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青い森鉄道が新造車両導入へ
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青い森鉄道が新造車両のベースとするJR東日本のE721系(JR東日本提供)
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青い森鉄道(本社青森市、小林巧一社長)は27日、本年度から2015年度までの中期経営計画を発表し、
新造車両2編成計4両を導入することを明らかにした。計画では収支改善を進め、
4年間で計約5億円の線路使用料を県に支払う目標を掲げた一方、引き続き毎年5億円前後の減免(=公費負担)を受けなければならないとの厳しい予測も示した。
中期経営計画や新造車両購入は、同日青森市のねぶたの家ワ・ラッセで開かれた臨時取締役会で承認された。
同鉄道は現在9編成18両を保有するが、大半はJR東日本からの譲渡で、
新造車両の導入は02年の八戸-目時間開業に際して以来となる。同社のE721系をベースとし、価格は1編成4億2千万円。
1編成は購入、もう1編成はリースとなる。低床化され、ドア部分にステップがない構造で、
車内トイレも車いすがスムーズに動ける空間を設ける。
新車両の投入は、14年3月予定の筒井地区新駅(青森市)開業に合わせた輸送力増強などが目的。
13年12月をめどに新車両の引き渡しを受け、試運転を行って同駅開業に間に合わせる。
また、現在は通常列車の一部や増発列車についてはJRの車両で対処しているが、
新車両の投入でJRへの車両使用料の支払いも減らせるという。
小林社長は取締役会後の会見で「新造車両導入は経費削減面で効果がある。
計画期間以降の削減効果はさらに大きい」と強調した。