11/05/29 10:29:56.04 CoRGBcjUO
国鉄 14系14型500番台
寝台車の軽量化を図るべく20系900番台(>>150)後の1976年に試作された
アルミニウム車体の試作車である。
残念ながらA寝台のオロネ14及びB寝台オハネ14はギリギリの重量上ナ級には
ならなかったが、スハネフ14は軽量化によりオハネフ14とオ級に下げられる事に
成功するなど一定の成果を得た。
当初は東京配備で「いなば」(後に「出雲」3・2号)「紀伊」で使われたが
後に尾久へ移動して「北陸」などで使われた。
なお当初は無塗装に青帯だったが、後に14系14型と同じ塗装にされてしまい
見分けが全くつかなくなってしまった。
なお最初はクリーム帯ではなく車体地肌をマスキングして帯にしたが
後にクリーム帯に揃えられている。
「北陸」廃止後に廃車される予定だったが、アルミニウム車体の耐候性から
青森に移動して「日本海」で最後の活躍をしている。
なおオハネ14の3両が「北斗星」用オロネ25型に改造
されるなどしたため14型との混結となってしまった。
また1編成しかないために24系25型との交互運用となってしまった。
当初「あけぼの」に使う計画もあったが、新聞輸送の荷物が運べず、荷物車がある
24系25型で賄えるため使われなかった。