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JR東日本 大井川鐵道 旧客トレード計画
東日本大震災復興支援企画としてC57-180のばんえつ物語号用客車と
JR西日本のSLやまぐち号用客車の交換トレード運用企画を成功に終わらせたJR東日本は、
同じくSL及び旧型客車を使う大井川鐵道に旧型客車のトレードを持ちかけた。
JR東日本が狙ったのは現在財団法人日本ナショナルトラスト所有のスハフ43型2両である。
なぜスハフ43かと言うと、JR東日本は先にC61-20を復元させた。これは元々
東北本線盛岡以北の主力機で、大鐵のスハフ43は東北本線栄光の特急「はつかり」の塗装を纏っていたのが
決め手となったからである。
そこでJR東日本は自社の旧型客車と引き換えに大井川鐵道のスハフ43を
トレードすると言う前代未聞の交渉に入った。
しかし大鐵は交換車両に東日本が保有する現存する唯一の32系である
スハフ32-2331とスハフ42型又はオハ47型を示し、難航した。
当初はオハニ36型も挙がったがこれは大鐵も所有しており拒否され、
スエ78型は唯一の戦災復旧車70系の血を引いてるが救援車で客が乗れず論外。
粘り強い交渉の結果東日本はスハフ42型2両を、大鐵はスハフ43型2両に
小倉工場製ジル ヘッダーなしの珍車オハ35-149も加えた2対3のトレードに同意する。