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修学旅行生が仮設住宅で雪かき
震災や原発事故の影響を受けている福島県のために何か役に立ちたいと、茨城県から修学旅行で猪苗代町を訪れている
中学生が、仮設住宅などで雪かきのボランティアを行いました。
雪かきのボランティアを行ったのは、スキーの修学旅行で猪苗代町を訪れている茨城県那珂市の第一中学校の1年生115人です。
生徒たちは3日、町内の4か所に分かれて作業にあたり、このうち原発事故の影響で、双葉町の町民が避難生活を送っている
仮設住宅には、29人が訪れました。
生徒たちは、雪かき用のシャベルなどを使って敷地内に高さ1メートルほどにまで積もった雪を取り除いていました。この学校では、
毎年この時期にスキーの修学旅行を実施していますが震災と原発事故を受け助け合うことの大切さを学んでほしいと考えて
ボランティア活動を実施したということです。雪かきをした茨城県の男子中学生は、「被災者の皆さんのために、
ひとつでも役に立てることがあれば、一生懸命やりたいです」と話していました。
仮設に住む51歳の女性は、「修学旅行の短い時間の中で、ここを選んで手伝いに来て頂いて、本当に有難いと思っています。
慣れないスコップを頑張って使っている姿を見ると、本当に嬉しいです」と話していました。
URLﾘﾝｸ(www.nhk.or.jp)