11/09/24 15:24:46.65 KXpcyPCW0
>>415 >>443に続く平行世界もの
◎日本国有鉄道大連総局 JR大連
○中ソ対立の影響で中国共産党支配下の中国(中共)は日米との国交正常化を模索、1972年日本との共同声明に署名。
翌年、中共の独裁者毛沢東は「日本軍が蒋介石の国民党軍を徹底的に潰したお陰で我々共産党は天下を取れた!」と、
日本に再び関東州(遼東半島の旅順・大連一帯)の99年期限の租借権を与えた。
これは、毛沢東は文化大革命で無数の自国民―特に実業家や技術者等の知識人―を虐殺し過ぎて中国の国力が大きく
低下した上に、中ソ戦争でソ連に惨敗し、現実的な富国強兵を急いで迫られ、
蒋介石と同様に日中戦争の賠償を放棄した手前、復興資金欲しさに、日本から金を得るには、日本に再び関東州を貸して、
日本に開発してもらい、日本から賃貸料収入を得て、「我々中共が収穫すればよい!」というものであった。
これにより、1979年、中共の領土だが日本が準排他的に統治する大連租借地が誕生。
租借地の範囲は戦前の日本の外地としての関東州に該当し、日本は再び満州の玄関口大連に戻ってきた。
だが、日本の対中外交の手枷足枷となる。
租借地内の人口で圧倒的多数を占める先住民は中国籍のままで日本への参政権は無い。
大連租借地内の鉄道は、日本国有鉄道が承継し、鉄道管理局として大連総局が発足。
大連と長崎に鉄道連絡船就航。
北の香港になるとの予測により、中国国鉄が直通する既存の標準軌の路線とは別に、域内に閉じた通勤用の路線網を
日本本土と同様の狭軌等の在来線規格で以て整備。
中国大陸に東京圏と同様のDC1500Vの国電ネットワークが誕生。
大連の国電の大半の列車にはグリーン車を連結、日本人と中国人の所得格差により実質日本人専用車。
87年、国鉄分割民営化によりJR大連が発足。
日本と中国の経済発展により大連は香港並に大いに発展し、JR大連も潤う。
が、しかし、90年代から、東欧諸国の共産党一党独裁政権の崩壊やソ連崩壊の影響で中国共産党独裁の正当化目的に
反日政策を実施され、香港返還もあって、大連の早期返還要求運動が起き、
JR大連は投資をJR西並に控えるようになり、現在も旧国鉄の車両が活躍中。