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岩泉線も廃線になり、
次の廃線対象は弘南鉄道大鰐線かな。
弘南鉄道大鰐線：存続へ意見交換 弘前市内沿線町会長集め ／青森
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十和田観光電鉄の３月末廃線などローカル鉄道を取り巻く厳しい状況を打開するため、
弘南鉄道大鰐線（中央弘前－大鰐）の弘前市内の沿線町会長を集めた初の意見交換会が２７日、市役所で開かれた。
同社によると、大鰐線利用者数は１９７４年度の３８９万８０００人をピークに年々減少し、
１０年度は６２万５０００人、１１年度見込みは５６万２０００人と「下げ止まらない」（下山敏則常務）。
経常収支は料金値上げ効果があった０９年度を除き０２年度から赤字続きで、
今年度も通学利用の減少が響き、１月末現在の運賃収入が前年度同期比８５０万円減という。
この日、沿線３０町会のうち出席した１８町会からは「経営効率化で無人駅を増やし、
便数を減らし、最終電車を早めたが、それが使い勝手を悪くしている」といった批判や
「将来廃線も考えなくては」との冷めた声も聞かれた。
一方で「弘前の中心市街地、土手町がさびれたのが原因。
発着駅・中央弘前駅の魅力が薄れた」「ＪＲ奥羽線が雪でマヒする中、大鰐線は定時運行している」
「全線均一料金の２００円にしたら」などの意見や提案も出された。
下山常務は「検討の余地がある意見を承った」。市は「バス路線の見直しや商工観光との連携など、
トータルな視点から鉄道維持を図りたい」と話した。【松山彦蔵】