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読売 > 北海道
「トンネルで脱線」想定、JRが訓練 2012年2月23日
(※訓練現場の画像あり)
占冠村のJR石勝線・第1ニニウトンネルで2011年5月に起きた特急列車の脱線炎上事故を
受け、JR北海道は22日、栗山町の室蘭線・新栗山トンネルで列車事故総合訓練を行った。
冬季の事故を想定し、防寒シートを用意したほか、避難する乗客をより早く運ぶ手段として
列車を初めて使用し、誘導の手順などを確かめた。
訓練にはJR北海道の社員をはじめ警察、消防など計約310人が参加。長さ1053メートルの
同トンネルを走行中の臨時列車(5両編成)の先頭車両が脱線、火災が発生したとの想定で、
車掌らが乗客役の同社社員らを最後尾から列車の外へ誘導した。トンネルの外まで歩いて
移動した乗客らの容体を確認し、防寒用のアルミ製シートや毛布を支給した。
トンネルの外には、全乗客が避難してから約30分後、最も近い栗山駅からの救援列車(4両編成)が
到着。乗客たちは誘導に従い、非常用はしごで列車内に乗り込んだ。
訓練後、JR北海道の小池明夫社長は「救援列車は比較的にスムーズだったが、バスも併せて
手配するなど、一つに頼らないことが大事。防寒シートを整備するなどの寒さ対策も、さらに検討
したい」と述べた。
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