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読売 > 徳島
阿佐東線DMV試乗会 2012年2月11日
(※現地の車両の画像あり)
徳島、高知両県などは10日、徳島県南部の第3セクター阿佐海岸鉄道の「阿佐東線」
(海陽町―高知県東洋町、8・5キロ)に導入を予定している道路と線路を走る
「デュアル・モード・ビークル(DMV)」の有人デモンストレーション走行を始めた。12日まで。
(畑中俊、中谷圭佑)
DMVはJR北海道が2004年にマイクロバスをベースに開発し、将来の実用化を目指している。
一方、阿佐東線は年間の平均赤字が6000万~7000万円に達し、集客に苦戦している。DMVは
地域の交通手段を守る、集客アップの起爆剤として期待されている。
有人の走行実験は北海道を除くと全国で5例目。同県などが事前に全国募集した試乗モニターは
定員126人に対し、全国から556人が応募する人気だった。
10日朝は両県の関係者ら21人が試乗。最初はバスとして、午前9時20分に宍喰駅(海陽町)を出発。
国道を約30分走行して20キロ離れたJR牟岐駅(牟岐町)に到着した。ここで道路から線路に入り、
バスのタイヤから鉄道の車輪に切り替える「モードチェンジ」では、詰めかけた鉄道ファンらが一斉に
カメラのシャッターを切った。その後、DMVは線路上を30分運行し、12キロ離れた海部駅(海陽町)に
着いた。
試乗した飯泉知事は「渋滞対策にも活用できるし、中山間地域ではバスとして集落を結んで走ることも
できる。今必要な夢の乗り物で1日も早い実用化を目指したい」と話した。
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