12/01/30 20:09:04.10 toq4TRr60
JR四国サービス部門新設へ
1月16日、JR瀬戸大橋線で快速列車が動けなくなったトラブルを受けて、JR四国は、非常時に乗客の対応にあたるサービス部門を新たに設置することになりました。
これはJR四国の泉雅文社長が30日の定例会見で明らかにしたものです。
会見のなかでまず、泉社長は、「お客様に大変な迷惑をかけた。二度とこのようなことがないように組織を挙げて再発防止に努めていきたい」と陳謝しました。
その上で、「けが人が出るなどの最悪の事態は免れたが、客への対応が十分ではなかった」と述べて、非常時に乗客の対応にあたるサービス部門を新たに設置することを明らかにしました。
1月16日、JR瀬戸大橋線で起きたトラブルは、高松発岡山行きの上りの快速列車「マリンライナー」が、香川県内の瀬戸大橋の手前の高架橋の上で、電気系統のトラブルのため動かなくなり、
乗客140人がおよそ5時間にわたって車内に取り残されたものです。JR四国で調べた結果、トラブルは車体の屋根にある絶縁用の「碍子」と呼ばれる部品に塩分などの汚れが付着し、絶縁の効果が薄れて、ショートしたことが原因だと特定しました。
このため、JR四国では同じ形の18両の車両すべてで絶縁用の部品を電気を通さないゴムのホースに2月末までに取り替えることにしています。
JR四国によりますと、同様のトラブルは、JR四国の別の車両で平成4年に起きていたことがわかっていましたが、JR西日本の今回と同じ形の車両で、平成16年にも起きていたということです。