12/02/16 00:40:17.14 8MOg9t+Hi
食べて応援!頑張れ日本!
若い力、トマトに結集
浜辺から約1キロの若林区井土地区で、10代以上続く農家に生まれた。宮農短大を卒業し、茨城県で1年間修業した後に家業を継ぎ、
2004年には農業関連会社「六郷アズーリファーム」を設立。ラジコンヘリによる肥料や農薬の散布、地場野菜の業務用卸を手掛け、経営は軌道に乗った。
農業界はもちろん、食品業界にも人脈を広げ、こつこつと築き上げてきたものを、震災は容赦なく奪い去った。
ファームを一緒に切り盛りした弟の由樹さん=当時(29)=を亡くし、自宅も田畑も黒々とした濁流に沈んだ。世話になった多くの人々も犠牲になった。
悲しみと悔いを背負い、それでも前を向いた。
「何もかも流されたからこそ、可能性や選択肢が広がっている。次の世代に引き継げる面白い農業に転換しなければ」
そう心に決めた菊地さんに昨年4月、取引先から思わぬ話が舞い込む。
外食チェーンのサイゼリヤが1億円を出し、関連会社の白河高原農場(白河市)の指導でイタリア料理に欠かせないトマトを育て、出荷してほしいという提案だった。
詳しく聞くと、海水をかぶった農地でも問題ない培地を使った養液栽培を導入するという。
URLリンク(www.kahoku.co.jp)