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東北、九州新幹線の騒音対策を=一部で基準値超過-環境省
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環境省は16日、2010年12月に開業した東北新幹線八戸-新青森間と、
11年3月に開業した九州新幹線博多-新八代間で行った騒音に関する環境基準調査の結果を公表した。
東北新幹線では2地点、九州新幹線では5地点で基準値を超えており、
同省は国土交通省と沿線自治体に対し、騒音対策を要請した。(2012/02/16-16:27)
九州新幹線・博多~新八代間沿線騒音測定結果を公表
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環境省は、平成23年3月12日に開業した九州新幹線・博多~新八代間沿線の78か所で騒音を測定し、その結果を公表した。
昭和50年に定められた、新幹線鉄道騒音についての環境基準では、地域類型別の騒音基準値と達成目標期間が
設定されており、騒音基準値は住宅地域(Ⅰ類型)で70デシベル以下、商工業地域(Ⅱ類型)で75デシベル以下、新設の新幹線の
達成目標期間は「開業時に直ちに達成し、維持するよう努める」とされている。
今回の測定結果では、商工業地域にあたる測定地点7地点では環境基準値をすべて下回っていた。
また、住宅地域にあたる測定地点71地点では、66地点で環境基準値を下回ったことから、全体の環境基準達成率は94%となった。
なお、これらの結果を踏まえ環境省では、新幹線事業を所管する国土交通省及び福岡県、佐賀県、熊本県及び福岡市に対して、
可及的速やかに環境基準達成が達成されるよう要請を行った。【環境省】