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読売 > 北海道
JR混乱打つ手なく 空知大雪、特急午前2時札幌到着 2012年2月10日
8日未明から続く大雪で、道内の交通機関は大幅に乱れ、8日朝に網走駅を発車した
特急「オホーツク2号」が約20時間かかり9日午前2時過ぎに札幌駅に到着するなどJRは、
長距離を中心に大幅に遅れる列車が出た。大雪をもたらしている冬型の気圧配置は、
11日頃まで続く見込みで、石狩北部や南空知などでは特に注意が必要という。
今回の局地的な大雪は、強く降ったり、やんだりを繰り返した。JRの長距離列車の場合、
行き先の天候を予想しきれず、JRは「悪天候になりそうだからという理由で安易に運休できない」
ため、途中駅で足止めされるケースが出ているという。
オホーツク2号は8日午前6時23分に網走駅を発車。通常ダイヤなら約5時間15分で到着する
予定の札幌駅に、日付をまたいで9日午前2時21分に着いた。同列車はほぼ満員の約350人が
乗車。旭川駅には予定通り到着したが、その先の岩見沢方面の天候悪化で、約14時間足止めと
なった。JRは、バスによる代替輸送も検討したが、道路状況も悪く断念したという。
JRでは、8日にも札幌発旭川行きの特急「スーパーカムイ3号」が、吹雪による視界不良で
午前8時20分過ぎに上幌向―幌向駅間で停車。その間に線路に雪が降り積もり、除雪車も
出動できず、乗客176人を乗せたまま立ち往生した。乗客は約8時間後の午後4時50分頃に、
代替バスに乗り換えた。
JRの運休は、8日に今冬最高の240本、9日も朝を中心に特急列車など41本が運休した。
札幌管区気象台によると、9日午後5時現在の24時間降雪量は石狩市厚田区や美唄市などで
29センチ、新篠津村で27センチ、岩見沢市で19センチとなっている。
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