました。
このなかで、足に障害のある乗客がいたと想定して、先に降りた乗客が列車の外で待ち受け、
両足を抱えるようにして担架に移していました。
そして、およそ500メートル離れた高台の避難場所まで乗客を誘導していきました。
JR北海道では、これまで、地震のときの列車の緊急停止などについては手順をまとめて
いましたが、津波を想定した具体的なマニュアルはなく、津波の訓練はこれが初めてです。
JR北海道釧路支社の白川富規技術次長は「より迅速な乗客の避難誘導のために、きょうの
反省点を検証して今後の津波対策に役立てていきたい」と話していました。JR北海道は、
津波警報が出た場合には、津波で浸水が想定される区域には列車を進入させないなど、
津波に備えたマニュアルを年内にもまとめたいとしています。
URLリンク(www.nhk.or.jp)