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トンネル火災想定 JRが訓練 - NHK北海道のニュース 02月22日 19時09分
寒さが厳しい時期の特急列車の事故と火災を想定したJR北海道の訓練が栗山町のトンネルで
行われ、乗務員が乗客の避難誘導と寒さへの対策を確認しました。
訓練は、去年5月に石勝線で起きた特急列車の脱線と火災を受けてJRが定期的に行っていて、
今回は、避難する乗客を寒さから、どう守るかについても検証することになりました。
栗山町にある室蘭線の新栗山トンネルで行われた訓練には、車掌などの乗務員のほか、乗客に
扮して参加した社員を含め、200人が参加しました。
はじめに、車内で白煙が確認されると、火災の発生が放送で乗客に知らされたあと、車掌と運転士、
それに車内販売を担当している客室乗務員が連絡を取り合いながら、乗客の避難誘導にあたり
ました。このあと、乗客はトンネルの事故現場から出口までのおよそ400メートルを10分ほどかけて
避難し、さらにトンネルの外で30分ほど乗客を安全な場所に運ぶ救援用の列車を待ちました。
避難する際、乗客には防寒対策として、風よけの銀色のシートや毛布が配られ、一定の効果が
確認されたとして、列車の備品の1つとして検討されることになりました。訓練のあと、JR北海道の
小池明夫社長は「乗客の寒さ対策は今後の大きな課題と感じた。吹雪や大雪の際に、どのような
対応ができるか検討したい」と述べました。
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