11/09/25 18:08:25.37 S40crmxT0
>>485に続く平行世界もの
◎JR東日本511系交直流近郊形電車
登場年 1991 車種 クモハ511(Mc) モハ510(M') サハ511(T) クハ510(Tc')
○北関東にて成田線、常磐線、東北本線、高崎線、八高線を串刺し連絡する改正鉄道敷設法別表の土飯線などを基に
圏央道に類似する変更経路で以て着工された坂東(ばんどう)線が国鉄末期の80年代に地方交通線として全線開業。
1992年の春のダイヤ改正での坂東線の全線電化(地磁気観測所影響圏内交流)、並びに常磐線と山手貨物線の連絡線
(三河島~田端~中里分岐点)完成で以て常磐線に池袋発着の列車追加に伴う必要車両数増加に対し、
415系1500番台の増備ではなく、511系が新造投入された。
走行システムに関しては、界磁添加励磁制御の211系を土台に変圧器や整流器等の交流電化区間走行用機器を追加し、
651系と同様に交流区間でも回生ブレーキ使用可能として省エネ効果が得られるものとして設計。性能は211系に準拠。
M'にパンタグラフを搭載し主変圧器や主整流器などのAC20KV50Hz区間走行用機器を集約、Mcに主制御器等を。
台車はボルスタレス。
車体は、運転台後部以外の全ての戸袋窓を省略した719系に準拠し、半自動ドア準備、ドアステップはない。
接客設備は、719系のクロスシートの配置が集団見合い形のセミクロスシートを踏襲するが、
混雑緩和の為、通路両側をクロスシートとせず、通路を挟んで一方が扉間セミクロスともう片方が扉間オールロングの、
中央ドアを点対称とする千鳥式配置。
Tc'に和式便所。
車体帯は415-1500に準じるが区別の為に先頭車貫通扉と乗務員扉が赤一色。
McM'TTTc'→上野/池袋、の五両編成を単位とする。415系とは混結せず。91年度落成後常磐線中電に10~15両編成で就役。
2007年に常磐線中電の主役がE531系への交代に伴い、415-1500と共に常磐線中電上野池袋口から撤退し、
坂東線、水戸線、常磐線茨城県以北の運用に就き、冬期には半自動ドアを発揮。