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JR東日本 E16系客車
東北新幹線新青森開業により、東北新幹線の利用者は爆発的に上昇し、平日でも満席の列車が
珍しくない状況になっていた。しかしながら、東京~大宮間を上越・長野新幹線と共用しているという
事情もありこれ以上の増発は難しく、編成増や大宮発着の列車の新設など打てる手はうっていた。
が、乗客の中に「大人の休日倶楽部」などの割引客が多いこと、そしてそれらの人たちは特に急ぐ
こともないことから、逆に新幹線から在来線へ誘致することにより新幹線の混雑緩和を狙う目的で
在来線に専用の特急列車を新設することになり、そのための魅力ある車輛を製造したのが本形式である。
個室主体の5両編成の分散電源方式の客車とし、上野~青森間の昼行列車として登場した。
スハテE16:密閉式展望サロンのある、ハイデッカー式普通座席車で、6両分の電源を搭載している。
オロE16:2人用グリーン個室車で、客室内のコネクトドアを開放することにより4人用にすることもできる。
オロE17:2人用グリーン個室と車販カウンターがついた車輛
オイロフE16:2人用グリーン個室と、最後部に「グランクラス」と命名された展望個室がついた車輛で、グランクラスを「イ」
表示にしている。
牽引機はEF510で、「豪華寝台カシオペアの昼版」と言う触れ込みでの登場により、人気の高い列車になった。