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暴風雪：特急立ち往生 乗客１７６人、車内に８時間－－北海道・岩見沢 2012年2月9日 北海道朝刊
（※見出しとJRの箇所のみ）
北海道内は８日、空知と石狩北部を中心に局地的な暴風雪となり、ＪＲ函館線や学園都市線など
の一部で運行を見合わせた。岩見沢市の幌向－上幌向駅間では札幌発旭川行き
特急スーパーカムイ３号（５両編成）が午前８時２０分ごろから立ち往生。乗客１７６人は約８時間後の
午後４時２０分過ぎ、ＪＲが用意した代替バスに乗り換え、移動した。
ＪＲ北海道によると、列車は吹雪で視界が５０メートル以下になったため運転を停止。代替バスの
手配を午前９時ごろから始めたが、道路の渋滞で到着に時間がかかった。さらに安全に降車できる
場所まで列車を動かそうとしたものの線路内の除雪が追いつかず、時間を要してしまったという。
札幌管区気象台によると、岩見沢市の８日夕までの降雪量は２８センチ。午前９時半ごろに
最大瞬間風速２０・３メートルを観測した。ＪＲはこの日、同列車など特急５１本を含む２３１本が運休。
美唄駅で一時停車した普通列車が最大約１４時間遅れるなど、約４万５０００人に影響が出た。
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