君のセンス5段階+αで評価するよ[vol.102]at POEM
君のセンス5段階+αで評価するよ[vol.102] - 暇つぶし2ch100:名前はいらない
12/04/12 01:35:01.62 kAWpN1KI
>>57
ふむ。これは非常に官能的かつ反社会的なメッセージがこめられた
非常に実験的なポエムですね

世界の全事象はメタファーで形成されているという
アブライトハミングの格言に乗っ取ってこのポエムを読みほどくと
あなたが握る「蝋燭」は男性器。
つまり男根を表しているわけですね?
そして「新しい煙」、これはもちろん、精子。
つまりカウパー液を暗示していると。
そしてこのポエムの「私」は他人と身体で繋がることでしか
自分見いだせないほどの自我の欠落を抱えている。
その自我の欠落を埋めるために精液を音をたてながら飲み干す
そんな現代社会が抱えるコミュニケーション破綻の実像を
非常にフレキシブルな手法で示してあって大変素晴らしいのですが
このポエムの革新性はそこではありませんね?
そう、この「私」は男根のある男性でありながら
黒いシャドウを施している。つまり、女装癖がある。
そして,相手は勿論、男装癖のある女性。
これは非常に倒錯した性と性との絡み合いによって
性の解放を訴えた、かなり意義のある作品です
これは文句なしに Aですね 素晴らしい。

101:名前はいらない
12/04/12 02:05:13.38 kAWpN1KI
>>58
とても豊かな感性に
どこか物悲しさを漂わせた色彩を感じさせる文体
これは非常に良くできたポエムだと思います

形而上学的にこの詩を読み解いていくと
牧歌的なイメージの連なりを想起させられますが
それは、作者が作品に深みを与えるために仕掛けた罠あって
作品の意図に反しているのです。
そうです。冒頭に挙げた通り、この詩から伝わるのは物悲しさ…
そう…、この詩の書き手はすでに、この世から去っているのです
つまり、これは死者、つまりこの世に未練を残した
一人の霊魂の視点で描かれた詩なわけです
愚かな人間である私達は失してから、やっと大切なモノに気付く
出逢い…その大切さを
今、生活している我々はついつい見落としてしまっている
この書き手は亡くなり 霊魂になって
誰とも出逢う事が出来なくなった孤独の淵で
やっと、その事に気付いたわけです
文末での君に恋を訴える霊魂の哀れな表情が頭から離れません
震えるほど素晴らしい作品だと思います
これは文句なしにBですね

102:名前はいらない
12/04/12 02:34:52.45 kAWpN1KI
>>60
ふふ。これは思わず
笑みがこぼれてしまう引用を施した知的な作品ですね。
ハルマハルと言うのはニーチェの
ツァラトゥストラⅠの第三部「救済と有益者達」での
背面的世界論者と愚者、とのやりとりに担ぎ込まされた商人の名
そして,ハラルマハルはその仲裁に割って入った僧侶の名ですね
私もあの件は非常に興味深く読んでいました
ある日突然、商人の頭に桜の木が生え、それを巡って愚者達が争い
悲運にくれたハルマハルが自分の頭に生えた桜の木に
縄を掛け首を吊るといったとても不条理な一節です
最後の最後まで僧侶であるハラルマハルは彼を説得したのですが
背面的世界論者の前では信仰はあまりにも無力で
絶望した僧侶ハラルマハルは自分も首を吊ろうと桜の木を探すが
一向に自分の頭から桜が生えてこない…仕方なく…
とオチの説明までする必要はありませんね。失礼しました
確かにこの話のオチは傑作で
春の陽気さを訴えるにはもってこいだと思います
引用するのにもやはり作者のセンスというのは不可欠で
あなたのセンスは申し分ないと思います
僭越ながら評価させて頂くなら、やはりこの作品は D-ですね。ありがとう御座いました

103:名前はいらない
12/04/12 13:05:35.83 NoWBbQd9
テニスをしている。
海がなっている。
その傍らで緑色をした悲しみが何か笑っている。

死んだ幼馴染と酒を飲んでいる。
ぼんやりと滑り台が見える。
そのすみにうずくまった少年は震えながら銀河を見つめる。

ふとそのスプーンをみてみるとその先にはドリルと宿題。
そこに内包される物質に自己投影してみる。浮かび上がるのはカヌー。
爪を切る音が近づいてきて終わる世界の住人・もしくはそれいがい
1942年の新聞紙を広げ、そこで開かれる宴のなかには、
2059年に人類で初めて宇宙へいった男がいた。

3畳半の部屋にトートバックと湯呑茶碗とモデム。
女が住んでいる。

玄関の張り紙をめくるとそこに笑顔

104:ヒグマ ◆JfqS5yrP86
12/04/12 15:11:44.86 aPMMwVj/
僕の中では今一つな作品なのですがどうでしょうか?

『否定』

大声をあげて否定した
空回りな声は惨めな僕ね
砕いたガラスは大事なもので
泣きながら心臓を切り抜いてゆく
自動化されたナイフは僕の
血の色濁っているね

大声をあげて否定した
先送りな声は無惨な僕ね
砕いたガラスは大事なもので
鳴きながら真ん中を切り抜いてゆく
自動化されたナイフは僕の
眼の色濁っているね



105:名前はいらない
12/04/12 15:26:44.35 aPMMwVj/
>>103
トートバックって響き、魅力的な語感を感じますよね(´∇`)

バックとバッグで悩みどころですが…

106:名前はいらない
12/04/12 15:56:18.55 NoWBbQd9
>>105
ありがとうございます。
なんの疑問も持たずに“バック”としてしまいました…
バッグが一般的のようですね。もっと丁寧に作ってみます。

107:名前はいらない
12/04/12 17:19:07.63 aPMMwVj/
>>106
双方を比較検討した上で自分がバックの方がいいと思ったならバックでもいいと思いますよ

僕はバック派です。発音し易い(´∇`)

108:青い夕陽の ◆2vgU3wu0Gmy.
12/04/12 17:27:12.47 Pawr7C8o
「蝶々」

みどり、あお、きいろ

フワッ

はな、つち、ちょうちょう

あっ

ひとつ、ふたつ ひとつ

とんでいく

あお、しろ

黄色

蝶々

109:名前はいらない
12/04/12 17:59:41.75 Yo63jOHM
>>107

103です。
なるほどですね。
少し難しく考えてしまったかもしれません。
アドバイス、ありがとうございます!

110:名前はいらない
12/04/13 00:22:40.66 h0vsQbyP
「あおいめ 」


「静かな水のしたたりから始まる

朝のはじまりを後悔してる心臓 」

私の笑顔は増えるけど
あなたのアザは消えてない

怒られるまで探した
夕闇に隠れてる君の秘密を

てさぐり砂のなか腕を突っ込んで
見つけたのは青い君の顔


「パズルが流れ落ちてゆく
もう一度はじめからにしてくれ 」


きみの涙流れ落ちてゆく
だから
青い目になったんだよね

君は とても
青い青いひとみ


111:名前はいらない
12/04/13 04:07:19.24 vGZPLU9C
「まなざし」

降りしきる雪の中
少女達は亡霊のように歩く
悲しみの行進のように
足元もおぼつかない

雪は
止みません

寒さの中で
少女達の笑い声は
雪に吸い込まれる
キラリとした瞳は
蒼い深遠
無垢な吸引力で
僕を見据え
眼差しを突き刺す



まっすぐだったラインは

やがて曲線を描き

コントロールできる喜びに変わる

エッヂはやさしく雪を捉え

穏やかに削りとる



「我慢できないよぅ、おしっこちびりそう」

悪戯っぽくキラリ輝く
ほのめく青い匂いに
ボクは、
さよならっ!と言うと
思いっきり元気に手を振ってくれた

112:名前はいらない
12/04/13 09:40:21.01 Q7J17ZFO
ヤバイよ
言論の自由がなくなる「人権救済機関設置法案」が20日可決される
ここで外人の悪口書いただけで逮捕されるかも
阻止の協力して

総理宛に請願書とか、地元の国会議員、特に法務委員に
この法案に反対ってFAX、電話、メールとか事務所に乗り込んで抗議する
地元の有権者であることがわかるように消印やFAX電話が重要
それから内閣とか法務省や自治体、政党にも抗議

↓詳しくは
【政治】人権救済機関設置法案、20日閣議決定で調整
スレリンク(news2板)

日本人には一度でいいから見てもらいたい動画
URLリンク(youtu.be)

113:名前はいらない
12/04/13 17:47:00.22 BGRmB6GW
>>104
『否定』

大声をあげて否定した   >なにを否定したんだろう?
空回りな声は惨めな僕ね   >うーん?
砕いたガラスは大事なもので  >ガラスのハートってやつですか?
泣きながら心臓を切り抜いてゆく  >なにで心臓は切り抜かれているのかな?
自動化されたナイフは僕の    >--
血の色濁っているね     >うーん・・・。

大声をあげて否定した
先送りな声は無惨な僕ね
砕いたガラスは大事なもので
鳴きながら真ん中を切り抜いてゆく
自動化されたナイフは僕の
眼の色濁っているね

 >自分で自分を否定したってことですか?
 痛みは伝わらない。「こんな惨めな僕を見て」、という被害者意識を植え付けたいのでしょうか?読者に。
 うーん、これは詩ではないですね。自分が苦しんでいる姿を人に見てもらって何を訴えたいのですか?
 これを見せて、読者にどう思ってほしいのですか?何を否定したのか書かれていませんので読者の想像にまかせることになってしまいますが。
 自分が何を否定しているのか?
 自分が他人から何か言われてその言われたことを否定しているのか?
 自分で自分を否定しているのか?
 自分が他人を否定しているのか?

114:113のつづき
12/04/13 17:50:40.84 BGRmB6GW
ここの文章本当はこうじゃないですか?
「砕いたガラスは大事なもので
泣きながら自動化されたナイフは僕の心臓を切り抜いてゆく
血の色濁っているね 」

砕いたガラスは、のところ、「砕かれた」ではなく「砕いた」といっているのだから自分で自分のガラスを砕いたってことでしょう。ガラスが心象なのか実物なのかわかりませんが・・・。
自動的に動くナイフが自分の意思とは関係なく自分の心臓を切り抜いてゆく。ナイフが泣きながらというのはおかしな表現です。泣いているのはあなた(自分)でしょう?
「自動化されたナイフは僕の心臓を切り抜いてゆく
僕は泣きながらそれに耐えている」 >こうじゃないですか?

「血の色濁っているね」 >これは文章としてのつじつまがあわない。心臓を切り抜くとは内部で起こっていることでしょう?体内で起こっている切り傷から流れ出ている血をどうして見ることができる?
この血もイメージの血でしかない。そんな血じゃ、ちっとも痛みは伝わらないぜ。伝えたいのは痛みではなく「濁っている」ということのほうです。という言い訳を言われることに備えてその場合の時のことも書いておく。

「血の色濁っているね」「眼の色濁っているね」ほかのみんなは澄んだ色してるのに、自分の血と眼の色は濁っている?それはあなたの生活習慣・食生活が悪いからにほかありません。健全な生活を送っている人を見習ってください。
えーっと、そうじゃないっつーの。どうして自分はこんなにだめな人間なんだろうってことをいいたいんですよね。
そう思って読み返してみると小学校5年生くらいの自分のだめさ加減に悩む男子児童の姿が見えてくる。
「空回りな声は惨めな僕ね」、「血の色濁っているね」、「先送りな声は無惨な僕ね」、「眼の色濁っているね」、この最後につける「ね」が小学生っぽさを演出している。幼児性をあらわしている。
小学生が大人に見せても目劣りしない作品を一生懸命背伸びをして書いたって感じかな。

115:114のつづき
12/04/13 17:52:35.73 BGRmB6GW
この作品は内側の描写ばかりで外側の世界がどうなっているのか書かれていない。この作者をとりかこむものになにがあるのか?それを描くことによって作者の立ち位置がもう少し見えてくるでしょう。
この作者はいまどの位置にいるのかがわからないんですよ。つまりそこそこ有名で成績優秀なのか?それとも何をやってもはじめからだめだめ少年なのか?だめでもがんばりやさんなのか?
どういったものをつみあげてやってきた人なのか?
本当にそんなに深刻なの?ショックが伝わらない。あなたは何を伝えたいの?だめになった自分を見てほしいの?かわいそうな自分を見てほしいの?
それだったらもう、うそですね。ここに書かれていること全部うそになりますね。
だってさ、そんなのただの自己顕示欲じゃん。本当に苦しんでいる人はさあ、自分でもこの状態から脱したいと思っているんだよ。
苦しんでる自分をまわりに見せるってことはさあ、助けを求めているんだよ。なんとかならないかと思っているんだよ。
君の詩からはなんとかしようとする意思を感じない。この状態からなんとか抜け出したいという意思が感じられない。ただの提示だ。

「血の色濁っているね」、「眼の色濁っているね」、君がこの状態から本気で抜け出そうと思っていないことがこの一文でわかる。
自分の濁りを肯定してしまっている。このままでいいや、ということ。ゆえに、これはただの自分提示なのです。自分という人間のありさまを提示しているに過ぎない。
評価E---

詩でもなければ作文にもならない。ただの自分提示。

116:名前はいらない
12/04/13 18:16:14.49 OcYArcIT
>>113-115
すべて同意だけどそんなに長々と書くほどのことでもないんじゃね?

117:二階堂新館 ◆3H/4wGejElAB
12/04/13 19:10:19.43 o0Wx685u
ギガワロスwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
鬱陶しいからFにしちゃえ。

118:名前はいらない
12/04/13 20:49:04.79 vqd722Cr
「僕は春が嫌いです。」
春は 眩しすぎて
僕の 淀んだ心を 照らしつける
春は 暖かすぎて
僕の 脆い鎧を 脱がせようとする

桜が 川が 鳥が
希望にあふれた人を演出する
桜が 川が 鳥が
行き場を失くした人を突き放す

だから 春は嫌いだ 嫌いだ 嫌いだ

春は 眩しすぎて
君の目は 正常な姿を捉えられない
春は 暖かすぎて
君の 堅いガードが 溶ける

子供が 土手が 肌が
浮足立った気持ちを彩る
子供が 土手が 肌が
不安でどうしようもない僕を 責める

だから 春は嫌いだ 嫌いだ 嫌いなんだ
君の泣く姿も もう見たくない

119:名前はいらない
12/04/13 21:57:26.88 7PzRS47U
「雨降」

紫色の涙が漂う
ふるり ふるり
雲のように広がって
薄く溶けて消えていく
ふるり ふるり
風に乗って空の上へ
そして雨へと色を移す
ふるり ふるり
景色は仄かに 涙の匂いがした

120:ヒグマ ◆JfqS5yrP86
12/04/13 22:27:48.19 LPqp130L
>>115
この詩は「否定」という抽象的な概念を表現しようと試みたものです

>何を否定したのか書かれていませんので読者の想像にまかせることになってしまいますが。
まさしくそれが目的です

評価者さんは詩に絶対の意味を求めていらっしゃるようですが
僕としてはこの詩にそれを求めてはいません
村上龍は自己の作品の意味を問われて「自分でもわからない」と答えた
内田樹らのテキスト論―文章は様々な関係の中で意味が編み込まれて出来上がってゆくものである―の考え
僕はこの詩で読み手に読み手自身の中の「否定」を感じ取って欲しいと思いました
そして感情は厳密に定義出来るものではないとの考えから文章自体も雰囲気的なものに仕上げました

自分の詩が他人にどう思われるかの一例として大変有意義なコメントだと感じました
ありがとうございました(´∇`)


121:ヒグマ ◆JfqS5yrP86
12/04/13 22:53:15.35 LPqp130L
補足
『否定』は歌詞として作ったものです
なので"かっこよさ"を必要以上に意識して作ってしまったという思いが否めないところもあります

評価はもう既にEをいただきましたが
もっと多くの方に感想のコメントをいただきたいと思っています
よろしくお願いいたします

ちなみに僕は今年で19の若者です…
人生経験は少ないです;


122:名前はいらない
12/04/13 23:40:37.62 mxIQP+ZT
>>104
たれが読んでもE~Dだなこりゃ

123:名前はいらない
12/04/13 23:52:44.78 PNsrAATo
>>104
うーん、E+


124:名前はいらない
12/04/14 00:00:23.19 Edfjwh7W
「否定」

大声で否定した
血の色も 朝焼けの空も
どれだけガラスを染めたとしても
その根源は変わりはしない
「世界一可哀想な僕 僕 僕」
慰めの念仏が部屋に木霊する
自動化されたナイフさえ
僕の存在に気づかないのに

125:名前はいらない
12/04/14 00:13:09.44 IZxeqHyp
「泥濘」

彼女は濁った川の真ん中にいた
彼女は楽しそうに水遊びしていたけれど
僕には彼女が少しずつ沈んでいくのがわかった

僕は何をするでもなく彼女を見つめていた
彼女はそんな僕に微笑みを浮かべて手を振っていた
首の下まで迫ってきた濁り水には
歪んだ太陽と彼女の顔が不鮮明に浮かんでいた

彼女はずっとずっと笑っていた
泣いている僕に声を掛けてくれた
気づいたら彼女はもう何処にもいなかった

彼女は沈んでしまった

彼女が沈んだ川の真ん中には気泡が沢山浮かんできて
それが水面の歪んだ太陽をボコボコにした
けれどしばらくしたら気泡は止んでしまった

歪んだ太陽がまた不鮮明に浮かびだした
恐ろしくてたまらなかった
彼女がどうしてずっと笑っていられたのかわからない
沈んでいない僕が今こんなに震えているというのに

また気泡がひとつ、浮かんできた

126:ヒグマ ◆JfqS5yrP86
12/04/14 00:31:44.84 lMIaC9Hb
>>122-124
具体的な感想をいただけるとありがたいです(´・ω・`)

てか、みなさんは作中で"僕"と使うとき必ずそれを自分自身と規定しているのですか?

自分が可哀想一番大切
などと仰っている方々はどうしてそう読解されたのですか?

気になります

127:名前はいらない
12/04/14 01:22:55.77 Bgf5M0kK
これは酷い 純粋というか天然というか真性というか
冗談じゃない

128:名前はいらない
12/04/14 01:32:59.57 QAeoseBK
>>104
んじゃ 私も感想を。
否定って抽象的な概念なのか?ってのは置いといて
題名が「否定」で 「大声をあげて否定した」で始まってんだから
やっぱり普通にこの「僕」は何を否定しようとしたんだろう?
と、読んでて考えるよ。別に具体的に説明しろとは言わないが
そこをボンヤリさせると、砕いたガラスとか自動化されたナイフが
何を象徴してるのかが伝わりづらい
ガラスは「僕」が 否定して砕いたのか 否定されて砕かれたのか
否定しようとしたのは、自分自身なのか 社会や世界なのか、特定の誰かなのか
ナイフで自分自身を否定したいって事なのか、誰かに否定されたって事なのか
これは読み手によって色々解釈できるってレベルじゃなくて
単に全体的にボンヤリしてるといった感じ
これにはこういう意図があるんだってのは書き手にあるんだろうけど
もう少し創意工夫してくれないと伝わってこないです ソーリー。
まぁ単に心象風景を描いた詩にしても やっぱりこの手の
ちょいグロな傷だらけの「僕」、もしくは自傷的な「僕」みたいなのはありがちだから
もう少し絵的に興味をそそってもらえると有り難い
まぁ自分で今一つだと思ってるなら、推敲するか一から書き直せば と突っ込みたくなるけど
まぁいっか 評価はDかな

129:雑草 ◆je5cNlouiI
12/04/14 01:41:59.03 tNkqfOmj
>>104
では私も感想を。
否定したかったのは、「僕」ですね。もう、世界全部が嫌になってしまった、って勢いの、否定に塗りつぶされた
視界。ガラスという比喩は、砕かれたものを表すけど、砕くというのはどうなんだろう。割るでもないから、
まあ、どっちでもいいとは思う。ナイフに自動化をかぶせるのは面白い発想だと思います。連末の二行が、
ちょっと文法ハズレ気味なのは、言い回しを考え直すべき。あと、各単語の意味が十分でない。
歌詞としてみるのは、経験がないから私には無理だけど、音をのせたら良くなるかもね。D+

130:名前はいらない
12/04/14 02:04:10.57 YdxRxMvu
もうみんな言ってること似たような感じだし評価もE~Dだし
終わりでいいよ とりあえず言い訳ばっかしてると嫌われちまうぜ!
男は黙って評価を受け止めるのだ!
次回はがんばー

131:名前はいらない
12/04/14 02:08:30.37 YO98KNzn
>>129
「自動化されたナイフ」はいただけないと思うけどなぁ。
というか「自動化」じたい、前後の文との脈絡として有機的に
結びつかないわけで、とてもナンセンスに感じる。
いい意味でのシュールレアリスムにだって到底及んではいないしね。

132:雑草 ◆je5cNlouiI
12/04/14 02:20:27.86 tNkqfOmj
>>131
シュールっていうのはなんとなく思ったけど、言われてみればそうだ。ただ、受身に世界に否定される
残酷さをなんとなくユーモラスな言い方で言っているようなところを、少し面白く感じました。

133:名前はいらない
12/04/14 02:26:52.36 YdxRxMvu
>>132
否定したかったのは、「僕」なのに受身に世界に否定されてるの?
ベクトルあっちゃこっちゃ
いえーめっちゃほりでい

134:名前はいらない
12/04/14 02:29:47.13 YdxRxMvu
じどうか

人手によらず、機械やコンピューターで行うようにすること。

自動化されたナイフ つまり・・・・・・


どーいうことなんだってばよ



135:雑草 ◆je5cNlouiI
12/04/14 02:34:49.50 tNkqfOmj
ああ。そうか。なんか、世界が嫌な世界で、自分のいるせいだから、自分を否定したくって、でも、
嫌な世界と自分は仲が悪いから当然嫌がらせを受けて、みたいな、か?

136:名前はいらない
12/04/14 03:01:21.94 vXChPJqc
もうなんだか、別すれになってませんか

一つの作品に縛られるのもいいですが、
よろしければ、他の人の作品も、ぜひ批評お願いします

137:名前はいらない
12/04/14 03:15:39.23 YdxRxMvu
『否定(抽象的な概念)』

大声をあげて
(自分、もしくは世界か他者、それか全部を )
否定した
空回りな声は惨めな僕ね
(否定しようとしたら空回ることしかできなかったってことなのか
この世界で空回るこしかできなかったから否定しようとしたのか)
(あそこから聴こえてくる空回りな声は僕の声ねってこと?
つまり、僕は僕と分裂していてもう一人の僕が僕の声を聞いているという状況か)
砕いたガラスは大事なもので
(砕いたガラスは僕の内面のものなのか、それとも世界や他者なのか、
それとも・・・etc)
(大事なもの、自分の中の純粋さとか?それとも大切な人とか?
時間とか?夢とか?それとも単に婆ちゃんの形見とか?
挙げてくとキリないぜ!)
(つかガラスとか大事な物とか、もっと他に気の利いた言葉はなかったのかな
安易だぜ?)
泣きながら心臓を切り抜いてゆく
自動化されたナイフは
(自動化されたナイフは世界や他者からの無作為な攻撃なのか
それとも自分自身で自分自身を傷つけるために自動化したナイフなのか?
てか、否定したんじゃなくて否定されてるわけか?いえーめちゃほりでい)
僕の血の色濁っているね (汚れっちまったんだね 
もうあのときのような純粋さは濁っちまったんだね 否定したから?否定されたから?)
以降、繰り返し


138:名前はいらない
12/04/14 03:18:23.09 YdxRxMvu
うむ。ポエムって難しい

139:二階堂新館 ◆3H/4wGejElAB
12/04/14 05:29:54.60 xZK6UfKk
最近創作意欲がわかない。
お前らのせいだバーカ

140:名前はいらない
12/04/14 07:05:13.15 tnTqIiLj
「センサー」

血が沸いている
君はもう抑えることができない
察知した空気を機敏に感じ
君は待っている

たった一つ
奥に流れる血は
君を止めることはできない
もはや本能の塊

ビクン
君の
体の触手のセンサーが
風を感じ
匂いを感じている

憑かれた君は
何処へでも突入する
脳がスパークしている
無尽蔵な君は
いくらでも走り回れる
野生の血は
疲れるということがない

ふと凍る空気が滞る
君の野生は
僕をもこわばらせることがある
君には入り込めない領域がある

僕を知り尽くした君は
相手してくれる

141:1/2
12/04/14 11:35:00.98 ZgcEAtbp
「Electrical Beach」

毎夜出かけるエレクトリカル・ビーチ
週末は特に賑わう 色とりどりの光
オフィスから逃げてきたサラリーマン? 失恋を忘れたい女の子?
性の匂いに誘われたティーンエイジャー?罠を仕掛けて待ち構えるアウトロー?
本当は誰なのか みんな分からないけど 海に潜ればそんなことはお構い無し
僕の目的と言えば 海底をさまよう無限の人影の中から 運命の人を探すこと
きっとどこかにいるはずなんだ 僕にぴったりの女の子

142:2/2
12/04/14 11:36:34.83 ZgcEAtbp
毎夜毎夜 海に潜っては色々な信号を送ったり 受け取ったり
「はじめまして」「最近どう?」「愛してる」「助けて」「○ね」「もう疲れた」
ある晩、僕は見つけたんだ 理想的な声 理想的な顔 理想的な言葉 理想的な性癖
僕にぴったりな女の子 運命の人
僕は彼女を追って 海の底深く潜った ひらひらと舞い落ちていく 彼女の影を追って
やっとのことで僕は彼女の手を掴み 声をかけた
彼女は振り向いた
八年前の僕だった

143:1/2
12/04/14 12:12:47.22 ZgcEAtbp
「砂場の怪人」

昔住んでた団地の隅に 小さな砂場があったろ
二人向き合ってしゃがみこめば 誰も入ってこれないくらいの
言葉も交わさず穴を掘っていたよね 深く深く
暗闇を覗き込むように 時を忘れて
あれはいつだったか ふと見上げたら 大きな人影が僕を見つめていた
彼はおかしそうに言った「こんなところで何してるの?」
僕は怪人の存在に気づいた

あの穴は何だったろう?置き忘れたジャンパー
どこまで続いていただろう? 何かを埋めるための穴

144:2/2
12/04/14 12:13:40.98 ZgcEAtbp
いつのまにか忘れていたけど
今でも時折うわさになるよ
今でもたまに思い出すよ
救急車のサイレンで目覚めた真夜中 団地のベランダから遠くを眺めて
ふと目をやった団地の隅に
小さく背中を丸めた ひとつの影

145:二階堂新館 ◆3H/4wGejElAB
12/04/14 12:57:45.87 xZK6UfKk
堕詩連発しすぎwwwwwwwwwww
少しは慎めカスどもが。
特に連続投稿してる詩は読むのダルイからE-でwwwwww

146:ヒグマ ◆JfqS5yrP86
12/04/14 13:04:45.13 lMIaC9Hb
みなさんコメントありがとう!(´∇`)
>>130
言い訳を言ったつもりはないのですが…
評価は何であっても甘んじて受け止めますよ

★『否定』の自己解釈★

大声をあげて否定した
(自己から発する他への強い否定の意思→孤独)
空回りな声は惨めな僕ね
(自分の思い通りにならないことを自虐)
砕いたガラスは大事なもので
("大事なガラス"="自分にとって大切なもの"を自らの手で壊してしまう)
(ガラスの透明感→綺麗なもの)
泣きながら心臓を切り抜いてゆく
("心臓"="心"に穴を作って広げてゆく)
自動化されたナイフは僕の
("自動化されたナイフ"=大切なものを自分自身で壊してしまう→"自己操作出来ない破壊衝動"
血の色濁っているね
(自虐)

つまりは自己否定です

どうでしょうか…?


147:二階堂新館 ◆3H/4wGejElAB
12/04/14 13:07:44.97 xZK6UfKk

    .,. -─-、    __
   /. : : : : : : : : :\  〈〈〈〈 ヽ
  /.┛┗: : : : : : : : : :ヽ 〈⊃  ノ
. !.::┓┏,-…-…-ミ: ::', |   |       ∩___∩
 {::: : : : :i '⌒'  '⌒'i: : ::}ノ   !       | ノ --‐'  、_\
 {:: : : : : | ェェ  ェェ |: : :}   /   、   / ,_;:;:;ノ、  ● |
. { : : : : :|   ,.   |:: :;! / ,   ,,・_  |    ( _●_)  ミ
. ヾ: : :: :i r‐-ニ-┐| ::ノ/   , ’,∴ ・ ¨彡、   |∪|  ミ
   ゞイ! ヽ 二゙ノイゞ     、・∵ ’  /     ヽノ ̄ヽ
  / _ ` ー一'´ ̄/          /       /\ 〉
  (___)    /          /        /


148:二階堂新館 ◆3H/4wGejElAB
12/04/14 13:08:56.87 xZK6UfKk
\               ¦         /
  \             ¦        /
             / ̄ ̄ ヽ,
            /        ',       /    _/\/\/\/|_
    \    ノ//, {0}  /¨`ヽ {0} ,ミヽ    /     \          /
     \ / く l   ヽ._.ノ   ', ゝ \       <バーカ!>
     / /⌒ リ   `ー'′   ' ⌒\ \    /          \
     (   ̄ ̄⌒          ⌒ ̄ _)    ̄|/\/\/\/ ̄
      ` ̄ ̄`ヽ           /´ ̄
           |            |




149:二階堂新館 ◆3H/4wGejElAB
12/04/14 13:16:23.75 xZK6UfKk
>>146
山に帰れロリコン

150:ヒグマ ◆JfqS5yrP86
12/04/14 13:24:27.15 lMIaC9Hb
>>149
なるほど!山とヒグマをかけているんですね(´∇`)


>まぁ自分で今一つだと思ってるなら、推敲するか一から書き直せば と突っ込みたくなるけど
すみません…
(主観的に)非の打ち所のないよく出来た作品は将来(仮に)発表することになったときのためにとっておきたくなるので(´・ω・`)


151:名前はいらない
12/04/14 14:35:09.48 QAeoseBK
>>150 そっかぁw がんばってね
ところで、
発表するとしたら、どこに発表するつもりなの?

152:名前はいらない
12/04/14 14:58:37.23 vXChPJqc
もうやめませんか
流石にスレ違いです

153:名前はいらない
12/04/14 16:40:17.61 PjAw4Tdx
創作者(詩書き)にはおおざっぱに分けて二種類のタイプが確認できるんだけど、
一つは想いのままに書いてもだいたい作品が完成かつ大成しているような天才型で
もう一つは斧正に斧正をかさねて草稿を芸術のいきまでたかめていくような職人型。
それで前者には、俗にいう空気の読めないタイプが多く、一方後者には、あまり
そういうのをみかけない。というかむしろ後者には気がきくひとが多いほど。だから相対的に見て
前者があたかも幼稚だとおれ自身が思い込んでいるだけなのかもしれないんだけど、
それはともかく後者においては事実本当。すくなくとも面の皮のくそ厚い人にかぎって後者はない。

154:二階堂新館 ◆3H/4wGejElAB
12/04/14 16:49:31.49 xZK6UfKk
「ブラックホール」

あの一筋の影が見えるか
全てを葬る鼻唄は
我を誘わんとしている
白い蝶々を見よ
ひらりと踊りながら
瞬く間に消えてゆく
麟分も残さずに
涙溢さず歩いた夜
非力なオリオンも
凍てつく闇に苛まれる
病か何か
あざとく鋭い霧は
じわりじわりと私の身体に
絡みつき
心を噛み砕き
朽ちた空洞は
亡き軌跡すら呑み込もうとしている


155:浸出鬼没
12/04/14 17:45:07.75 DVBn2efm
>>140
〆が「(僕を)相手してくれる」というのがきいてるな。
そこだけでD+はある。というか、そこ以外ないけど。
「君」とあるが、少なくともそれは俺に当てはまらないようだし、
そもそも「不特定多数の、そのくせこれを見ているあなたへ」
という形式は、近代歌曲の欠点だよね、誰もが気づいてるように。
そうじゃない可能性もあるけど、そう読ませること自体が難点。
表現もおもしろくないし、「本能」だの「センサー」だの
「脳がスパーク」だの「入り込めない領域」だの、
読者をハッとさせるような言葉がないんだよね。
逆にいえば、最後の「相手してくれる」と、「ああ」
と思わせてもらったわけだけど、ホントそれだけ。D+

156:二階堂新館 ◆3H/4wGejElAB
12/04/14 17:59:46.61 xZK6UfKk
あ、ほのほだ。

157:ヒグマ ◆JfqS5yrP86
12/04/15 00:10:24.82 WwlTZ1mI
>>151
どこというか…バンドの曲の歌詞として発表しようと思っています

>>152
詩の初心者なので~の人ですよね?ごめんなさい(´;ω;`)
もうすぐ消えます…

文法が間違っているとご指摘される方もいらっしゃいますが、ワザとです
(個人的にはそんなにおかしいと思えないのですが…)
かっこいい言い回し、リズムを追求した結果そうなりました
国語の(大学受験)偏差値は70程度ありますので気付かずに間違うことはほとんどないと思います

『否定』はみなさんに理解されないようなので(´;ω;`)
次回はみなさんに理解され評価されそうな詩を持ってきたいです
ありがとうございました(^o^)/

158:名前はいらない
12/04/15 00:14:33.76 CMZAXAgw
りかいされないしにかちはないのです

159:名前はいらない
12/04/15 00:21:33.24 WwlTZ1mI
良くも悪くも大衆社会ですね(´・ω・`)

160:二階堂新館 ◆3H/4wGejElAB
12/04/15 00:32:38.04 w0PYjr7k
はよ寝ろ。禿げるぞ

161:名前はいらない
12/04/15 00:40:39.58 rspH5R2O
定期的にこういうのが現れるのは重々承知してるんだけど
もしかして特定のだれかの陰謀だったりするの?
わざと馬鹿みたいにふるまってわざと馬鹿みたいな詩を投稿して
評価人をテストしてたりするの?

162:名前はいらない
12/04/15 00:46:29.75 WwlTZ1mI
>>161
…馬鹿って僕のこと…でしょうか…?(´;ω;`)

全く他意はありませんよ


163:名前はいらない
12/04/15 01:12:42.08 sfpef0tT
なんで叩かれているのか分かってる?

>僕の中では今一つな作品なのですがどうでしょうか?

なんて保険をかけたと思えば

>自分の詩が他人にどう思われるかの一例として大変有意義なコメントだと感じました
>評価は何であっても甘んじて受け止めますよ
>次回はみなさんに理解され評価されそうな詩を持ってきたいです

だなんて、慇懃無礼にもほどがあるって言ってるんだよ

>国語の(大学受験)偏差値は70程度ありますので気付かずに間違うことはほとんどないと思います
>良くも悪くも大衆社会ですね(´・ω・`)

挙句こんなこと言っちゃって……
それほど頭が良いのなら「無知の知」くらい知っているでしょうに

これでもまだ分からなかったら、漱石の『道草』『行人』でも読んでみることを勧める

164:ヒグマ ◆JfqS5yrP86
12/04/15 01:33:02.77 WwlTZ1mI
>>163
>なんて保険をかけたと思えば
すみません事実であっても書くべきではありませんでしたね…

慇懃無礼…?
純粋に誠意を持って書いたつもりですが…(´;ω;`)本当に
その3文でそう思われるのは流石に被害妄想ではないでしょうか?

「無知の知」
ソクラテスですね
無知な自分を知ることが本当の知に繋がる僕倫理選択だったのでそこそこ詳しいですよ!
無知だからみなさんの感想を求めた
おかしいですか?(´・ω・`)

『道草』は読んだことがありますね。とても有名ですし
他方はないです。暇があれば読んでみます

165:名前はいらない
12/04/15 02:03:08.70 rspH5R2O
まあ 何だ 総意をまとめるとお前さんの作詩能力は
素寒貧だということ 習作にしろ>>104は 断固としてカスだから
素人が読んでも玄人が読んでも カスという意見は不動だろうね

166:名前はいらない
12/04/15 02:11:38.05 CMZAXAgw
NGでお終いに

167:ヒグマ ◆JfqS5yrP86
12/04/15 02:21:39.19 WwlTZ1mI
>>165
総意を…まとめる…

素寒貧とは珍しい語を使いますね

僕が言うのもなんですがお年頃ですか?
それともあなたの書く馬鹿みたいな文章はワザとでしょうか?

何度も言われて重々承知致しておりますのでもう結構ですよ
同じ人に同じことを繰り返されるのはつまらないし面倒です(´・ω・`)


168:ちーちゃん
12/04/15 02:41:10.88 Ttm+mmT5
うーむ。自己の否定を発しながら他者からの否定は一切受け付けない。
作者「は?お前ら何言ってんの?そんなの間違ってんじゃんw」
読者「お前、もしかして自分を否定出来るのって自分だけとか思ってね?」
作者「ハハハ、いやまさかあw俺なんて全然ダメっしょww他所へ行けばもうコテンパンっすよw」読者「あん?」



169:ちーちゃん
12/04/15 03:11:01.12 Ttm+mmT5
大声をあげて否定した
(大声をあげて否定した。)
空回りな声は惨めな僕ね
(そもそも受け入れる感性が無いので否定は空回り。自分が受け入れられぬ声を発したのもまた自分であり、これは惨めである。)
砕いたガラスは大事なもので
(自分には否定されるべき部分は無いのであるが、先程自分を否定した自分を否定してしまったので完璧な自分が打ち砕かれてしまった。)
泣きながら心臓を切り抜いてゆく
(これはもう泣くしかない。心臓を切り抜いた事にしておこうか。何かそれって痛そうだし、致命的な感じがするだろう。)
自動化されたナイフは僕の
(そしてこのナイフは既に僕の意思で止める事は出来ない。まあ、操るのは僕って設定だけどね。)
血の色濁っているね
(お、この書き方臨場感あるねw言い掛けて次に繋げるww)

(じゃあちょっと言い方変えて二番も書いて、フフッ。コレは大漁間違いなしっしょwww)

170:名前はいらない
12/04/15 03:17:52.51 8Z0vKTRE
最近多いな こういうタイプwww
酷評されて、実はこれ歌詞なんです~
実は、自分でも駄目な作品だと思ってたんです~
〔本気出して書いたわけじゃない。だから悔しくないやい〕

挙げ句、お前ら素人だろ?お前らに何がわかるんだよ!
と逆ギレ~そして、
どうやら僕の詩はレベルが高すぎて
レベルの低い君たちには理解されないようだな
次回は馬鹿な君達にも理解できるものを書いてくるよ
と精一杯の嫌みを吐いてバイバイ

わかる奴にはわかるんだよ!
んなら、そのわかる奴はどこにいるんだよ!

あん?


うちのかぁちゃんだよ!

171:名前はいらない
12/04/15 03:23:35.34 H2g3LjVj
Kaezu


きみがまちがえたんだ
それはとりじゃなくてひこうきだって
なんどもはなすけど
プロペラのおとでかきけされて
だからきをうしなうことにした

よかれとおもってたんだよ
そのときのぜんぶのきもちでさ
いいわけだってさせてやりたかった
だけどそのきみのはね
いつからきんぞくになった?

そしてまたぼくのはいは
あおぞらをすいこんでく
さんそをもとめるように
ちっそくするどうぶつのように

きがついたとききみはまだすわっている
きみはきみのいちばんちかくに

ぼくはぼくよりもなおとおく
めにうつるしかけのなかで
ずっとなかゆびをたてつづけている
きょりをじかんにかえず
はやさをじかんにかえず
じかんをすべてにかえず



172:ちーちゃん
12/04/15 03:41:17.82 Ttm+mmT5
>>104
うーん「否定」が受け入れられぬ理由を明確に提示せずとあらば
「否定こそに否あり」と読まれる可能性が濃厚だよね。
と言うかコレを歌にしようとかは大声で否定したい。
ひとりよがりもいいところじゃん。コレ。
まあ、こう言うレスポンスを促進させる一種のアレかもしれんが
先ずは持論の正当性を伝える努力を。E


173:名前はいらない
12/04/15 06:40:16.40 Widd9TJ+
「雪の夜」

冬の夜
月に導かれて外に出る
乾いた雪を
踏みしめると
音がする
星は遥か追憶の光を
今に散らす

歩いてゆけるだろうか

満月に孤高の頂
尾根の陰影が鋭く
冷たい刃物のようだ
月に照らされた
雪の結晶は
月光を吸いまばゆく輝く

夜に包まれる
雪を感じながら
踏みしめながら

歩いてゆく

174:名前はいらない
12/04/15 08:27:03.90 5PypjWmH


ホリエモン  元ニート  でググれ


腹よじれてワロタwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

175:名前はいらない
12/04/15 09:12:39.86 WwlTZ1mI
>>170

176:ヒグマ ◆JfqS5yrP86
12/04/15 09:36:32.51 WwlTZ1mI
ミスった…

>>170
2ちゃんで言うのもなんですが2ちゃん脳過ぎですよ(´・ω・`)
嫌みに感じるのはあなたがひねくれた読み方をするからじゃないですか?
まともに読めば努力家の好青年にみえると思いますよ

みんなに理解される詩を書きたいから次回それを持ってきたい
至極全うではありませんか?

けんかを売りたいチンピラみたいですよ


>>172
参考にしたいのですが文章が難解過ぎて僕には読解出来ません(´;ω;`)
それと>>146読みました?


評価、批判と煽りをごっちゃにしてる方が多過ぎます…(´・ω・`)
学校とかでディスカッションとかしたことないんでしょうか?


177:名前はいらない
12/04/15 10:41:35.34 QonHL8A3
「風船の歌」
小さく膨らんだ風船には穴が開いている
どれだけの空気を送っても少し膨らんではまた萎んでいく
立派に膨らめばきっと、周りを引き立てるための薄い黄色で
だけど萎んだままじゃ、少し汚くさえ見えるだろう

風船は部屋の隅っこで、忘れられて静かに佇む
寂しがり屋の風船は考えた、長く続いてゆく今日を耐えるために

とびきりに、とびきり小さなこの声で
誰にも気づかれずひっそりと歌おう
漏れ出してしまわないよう空気の代わりに
いままでの昨日と明日を詰め込んで

とびきりに、とびきり小さなこの声で
誰にも気づかれずひっそりと歌おう
一人でいるにはとても長すぎる日々に
冗談交じりの夢を詰め込んで

誰にも知られないように歌おう

178:二階堂新館 ◆3H/4wGejElAB
12/04/15 12:10:11.24 w0PYjr7k
>>176
共感を得られない、もしくは人を感動させれない詩はチラ裏の日記と一緒だねって言ってるの。
分かった?偏差値70のエリート君wwwwwwwwwwwwwwwwww








179:ヒグマ ◆JfqS5yrP86
12/04/15 13:47:07.22 WwlTZ1mI
>>178
それを連呼して、あなたはいったいどうなされたいんですか?

エリートではないですよ…旧帝に一歩及びませんでしたしね(´;ω;`)

専門板なのに煽りしか出来ないひねくれた心の狭い方が多いですね
そのような方々は一生をかけても詩で大成することはかなわないでしょう…


180:名前はいらない
12/04/15 14:21:56.71 sfpef0tT
>「無知の知」
>ソクラテスですね
>無知な自分を知ることが本当の知に繋がる僕倫理選択だったのでそこそこ詳しいですよ!
>無知だからみなさんの感想を求めた
>おかしいですか?(´・ω・`)

これが偏差値70の読解力か? 完全に曲解してるわw
無知を自覚してるんだったら、

>国語の(大学受験)偏差値は70程度ありますので気付かずに間違うことはほとんどないと思います

こんなこと言えるはずがないと思うんだけどw

作詩なんかしていないで、その腐りきった心根を矯正するか、あるいはあんたが拠り所にしている教養(笑)を磨いた方がいいと思いますよw

181:浸出鬼没
12/04/15 14:26:48.27 bjw1LMSS
>>177
「人生紙風船」でグーグル画像検索してみ。
二番煎じだぜ。

182:二階堂新館 ◆3H/4wGejElAB
12/04/15 15:00:19.95 w0PYjr7k
>>179
あの、失礼ですが雑談等はセン5スレについて語り合うスレってとこで
してもらえないでしょうかね?駄レスすることで他の人の作品の評価が遅れちゃうんで・・・
あと煽ってねーです。呆れてるんですwwwwwww


183:みかぼし ◆/QkCJpfbfE
12/04/15 20:10:21.65 ltRQBsii
未評価まとめ(>>86)

>52 >76 >77 >79 >80
>99 >103 >108 >110 >111
>118 >119 >125 >141-142
>143-144 >154 >171 >173
>177

見よう見まねでやってみた。
間違ってたらごめん。

184:二階堂新館 ◆3H/4wGejElAB
12/04/15 20:29:36.99 w0PYjr7k
>>183
サンクス。結構溜まってるなwwwwwwwwww


185:みかぼし ◆/QkCJpfbfE
12/04/15 20:30:09.11 ltRQBsii
評価する。

>>52 D
着眼点は面白いけど内容の広がりが薄く感じる。
最終行の表現が伝わりづらい。

>>76 D
触角のような峰、ねぶられた岩、悪魔のように光る、など
面白い表現はあるが全体的に言葉のイメージに踊らされている。
ストーリーをもっとまとめた方が良い。

>>77 C
蟻(の群れ)と月の対比という構想は良いと思う。
けれど、技術的にその対比をしっかりと表現できていない。
蟻と月がお互いに祈りを捧げあうというのもどうか?
月はもっと大きな存在として「祝福を授ける」とかのほうが良いのでは。

>>79 D
「緑」と「静寂」という言葉が何度も出てきてくどい。
何か内的なことを伝えようとしているように思うが、伝えたいことを
まとめられていない。あと、イメージの移り変わりを意識すべき。
森から空へいったのに、意味も無く森へ戻ってきてはいけない。

>>80 D
笑い声が「にひひ」なのが独特で面白い。
「狂おしいほどロマンス」というフレーズの強調と、
最終行のインパクトが衝突している。
結果的に何が言いたかったのかわからない。

186:みかぼし ◆/QkCJpfbfE
12/04/15 20:51:11.19 ltRQBsii
続ける。

>>99 A
表現に重みがあり、読後に余韻を感じさせる。
伝えたい事柄を良く捉えられていて、短いフレーズの繰り返しという
表現方法も内容に良くマッチしている。「自分」と「老人たち」の
位置関係がわかりにくいのが、少し残念。

>>103 B
取り上げられるモチーフはどれでもセンスが良い。
が、内容にまとまりがない。少年はうずくまったままで終わりなのか。
部屋に住んでいる女と笑顔の関係は?読者にはわからない。

>>108 C
絵本に付けたら良さそうな詩。でも、繰り返しの部分は
もっとしっかりあった方が読んでいて楽しさがあると思う。
「転・結」の部分のタイミングを要勉強か。

>>110 C
雰囲気は良い。それだけに、「私」の立ち位置に違和感がある。
なんとなく、外から「君」を眺めて楽しんでいるように
感じられてしまう。もっと気持ちをぶつけてもいいのでは?

>>111 D
一連目の暗い感じに意味が感じられない。
少女の溌剌とした印象を強調したいのであれば、それに
全力を注いで良いと思う。ジュブナイル的な要素はむしろ蛇足では。

187:みかぼし ◆/QkCJpfbfE
12/04/15 21:10:51.13 ltRQBsii
>>118 D
言いたいことはなんとなくわかるけど、「嫌いだ」っていう気持ちを
ストレートに表現したいのなら、他の表現ももっとストレートに。
少しギャップがあります。

>>119 D
「ふるり」という擬音、面白いけど、これを全部の場面で使うのは
どうか。情景を上手く表現できておらず、詩全体としては「擬音に
食われている」という印象。

>>125 C
事実をたんたんと述べて詩にするのは難しい。もしその手法を取るなら、
書くべきことと書くべきでないことの選別を入念にする必要がある。
あと、「僕」の恐怖が最終連で急に出てきたのが違和感。
それまでは、すごく達観した人物を描いているのかと思った。

>>141-142 C
伝えたい内容は良くまとまっている。が、表現が少しくどい。
「?」を多用している部分があるが、読者が疑問に対して共感を
抱ける場面でなければ、逆に違和感を与える要因になるので注意。
あと、追いかけた女の子が急に「僕」という男の子になっていた点に
説明が必要だと思う。

>>143-144 E
これは連投だからルールにのっとりE評価。
内容的には何の答えにも辿り着いていないのが気になった。

188:雑草 ◆je5cNlouiI
12/04/15 21:14:20.03 PIKMgLiR
>>153
なんか気になるな。僕は精神障害者で、幼稚な方だから、あまり人に気を使ったりとか、高度なことができないけど。
悪意や精神攻撃なんかの馬鹿なことはしないけど、気が利いて、周りの人の心を安心させたいとは思うから、
そう言う心遣いができるひとは、すごいと思うな。

189:みかぼし ◆/QkCJpfbfE
12/04/15 21:25:45.46 ltRQBsii
続けた。

>>154 D
「我は」というような変わった表現を使うのであれば、
それなりの理由とかギミックがほしい。
今詩人の体温が感じられない、冷たい詩だと思った。

>>171 B
表現方法と内容は良くマッチしているが、こういう曖昧な
詩の場合はもっとキャッチーな部分がないと作品としては
今一つだと思う。例えば2連目でもっと切なさや無力感を
膨らませて表現するとか。

>>173 D
「歩いて~」の部分はもう少し肉付けして、他の連との
バランスを取った方が良いのでは。或いはむしろもっと、
ギャップを強調してしまうとか。文学的に表現したいのか、
それとももっと温もりを持って気持ちを表現したいのか
はっきりさせたほうがいい。

>>177 B
良いストーリーだと思う。もっと「風船」のキャラを立てたら
さらに良くなるのでは?一連目では風船はただの物質に見えるし、
全体的に感情の吐露が少ないと思う。でも、さびしがりなのに
「誰にも気づかれずひとりで」っていうのは変かも。
「誰かが気付いてくれるまで」じゃないか?


一応これで未評価ゼロ。

190:みかぼし ◆/QkCJpfbfE
12/04/15 21:34:17.28 ltRQBsii
修正。

>>186

> >>111 D
> 全力を注いで良いと思う。ジュブナイル的な要素はむしろ蛇足では。

ジュブナイル的なというのは、「まっすぐだったラインは~」から
「~削りとる」までの一連の部分です。表現を、もっと大人の視点からにすれば
この場面もありかもしれない。

>>189

> >>154 D
> 今詩人の体温が感じられない、冷たい詩だと思った。

「いまいち詩人の体温が~」です。

191:二階堂新館 ◆3H/4wGejElAB
12/04/15 21:39:17.34 w0PYjr7k
>>189
評価サンクス。個人的に霧のとこが好きなんだよね。
詩人だけに死人ってかwwwwwwwwwwwwwww
あ、ちなみに>>52は室生犀星の詩です。
地雷は一つとは限りませんよqqqqqqqqqqqqq

192:ヒグマ ◆JfqS5yrP86
12/04/15 22:33:08.82 WwlTZ1mI
>>180
言えるはずないことないと思いますよ

曲解していると思われるなら具体的にそこをご指摘いただきたい
答えますよ

国語に関心があって偏差値が70程度あれば基本的な文法の誤りに気付く

問答法を使っても上記のことは導き出されると思いますが

吠える犬は咬まない…その通りですね

あと偏差値コンプレックスですか?


>>182
僕はここで言われたのでここで返しているだけです
雑談スレで僕ヒグマに対して何か言ってくださればそこで返しますよ


193:名前はいらない
12/04/15 22:55:46.67 rspH5R2O
だからお前のセンスはE~Dで、お前のすることはもう詩の勉強ひいては日本語の勉強、そしてそれに努めること
それ以外の何でもないのに、一体何の不満があって粘着してんの? そして罵倒されてんの? もしかしてマゾなの?
で、結局なにが言いたいの? 評価人の言い分はお前にはセンスがないということだけなんだけど、違うとでも言いたいの?

194:ヒグマ ◆JfqS5yrP86
12/04/15 23:02:57.51 WwlTZ1mI
>>193
別に言いたいことはないですよ

僕へのお便りに真摯にお返事を書いているだけです


195:名前はいらない
12/04/15 23:12:44.61 rspH5R2O
じゃあもうお前だけでもレスは議論スレにしてくれよ
良識があるならさ、そのくらいしてくれるよね?

196:浸出鬼没
12/04/15 23:19:33.13 bjw1LMSS
久々の逸材じゃん。丁重にサブスレに隔離だ。

【セン五スレ】について語り合うスレッド Part15
スレリンク(poem板)


一度しか言わんぞー、
ここは詩をのせて評価するスレだぞー。
詩と、評価の、スレ、だぞー。

197:みかぼし ◆/QkCJpfbfE
12/04/15 23:20:09.38 ltRQBsii
詩を書かない人、評価をしない人は別のスレッドへ移動してください。
色々事情はあるでしょうがよろしくお願いします。

198:ヒグマ ◆JfqS5yrP86
12/04/15 23:20:32.27 WwlTZ1mI
>>195
わかった(´・ω・`)
けど俺だけ馬鹿みたいじゃん…

良識―ボン-サンス―は誰にでも平等に配分されているってデカルトは言ったけど
このスレで完全に信じれなくなった(´;ω;`)

いいと思える作品が出来たらまた来ます
ではノシ


199:名前はいらない
12/04/15 23:21:17.89 sfpef0tT
そんなドヤ顔で助産術って言われてもw
倫理の教科書(笑)読み直してみろよアスペルガー

あ、お返事は結構です^^

200:名前はいらない
12/04/15 23:33:26.98 CMZAXAgw
>>186
評価ありがとうございました
>>108です。

読みての楽しさ、なんてのを考えるのは面白そうです
ちょっと、いろいろ試してみます

201:名前はいらない
12/04/15 23:49:56.12 AQtGwGLD
洗濯機の中、コインランドリーの。
あなたを手に入れ、あなたを手放す。
無理にはしないの、努力なんていらない。
あなたが手を伸ばすなら、わたしは手を差し伸べる。
みんながあなたのために、わたしは自分のために。
あなたの思うがままに、わたしの思うがままに。
世界ってそれで正しいの。
きっと。

202:名前はいらない
12/04/16 00:17:49.53 fciEMdSh

「17才」

僕は、一度はっつけたものには、
もう触らないことで、正当性を示す

それはずさんで、安直にみえて、
実際のところどうなのか僕自身には判断しきれないけど、
そのまま、それを、
日本で一番綺麗な海から
そおっと、流すことができればなぁ

203:名前はいらない
12/04/16 00:23:43.82 tdM6tLwF

『日常』

日常は空腹を覚える

食べて食べて

一体何が残るのだろう

空白、それは

どうして何かを欲すのだろう

淡々とした毎日に

食物の色を



204:名前はいらない
12/04/16 06:58:59.56 jJwlhzEa
「微風」

微風はかすかな期待の匂いがし
木立を巡っています

手のひらの小さな希望は
少しだけ膨らんで見えます

元気ですか?
思いもよらぬ人からの便りが届きました

水は僕の体を流れたいと思っていました
そうさせて上げたいと思っていたからなんです

すると僕は
少しだけやさしくなれて
幸せにしたいと思いました

205:名前はいらない
12/04/16 10:19:59.99 6l95nQLi
天井のひびわれが じっと僕をみている
何を語るわけでも無く 疲れた顔でみている
いつの日かひびわれは裂け目になり
僕の上には過去の残滓が降り積もるだろう
だけど僕はただみている
疲れた顔で天井をみている

206:にゃにゃめよんじゅうごー!
12/04/16 15:42:10.23 FqBtaD8I
>>104に対する答えは実は簡単なんだ。

つまらない。

この一発で沈むと思ったけれど保険かけてたね。
それも自己保身のための保険だ。何発か入れれば撃沈する、そんな弱い保険だ。
これは詩コミュニティでよくある現象で、他の詩コミュニティでは褒め殺しで潰される。
みんな賞賛か無視か、どっちかでコミュニティ全体を守ろうとするんだよ。
でもここは2chでボロクソに叩いてもよい場所なんだ。
僕から見て>>104はD-だね。というのも評価基準のEが日本語理解してる?的なものだから。
そしてヒグマ ◆JfqS5yrP86は批判に慣れていないね。
こういったタイプの場合、僕ならソフトにごまかしながらヘイト値上げないように書くけど
ここにいる住人はそうではないからねえ。一旦凹め。
死んでもいいけど、まあ君から得られる物は無いかな。

はい、がんばって!やればできるって!(←この真意がわからなければ屑だねえ)



207:にゃにゃめよんじゅうごー!
12/04/16 15:51:16.45 FqBtaD8I
ageちった。悪い。
ヒグマ ◆JfqS5yrP86の例はこれから増えるだろうと思われる。
だから一発で詩なんか書けなくなるような言葉を考えなければね。
下手に評価すると保険で逃げやがるし。

全部崩してやろうかと思ったけどめんどいから誰か頼む。じゃあね。

208:名前はいらない
12/04/16 16:12:16.25 /Bfc8Prr
これから増えるというか何人も見てきたわ
いや何人というか実は一人なのかもね 二十面相的な

209:名前はいらない
12/04/16 16:26:52.92 6l95nQLi
>>206
クズすぎワロタw

保身に回ることは彼の成長に繋がらないかもしれないが、「潰す」だとか、「この言葉の真意がわからなければクズ」だとかよく言えるな。お前は何様なんだ?

ぜひ俺のポエムも評論してみてくれよ。
君に貶されれば貶されるほど自信が持てそうだわw

210:名前はいらない
12/04/16 16:57:32.67 4pINWTeN
ちーちゃんへ

 夕暮れと夕方についてなんだけど、
夕暮れっていうのはさあ、夕が暮れるんだから夜になる一歩手前ってこと。
景色としてはもう夜になりかけてる。赤い夕焼け空はもう見えなくなっているんじゃないか?(地平線に沈もうとしている太陽のあたまがちょっとだけのぞいてその付近が赤く見えるくらいで、空はもう夜になっている景色のことをいうんじゃないか?)

なのに、君の詩では夕暮れという言葉を「(景色全体が)赤い景色」の意味合いで使っているよね。

 「夕方にわか雨」っていう詩を評価したのはおれだが、
夕暮れに統一しろ、といったが、夕方に統一が正しかった。

 ちーちゃんはさあ、漢字の意味内容を理解しないで使うからこういうことが起こるんだよね。
漢字の表面しか見ていない。もっと漢字に思いやりを持たないと。これからは漢字の持つ意味内容も理解して使ってやってな。
じゃあな。

まあ、こういう子供っぽいところが、あの透き通るような孤独感、虚しさを演出しているんだけどね。
好きにしてちょ。

211:浸出鬼没
12/04/16 18:39:53.12 G8k/9CXE
>>205
珍しく悪くない詩だが、いかんせん古い。
単に古いんじゃなく、詩にするために設えたような形跡すらある。
むしろそこが難点だな。古い詩じたいは嫌いじゃないし。
天井が疲れた顔で僕を見てて? 僕も疲れた顔で天井を見てる?
その上手くできた次第が、嘘臭さを誘ってんだよね。
>いつの日かひびわれは裂け目になり
>僕の上には過去の残滓が降り積もるだろう
あとは↑みたいな空想とか未来を横たえんじゃなくて、
実際の過去・経験をぜひ並べてほしいね。
もしくはそこから派生した現在を具に。
ねらーは空想家が嫌になるほど多いから。
そのくせ他人をけなし、自分の過去を隠すから。
正直このスレにおいては、空想で詩を書くヤツは半人前だぞ。
vipでアニメキャラのセリフを「」で書いてスレ立てたり、
ニコ生で歌ってみたとかやってはしゃいでる高校生と大差ない。
評価はD+でつ。次作も期待してまつ。

212:名前はいらない
12/04/16 19:11:30.98 6l95nQLi
>>211
「古い」については詩の歴史を全く知らないのでよくわからないが、
確かに「僕」と「天井\が対応して疲れてるのは嘘くさく見えるかもなw
あれは「過去のシステムが疲弊して崩壊していくのを無力感を感じながら眺める」のは今を生きる人には共感してもらえると思って書いたんだ。

あと、あなたの言うとおり、空想で何かを作る事については他の2ch住人と同じで肯定派だな。
アニメキャラの二次創作を空想するのも、自分の好きなように歌って表現するのも面白いと思ってる。
過去や経験の描写と比べて劣っているとは思わないよ。

評論ありがとう!

ところで>>206とは別人なんだよね?

213:名前はいらない
12/04/16 20:00:05.94 tdM6tLwF
誰か>>203の評価もお願いします。

214:みかぼし ◆/QkCJpfbfE
12/04/16 20:41:42.59 hdJKQvIZ
評価するぞ。

>>201 D
とても斬新な価値観で何かを訴えているのに、読者の
驚きとか共感を誘うとっかかりがないのが残念。
結局良くわからない独り言になってしまっている。

>>202 C
詩は抽象的になればなるほど、背景がものを言う。
それは詩人の人格というようなメタ要素あったり、表現方法であったり、
特徴的な単語だったりする。この詩は詩自体のバランスは良いけれど、
背景が足りない。例えば小説とかのキャラクターによる作中詩として
扱うなら評価も変わるが、単体の詩としては辛い。

>>203 D
胃と脳みそが直結したような世界観は面白いが、どうせなら
いっそ何も難しいことは言わずに、そちらの方面に突き抜けて
ほしかった。疑問に対してすべて食欲で答えてしまうような
レベルにまで達していれば、もっとずっと面白かったと思う。

>>204 C
イメージが散漫です。落ち着いた語り口調はスムーズで
良い雰囲気が出ています。第三者としては、もう少し
ストーリーの情報を開示してほしい。

>>210 B
メッセージを伝える対象である「ちーちゃん」への愛情が
良く表現できている。"?"のあとに、()付きでさらに疑問形の
文章が続くなど細かな表現も面白い。ただし、最終連は
甚だしく蛇足に思える。これがなければAを付けられたかも。



215:浸出鬼没
12/04/16 20:43:07.09 G8k/9CXE
>>212
>ところで>>206とは別人なんだよね?
俺がYES/NO答えることで満足するくらいなら、答える必要もないだろ。
俺が串とかでID変えて、実は206と同人物だと想定したなら、
なにをいおうとも信憑性なんてないし、
それでも俺が発した答えを信じるなら愚かってもんだ。

あと勘違いしてるようだから、言及しておくけど、
空想から始まるつくりごとを軽んじてるわけじゃない。
2ちゃんに来るようなヤツには、最初段階が空想ってのが多いってことだ。
ここに来るのも創作に憧れをもって来るヤツが多いが、
多少の挫折・絶望を経て次段階に上がるってこと。
別に理解してくれなくていいよ、独り言だから。

216:名前はいらない
12/04/16 20:51:58.08 tdM6tLwF
>>214
>>203ですが評価ありがとうございます

もうひとり違う人の評価も聞きたいです
誰かお願いします

217:名前はいらない
12/04/16 20:54:15.90 Ml9h72P5

「粛清、神の名に負いた祭」

少女。
孤独を見たくない
海を殺すの
魔術の舌で
春が行進する
まさに喉に手をかける
鼓動、鼓動、私の死から喘いで
神が暗室に運ばれ
瞬くまでの時間
外からの死が奔走する
滴を分ち合い
声を秘め
血球の音
実名が浮かぶ
神を軸とした疎通の許
高徳?
視界が狭まる
少女の実刑
鬼神の呼ぶ声を聞く

218:名前はいらない
12/04/16 20:54:17.62 6l95nQLi
>>215
別に疑っているつもりはないんだ。
ただ>>206に感謝を述べるつもりが毛頭無い事を意識表示したかっただけ。
本当にあなたが>>206かどうかは問題じゃない。

いろいろとお気遣いありがとう!

219:名前はいらない
12/04/16 20:59:07.92 6l95nQLi
>>214
ちなみにもうネタバレしてしまったがw
みかぼしさんにも>>205の評論お願い出来ませんか?

220:名前はいらない
12/04/16 21:01:17.09 /Bfc8Prr
>>215
お前さぁ、正直女にモテないだろ? いくら手記にしたって色気が無さすぎるわw まるで童貞の綴りだぞw

221:名前はいらない
12/04/16 21:23:06.49 fciEMdSh
>>214
>>203です、評価ありがとうございました

背景、ですか
正直あまり考えてなく、
ただただ自己満足してました
言葉を手直しして、
主人公を匂わせてみたいと思います
ありがとうございました

222:名前はいらない
12/04/16 21:31:25.25 tdM6tLwF
>>221
安価ミスってますよ…

223:名前はいらない
12/04/16 21:32:44.76 fciEMdSh
>>222

>>221>>203のセリフでした…


224:名前はいらない
12/04/16 21:33:16.39 fciEMdSh
>>223
みす

>>221>>203です
すみません><

225:名前はいらない
12/04/16 21:37:30.84 6l95nQLi
焦りすぎワロタw

>>221のアンカーは>>202の間違いだよ!

226:みかぼし ◆/QkCJpfbfE
12/04/16 21:41:16.86 hdJKQvIZ
>>205
>>219

評価はC。

構想は良いと思う。「天井のひびわれ」を、作中で比喩としてのみ
使うのであれば、ひびが大きくなって裂け目になる点に理由が必要。
もしくは「ひびわれ」がなんの比喩なのかを作中で更に暗示する。
過去の残滓がふってきた、のに、「僕」がただ見ているだけ、と、
リアクションというか時間経過に伴う変化に乏しいのが残念。


227:名前はいらない
12/04/16 21:51:37.82 fciEMdSh
>>225
まじだ!
ごめん>>202が俺です

228:名前はいらない
12/04/16 22:00:55.38 6l95nQLi
>>226
なるほど、2つの指摘を勝手に合体させると(失礼)、ひびわれが裂け目に進行する理由を主題を暗示する語句で表現すると、より主題を連想させやすい訳ですね。
納得です。

過去の残滓が降ってくるのは将来の事で、主観は現在に居るので、リアクションというより、時系列の説明不足でした。
「だけど僕は~」 周辺に時間を示す語句を加えるべきだったかもしれないですね。

229:名前はいらない
12/04/16 22:01:43.30 6l95nQLi
ごめんなさい、途中送信してしまった。

評論ありがとうございました!

230:二階堂新館 ◆3H/4wGejElAB
12/04/16 22:36:13.08 Mwjj2kdJ
>>217
お、こういう詩好きだね。
愛とか君とか陳腐なワード並べるだけの堕詩より、ぶっ飛んだ詩の方が俺はグッと来る。
ただ言葉が分散してる気がする。土台をもう少し固めたら良い詩になるんじゃないか?
C+で。

231:名前はいらない
12/04/16 22:37:41.41 Bi35oWNp
>>216やってやんよ
>>203

食べる、手に入れる、欲することの虚しさってのは誰しも経験することで
食べ過ぎて気持ち悪くなったりオナニー二時間掛け過ぎて休日を無駄にしたり
そんな感じに過剰に摂取した後にはいつだって虚無的な徒労感が芽生える

この詩も多分そんな感じのことを言いたいんだろうなって勝手に解釈したが、
それ以上のことは何もなくただ無責任にポンと糞真面目に問題提起をしただけで、
そこに目を引く意外性も、問題に対する>>203自身の答えの一端も見えてこない
小さい子供ならそれでも良いと思うが、そうじゃ無いならもう一歩踏み込んで欲しい。
D-

232:二階堂新館 ◆3H/4wGejElAB
12/04/16 22:49:05.60 Mwjj2kdJ
俳句です。評価お願いします☆

大岩を 削る波音 寂しくて

233:名前はいらない
12/04/16 22:50:52.10 Bi35oWNp
>>217
評価で「中二病」て書くと0点だからおいておくとして
寂しさ埋めようと売春した少女が行きずりの男に首絞められて殺されるって感じのストーリー?
所々に神が挟まるのが良く判らんがキリスタンなんかね?

構成に感じしては各文をぶつ切りにして一瞬ごとの断片を描写しようとしている解釈したが、
比喩全般が芝居がかり過ぎているというか、ゴスロリの好きそうな単語ばかりで、
そのせいで重いし逆にそれ以外の乏しさからボキャブラリーの貧困さを感じてしまう。
D-

234:二階堂新館 ◆3H/4wGejElAB
12/04/16 22:52:40.01 Mwjj2kdJ
>>226
みかタン可愛いよみかタン(´Д`)ハァハァ 

235:ヒグマ ◆JfqS5yrP86
12/04/16 22:55:08.26 tdM6tLwF
>>231
評価ありがとうございます!



やったあぁぁあぁ!
EからD/D-になったったったwwwww
今日はみんな優しいですね(´∇`)

ヒグマは打たれ強いんですよ(`・ω・´)
皮下脂肪が厚いからね☆


236:二階堂新館 ◆3H/4wGejElAB
12/04/16 22:57:58.02 Mwjj2kdJ
>>235
おい星使うな。使っていいのは俺とみかタンだけだ。
ハチミツやらんぞ★

237:ヒグマ ◆JfqS5yrP86
12/04/16 23:09:18.57 tdM6tLwF
短くてサッパリした詩が好きなんですが
やっぱり内容が薄く…
いや技量が足りないのでしょうね…精進します
次回作にご期待を

ちなみに隔離スレの
[275]秋吉君@峠のネカマ飯 ◆2itMTGf8Qk [] 2012/04/16(月) 00:02:26.79 ID:7dahpn5y
AAS
日常です。 以上引用
から着想を得ました
秋吉さんに感謝ですo(^-^)o


>>236
ハチミツ欲しい(´;ω;`)


では隔離スレに消えますノシ


238:名前はいらない
12/04/16 23:12:16.31 h7h512t5


ホリエモン  元ニート  でググれ


自殺未遂とかwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

239:名前はいらない
12/04/17 00:18:58.63 XuOHYWIj
狂ってる。
酒に溺れて、薬に溺れて。
見えないものが見えてしまって。
もう嫌なんだ。自分が自分でないような。
そんな感覚、そんな感情。
街で見かけた酔っ払い、石でもぶつけてやりたくなる。
お前はどれだけ悩みがあるのか。
空に浮かぶ雲のような。
みんなは知らない、俺のことなんて。
それでも俺はいるんだけれど、いるんだけれどなんなのか。
あいつは憧れのあの子とセックス。
俺は部屋で一人でパソコンに向かう。
そんな世の中。
それがぼくの世界。
それがきっと正しい。
でも納得はできないんだなあ。

240:名前はいらない
12/04/17 00:49:02.95 ksjWkRzn
>239
この手の詩はややもすると唯の愚痴の垂れ流しに見えてしまいかねないし、
実際>239はその気がある。
かと言って何処からが詩で何処からが愚痴の羅列かなんて基準は無いので、
結局読んだ俺個人の印象としてはそうなるという話でしかないが。

あともっと基本的なことだが文の最後を全て「。」で締めるのは良いが、
内容としては明らかに「、」の方と思われる箇所がいくつかある。
何か意図してやっているのかもしれないが俺にはそれが読み取れない。
D-

241:名前はいらない
12/04/17 00:54:42.19 XuOHYWIj
うーん。の方がリズムいいかなーと思って。にしたんだが駄目か
精進します

242:名前はいらない
12/04/17 01:06:49.42 JzHleefA
豊作

満足の暮らしを生まれた時から続け
今の胃はすでに、白飯さえ拒んでいるようで
昨年の豊作のニュースをきいて、その後の番組もぼんやり見てて、
その日はそのままソファーでねてたっけ

243:ちーちゃん
12/04/17 01:27:31.29 /Ry5nXDH
>>210
確かに夕暮れと言うと日没直後を思わせると思う。
ただ統一して夕方の空と変えた場合も色みに欠ける感じがするから、
普通に「夕焼け空」と書くべきだったんだろう。
ふた月も前の詩を覚えてくれていてありがとう。
悪態も付いてみるものだww

244:名前はいらない
12/04/17 02:03:24.67 lMfnIxGo
「待ち合わせ」

庭先の
冷たい石の見る夢は
月明かり
撫でられるように照らされて

指先を
擽る蟻の、心は鳴って
爪先立つ
妹を夜空へ連れ去った

四月の風
剥がれかけの
屋根のペンキをからかって

飼い犬の
見上げた瞳には
丸い月

月の事、
わかっちゃいない君だって
明日を豊かに過ごせるからね

おやすみなさい

濡れた髪が渇く頃に
きっと
涙は海へと
辿り着くから

今宵も
暗がりで
此処にはいない
あなたと
待ち合わせを
しよう。

245:浸出鬼没
12/04/17 02:33:47.51 cKlXNoZ+
>>244
リズムあるね。こういう趣向こらす努力は好きだよ。
ただ「月の事、」以降が萎れたな。前半文語、後半口語と分けたからかな。
なんど読み返しても、「きっと」からリズムが崩れるのも一因か。
「此処にはいない」もマイナスかな。安っぽくなる。
まあ前半で稼げてるから、ここでもたつくのも別にいいんだけどさ。

1節、導入はイイ。見ようによっては定石っぽいけどね。
2節、妹も悪くない。ただこれを血縁でない女性と見るには、
さすがに擬古がなってないから、どうしても血縁と読んでしまうな。
妹でのリズムのとりかたも、わりと好きなほう。
3節、たなびく様子を諧謔的にえがけてるねえ。

まあよかったのはここまでかな、4節以降、月にこだわりすぎてるのも引っかかる。

妹ないし(好いた)女との「待ち合わせ」と見るのは簡単だけど、
やっぱりこれが事実か創作かで判断は少し変わる。俺の邪推では、創作に強く軍配。
どうしても勢いが削がれて、永訣の朝ほど後ろに伸びる影の長さを感じないんだよね。

ちょいと気になったけど、「おやすみなさい」、コレやめたほうがいいかも。
効いてはいるんだけど、こういうのに慣れるとつまんなくなるぜ。
限りなくD+に近いC-。


246:名前はいらない
12/04/17 06:14:12.88 nZMIgZnV
「風紋」

黒い瞳の少女は

いくつもの雪の結晶を

やわらかな手ですくいとる

サラ・リ、と手から零れ落ち

幾つかの結晶はもろく崩れ

尖った針で雪は赤くなる

赤い色は美しく滲む

そしてまばゆい光は

雪の結晶を照らし

木洩れ日とともに

ふりそそぐ


幻の少女はどこに行ったのでしょうか

雪は風紋を残しただけでした

247:名前はいらない
12/04/17 10:58:45.70 XuOHYWIj
彼は木陰で屈んでいた。
私が何をしているのかと覗き込んだところ、彼はゴミを拾って居るのだった。
彼は鬼の様な形相で、ゴミを見つめていた、ゴミを拾っていた。
彼は私と目が合うと目を背けた。

「何をして居られるのですか?」
私が声をかける。
「ゴミを拾って居るだけです。」
彼は顔も上げずに吐き捨てる。

「なぜ拾って居られるのですか?」
「貴方には関係のない話でしょう。」
彼は私を突き放す。

私は少年に別れを告げ、散歩道を歩いて行く。
空を見上げると夕立でも来そうな空模様でいた。



248:名前はいらない
12/04/17 11:57:42.72 KTaTFssK
>>186

亀レスですいません。
>>103です。評価ありがとうございます。
まとまりや関連性についてのご指摘、参考になりました。
どう読まれるのか、それ以前に自分の中でどういった軸で構成されているのか。

よく吟味して作ってみます。

249:名前はいらない
12/04/17 13:36:32.69 ylBxMbKw
>>244
B

250:名前はいらない
12/04/17 13:47:14.34 ZCgT3Ngt
「まなざし」

"テキトーにやる"ってむずかしいね

はりきりすぎるといつも空回りする

ひとりよがりの心におさらばしたい

人々の放つ言葉が嘘にまみれるとき

聞こえてくるよ

わたしの世界が崩れ落ちる音

たしか伝えたい気持ちがあったはず

やさしく言うことがわたしには難しくて…

どちらに転んでもおなじ結果なら

はじめからなにも選ぶことなんてしなくてよかったの?

目を開けられないままで終わりに向かう

できればずっと見ていたかった

最期に その まなざしを



251:名前はいらない
12/04/17 19:09:55.64 M/GdKOQY
>242
「満足な暮らし」でなく「満足の暮らし」とは一体なんだろうかと考えた
前者だと普通に満ち足りた暮らし、必要十分な暮らしで良いだろうが、
後者では満足を名詞として使用して満足自体が暮らしをしている。
その満足という暮らしを続けたことで胃が白飯すら受け付けなくなるとのこと
なので豊作のニュースにも興味を示さず働きもせずソファーで寝てしまっている。
もしかして「満足」とは「マン族」ではないだろうか?
そのマン族は米が主食ではないため、その暮らしを続けたことで米を受け付けなくなった。
そういう筋書きなのではないだろうか?
現にマン族は中国の少数民族(と言っても1000万人弱)いるらしく、
主食も小麦やとうもろこし、豆類でやはり米を食べる民族ではないらしい。

「満足な暮らし」の間違いなら評価が必要なのかすら不明瞭な日記じゃね?


252:名前はいらない
12/04/17 19:32:19.94 M/GdKOQY
>>246
戦争哀歌って感じ
なんか他の読み方で着ないかなって考えたが、
臨終間際の老女が幼少の頃の記憶を思い出そうとするも
すでに壊れていて感傷のみが微かに滲むばかり、とか
そんな感じの事しか思い浮かばないわ。

4-8行目は説明臭い。
9-12行は時系列がおかしい気がする
まばゆい光が雪の結晶を照らすのは降り注いだ後だし
降り注ぐのが木漏れ日とともになら順序としては
雪の結晶を照らす木漏れ日とともにまばゆい光が降り注ぐんじゃないの?
と、俺は思ったが異論は盛大に認める
D-

253:名前はいらない
12/04/17 19:45:27.81 M/GdKOQY
>>247
「のちの八神月である」を最後尾に付けたくなった

少年のつれない態度は照れ隠しとかじゃ無く、
自己満足すら許さない愚直な正義に殉じているのかな
真の親切は一切の自己満足を許さぬ自己犠牲みたいな感じで
そんな彼を見た後に見上げた空の様子は暗雲垂れこめており
愚直すぎる少年と、ゴミに満ちた世界との行く末を暗示したように不安げだ

あと、台詞の間の地の文無くても良いんじゃない?
簡素に4行でまとめてしまった方がそっけなさは出そうなきがする


254:名前はいらない
12/04/17 20:55:01.81 M/GdKOQY
>250
ドンだけメンタルよえーんだよ

最初の二三行の時点で自分頑張ってますって暗に主張して、
その後に自分以外の人間の非により台無しになる見たいに書いて、

>どちらに転んでもおなじ結果なら

>はじめからなにも選ぶことなんてしなくてよかったの?

とか大層な意見をいっちゃいるが、
結局自分の思い通りに行かないことに対する愚痴じゃねーか
上品ぶってる辺りが余計に腹立つ。
書くならもっと私利私欲自己中心的に尊大になった方がまだ清清しいわ。

独りでテンパって勝手に結果を想像して見なかったことにして、
最後の二行で綺麗にまとめたのかも知れんがまとまってねーよ。


255:名前はいらない
12/04/17 20:58:11.04 M/GdKOQY
>>254
やっぱりD-

256:名前はいらない
12/04/17 21:17:10.50 ysLQofmp
「赤い水車」

今はもう埋もれた水車
私が生まれる遥か昔
水車は絶叫しながら
大地を赤く尖らせていた
回る水車
見る人を狂酔させる
ギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギ
ギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギ
ガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ・・・
喚起あげる人民釣られ水車の餌食となる
人を水のように浄化してゆく
澄んだ水は濁りやがて蛆が沸き・・・
いや血。血。血。血。血。
それでもなお水車は童の腸すらも引き千切る
だが、ある日火事で燃え尽きた水車
あの炎の色と水車の水の色
同じ色なのに違って映った。




257:名前はいらない
12/04/17 21:58:17.84 CRfGNcv0
「本能色の深紅」
腹が減るということは不幸だ 腹を満たせるということは幸福だ

睡魔に襲われることは不幸だ 睡魔に従えるということは幸福だ

不幸から逃げることは不幸だろうか 幸福が満ちないことは幸福だろうか


耐性がつくこともなく永遠に脳内麻薬に浸されることを夢見るなんて

しかし きっとその色は

悲喜をないまぜにしたような

惨たらしくも 美しい

深い

深い





258:名前はいらない
12/04/17 22:29:51.26 M/GdKOQY
春眠

ぽかぽかひざし まぶたにつもり
とけだすようき めじりにきえる
はるさめのなか わかものたちの
くつぞこのかげ ねぼけたままで

そのまなこだけ ぎんぎらと

しとしとこさめ まつげをぬらし
かぜぎみふらり はめをはずして
ゆうべにちった しんせつのなか
くつぞこのかげ くちもとかくす

そのまなこだけ にんまりと

259:二階堂新館 ◆3H/4wGejElAB
12/04/17 23:51:17.49 ysLQofmp
>>327
あ?おめーにやるハチミツはねえ!
やーいやーいノロマのプーさんwwwwwwwwww
こっちまでおーいでーおならプーwwwwwwwwwwwwwwww


260:二階堂新館 ◆3H/4wGejElAB
12/04/17 23:54:20.26 ysLQofmp
あ、やらかした。
>>237
ウエーン('A`)

261:秋吉君@峠のネカマ飯 ◆2itMTGf8Qk
12/04/18 00:41:41.77 5gqfeXO1
定期的に発表!
秋吉君的日本三大超絶美人

深田恭子
多部未華子
剛力彩芽

262:名前はいらない
12/04/18 01:36:11.33 gWrWxW6h
「さわりずむ」

まが まがしいおんな
ばかばかしいおんどで
さわり さわりと
降って来たのを受け止めてお巡り死ぬ

さそりの名残り
毒ちびるクチビル
反り返って
死ね死ね団
チンポ立つ丘に立つ
ブラフマン

野ガッパ
雨にさわ濡れて
じわじわとその気にさせられて
その先なし

ばか ばかしい男ら
まがまがしいそとづら
まがまがしい時代とただ貼りつけといて
壁をけやぶる
その先に愛

忍者の間者
愛とは一体なんじゃ
春に聞いたらいいんじゃない?
春さんはなんでも知っている

でもさわりずむ
さわ やかないでたちで佇む
さわ 湿り気のないしっとり感
さわ



263:名前はいらない
12/04/18 05:10:02.78 YZBMSWFQ
「カモシカ」

求道者のように
カモシカは立っている
一途な志を骨格とし
野生と言う鎧を身につける

未だ若いカモシカは
何処の何方ですか?と
首を傾げながら私を見ている

カモシカの通る道は獣道となる
膨大な糞がばら撒かれ
カモシカたちのテリトリーは
拡大されていく

眺望の良い雪山で
カモシカは
私をずっと反芻していた

264:浸出鬼没
12/04/18 06:52:38.93 MV9bjt9k
>>257
観念詩だね、まあ俺の造語だけども。
こういった詩の形態の嫌いなところは、
アフォリズムに憧れただけの若造が、
なんちゃって詩をつくりやすいとこなんだよね。
特にこの詩に限っていえば、不幸と幸福の対比、
情景描写なしの心理描写濃いめ、
「深い//深い//紅」というでっちり(出っ尻)、
ここらへんが特徴といえるだろうか、
俺としてはどれも浅いと感じるんだな。
アフォリズム云々は最初3行に特に顕著だよね。
「不幸とは○○である」「幸福とは○○である」の只の変形。
以降の7行で、その輪郭を捉えようと形容を試みるも、失敗。
俺もえらく失敗したことあるが、最後3行はヒドいもんだね。
おそらくvipper程度なら誰でもできるような技巧、改行。
なんていうかな、軸がないんだよね。思想にも構成にも技術にも。
ムーミンのニョロニョロみたいな。味つけしてない寒天だね。
地味に落胆したので、あえて評価書きましたのよ、D-。

>>258
春眠といえば、「春眠不覚暁」の漢詩を思い出すよな。
評価できる点は、輪郭で題を感じ、感じさせようとしてる辺り。
俺も今目指してるどころだしね。もち難しいけど。
成否を判断するなら、失敗に6割9分かしいでるかな。
まず詩に限らず物事を判断するときは「肯定or否定」を見るが、
この詩が春眠に対してどんな感情を抱いているか、
巨視的に肯定か否定かすらわからないんだよな。
「ひざし」は肯定ともとれるが、「はるさめ」「こさめ」と
否定的とみなせる語もあるし。「くつぞこのかげ」も暗い。
詩としての雰囲気はあるんだ、単語と書き方がそれらしいから。
ただ言葉たちがそれぞれ密接に繋がってはいない。ホエーみたいな。
巨視的にも微視的にも、あー読んで損したと思うような詩でした、D-。
これも技巧に走り過ぎの感が強くがっかりしたので言及。

265:浸出鬼没
12/04/18 06:54:18.85 MV9bjt9k
>>262
直感的にいうなら、Eだよね。
言葉遊びと蔑視されるもののおよそ正統な範囲。
人は(少なくとも俺は)ここに意味を見出すのがめんどくさくなる。
なぜなら、この詩に真摯というものを感じないから。
このスレであのコテを俺があぼーんにしてる理由と同じ。
ただそいつと違ってこの詩にはある種の希望をもってるよ。
あんたさんがこのカタチのおふざけをどれだけ持続できるか。
途中で諦めたら、その程度。蔑視されるべきていたらく。
逆に続けてれば、大成するかもせんしね。
そのときは俺のようなE評価つけてるヤツが笑われるだけ。
ただ今は成熟していない、実も花もついてない青草。だからE。
前向きなEだが、どうせ俺を裏切るんだろうから消えてくれてもいいけどね。

>>263
自殺島よんだらすぐにできそうなもんだなw(感想)

266:浸出鬼没
12/04/18 06:59:31.75 MV9bjt9k
>>258
いいわすれてた。
俺もたまにするけど、酷評したあとの詩の投下いいと思うよ。
ケンカふっかけてるのに、誰も酷評してくんないんだよね。
その姿勢は好きだよ。ほぼ自己肯定なのが嫌だけどw

267:名前はいらない
12/04/18 07:51:55.27 1x32U0Lt
>>251
別に、マン族とは関係ないです
満足な暮らしではなく、
満足の暮らし
にした理由は、満足な暮らし、では、
この詩の主人公自身が満足している暮らしだと取られかねないので、
ハタから(日常的に飢餓に苦しむような国の人など)見れば十分満足しているという、
自分のおもう満足な暮らしとは差別化したくて、
「満足」に、その客観的な意味を押し込んで
満足「の」暮らしとしました

また、ハタからみれば極めて平穏な時間を切り出すために、
全体的に日記風にしました

再評価は希望しません
次こそはBをとれるような詩を書いてきます
ありがとうございました


268:名前はいらない
12/04/18 08:16:48.89 YZBMSWFQ
「乾いている」

少女達は駅の回りでたむろしていた
少女達は皆乾いていた 全てのものが 無機質な情景の中で 既に前からそこに居た様に まるで物体のように乾いていた
見えない虫の魂のようなものだけが ボウと浮かび上がり
それはまるでカゲロウのように切ない
時代が怪物のようにゆっくりと動き出していた
全てが病み あらゆるものがあらゆる事柄に飽きていた
私も同じように乾いていた
まるで湿り気を帯びていない 骨や肉を軋ませながら動いているにすぎなかった
私が乾いているから少女達も乾いて見えたのだろう そう思いたかった
少女達はモノクロームのチラシのように あちらこちらに散乱し引き千切られている

時代の老廃物とともに外に弾き出され 皆乾ききってしまっていた
回りの情景は乾いた少女達と同化し 皆それぞれただ時を止め やはり乾いていた



269:名前はいらない
12/04/18 09:47:20.21 gWrWxW6h
>>265
その文章は単なる好き嫌いの押しつけですよね。
しかも「こういうタイプ」と決めつけて類型についてのみ言及(というか嫌いだという表明)
しているだけなので、私の作品を本当に読んだのかどうかも不明です。
読んでただ損したとしか思いませんでした。詩に対して真摯というものを感じない。D

お前の嫌いなコテなんか知らんがな(´・ω・`)


270:二階堂新館 ◆3H/4wGejElAB
12/04/18 09:53:36.63 KO30XEqZ
>>209
にゃろめがカスなのは周知の事実じゃないですかwwwwww
>>266
あ、くそーほのほの奴ワザとよけやがってー

271:二階堂新館 ◆3H/4wGejElAB
12/04/18 09:59:45.31 KO30XEqZ
>>269
基本コテはスルーしてるよなwwwwwwwwwwwww


272:にゃにゃめよんじゅうごー!
12/04/18 11:05:54.56 alJHjLvl
携帯からこんにちは。安価記号打てないのは勘弁な。
〉265
262は僕は好きだけれどね。
韻踏みながら女性的視点入れるのって難しい。
多分ひらがなでの音表現に評価釣られてる感じがするよ。
〉270
君に屑と言われても何とも思わないなあ
文句言うのは勝手だけど本当にどうでもいいんだよ。

273:名前はいらない
12/04/18 11:22:58.43 T2Gx0Nae
「まだ僕が人だった頃」

色のない絵の具を
パレットの真ん中にギュッと出して

匂いのしない花を
画用紙いっぱいに描いていく

チャイムの鳴らない学校で
つまらないけれど穏やかな時間を過ごす

収集車の来ないゴミ捨て場に
いつまでも居座っているゴミ袋のような僕

青春なんて
そんなもの
青春なんて
空を見上げれば
なんとなく理解できた

まだ僕が人だった頃

274:二階堂新館 ◆3H/4wGejElAB
12/04/18 12:51:42.98 KO30XEqZ
>>272
うわーにゃろめだー逃げろ逃げろ―

275:名前はいらない
12/04/18 13:01:11.23 tm25zLJ+
「どうしたらいい」

さいきんじゃ嫌なことばかり目につくよ

なんでもないようなことを大袈裟にとらえたり

ひどく傷ついたフリをする

そしてふて寝するっていうお決まりのパターン

"生きていればこんな日もあるんだよ"って自分で自分をはげます

嫌なことばかりなのに離れたくない

どうしようもないこの心 どうしたらいい

それはきっと なにかを守っているつもりでいたいから?

心の行き先が自分でもよくわからないんだもの

見えないフリするのは気楽なんだろうね

どうしたらいい

この混沌を生きぬくためには

どうしたらいい

自分を揺るぎないものにするためには



276:二階堂新館 ◆3H/4wGejElAB
12/04/18 15:56:29.42 KO30XEqZ
>>272
あと屑じゃないからカスだから。
頭大丈夫wwwwwwwwwwww


277:浸出鬼没
12/04/18 18:24:53.32 MV9bjt9k
>>269
じゃあそれでいいよ。

>>272
そうですね。

278:にゃにゃめよんじゅうごー!
12/04/18 18:53:15.31 alJHjLvl
うん。それでいい。
じゃあね。

279:名前はいらない
12/04/18 22:30:35.77 bXn/m21u
>>264
書いた本人としては単語に対して否定肯定なんて配慮してなかっただけに
言われてみてそういう見方も有るのかと感心した
個人的にこの詩は警句として書いていたが伝わらなけりゃ世話ないね
形式に拘りすぎたのが災いしたか
評価ありがとう

280:名前はいらない
12/04/18 23:48:27.77 dBYTMCSf
>>245
>>249

遅くなりましたが
どうもありがとう
参考になりました

281:名前はいらない
12/04/19 01:13:22.79 u6WBMK/f
今日も雨が降ります
しとしと
しとしと
止む気配もなくずぶぬれに

今日も雨は降り続けます
しとしと
しとしと
なんとなく
昨日よりも空気は重いですね

今日は久しぶりに雪が降ります
しんしん
しんしん
心のそこまで冷えますね
流した涙も凍りましたね

次の日はまた雨になりました
ざあざあ
ざあざあ
固まりきった雪が溶けて
流されていきます
どことなく
空気は軽くなってきた

おや、雲の隙間から太陽が
もう随分長い間見かけませんでしたね

長かった雨は久方のお休み
どろどろの地面は乾いて、固まっていく
よかったね

でもそんな奇跡はつかの間なんだね
太陽は雲にどこかへ連れて行かれ
また雨が降り出しました
しとしと
しとしと
雨の中でずぶぬれで
誰にも気付かれない あの子は 泣いている

急激に冷え込んで
明日には雪に変わりそう
次はいつ太陽を見れるのでしょうね

282:名前はいらない
12/04/19 06:07:07.99 6T2YMrk9
「ラクダ」

一日中 しとしとと降り続いた雨ははたと止んでいる
ガラス越しに稜線が見える
夕焼けに染まった稜線
砂漠の上をラクダがとおる
ゆっくりゆっくりラクダは右に動く
あまりに美しく あまりにも悲しすぎる
私は 稜線のラクダを悲しそうに見つめている
明日は
晴れるだろうか 
私も
晴れるだろうか

稜線のラクダはゆっくりと山頂を目指して歩いている
この美しさを このはかなさを
私は誰に伝えたらいいのだろう
もうすでに 作業のダンプの影はなく
遠い稜線は私の前で 夕闇に包まれはじめている
こんなに 悲しく うつくしい稜線を そしてラクダ達を
今までずっと見たことはなかった

283:210
12/04/19 18:11:03.76 ZINkKy8I
>>214
>>243

コメントありがとう。うれしい
ありがとう 宝物だ。

284:名前はいらない
12/04/20 00:03:25.51 Uyf78sWW
「バター」

薄柔らかく 黄色に笑う
君の香りが好きだ
トーストの上で輝いていたのは
光を映した幸せの欠片
8万6千4百粒の砂時計は
今日もサラサラと音を立て
暖かな始まりを祝福していた

285:名前はいらない
12/04/20 03:40:58.67 ZlLU2RB5
「ため息」

初冬の初雪の舞う中 風が杉達の間を勢いよくすり抜ける
山の頂から頂に掛けて 送電線の唸る音が聞こえる
人造湖は波打っている
一瞬ふわっとしたかと思うと 空は洗われ 雑木林は明るく広がる
既に枯れた黒花エンジュから スズメが生まれるように飛び立つ
突然 風はふっとため息を漏らす
雪はまだ降っては いる
けれど 風のため息と共に辺りは静止し 一枚の暖かく 白と黒の明るい絵となる
ふんわりとしたやさしい空間が生まれる
まだ間に合うかもしれない
いやきっと間に合う だって風がやみ 風の吐息が感じられたから
するとまた パラパラと霙交じりの雪が 普通の呼吸に戻った風に押されて吹き付けた

とてつもない遠い山から山へと 木々の間を縦横無尽に吹き付ける風
じっと風を見回している私がいる
私は木の葉のように流されたりはしない
風はまたため息を吐いて 落ち着くはずだと私は思った

286:名前はいらない
12/04/20 03:54:31.54 qyYGHGGD
「ため息」

ため息の色が優れない
自分のために流すため息

夕日の色が優れない

明日を憂いてみる夢が、
僕の理想の人物像など
しっかり投影したりして、
目が覚めてから
今日もアンニュイだ

287:777
12/04/20 04:48:00.56 DwADOYO3
「うちゅう」

泣く
笑う
なんでもないところに
なんでもないものを落っことして
数日が経ってしまったように
僕はいる
ゼロだけど
数えて
数えられる



288:子猫
12/04/20 20:19:22.03 Tg9rcgGS
>>286 「ため息」D+

「ため息の色」という言葉は美しい。けれども、そこから先へと読者を連れて行ってはくれない。
「憂いてみる夢」から褪めた後の心情を「アンニュイ」という言葉で表現したことで、この詩は、心情の告白に過ぎなくなる。
今一度、ため息や夕日の色に着目しながら、外部にあるものと、自らの心を繋ぐ言葉を模索してほしい。
そしてまた、「アンニュイ」という言葉ですらあらわせないような感情の動きをこそ描いてほしい。


289:子猫
12/04/20 20:31:46.76 Tg9rcgGS
>>284 「バター」C-

「薄柔らかく 黄色に笑う/君の香りが好きだ」というのは、バターの擬人化で、ありがちな類推といってよいかもしれない。
けれども、「8万6千4百粒の砂時計」という言葉に救われている。まさしく、過ぎていく日々が時間の重なりだと感じさせてくれる一節である。
冒頭の見直しと、何故、バターと時間がこれほど重なったのかについて、作者は考え抜き、さらに詩作を行ってほしい。


290:子猫
12/04/20 20:39:03.74 Tg9rcgGS
>>273 「まだ僕が人だった頃」 C+

心地よいリズムに運ばれる一篇。学校にあって感じた青春を一貫して描いた点でも評価できる。
けれども、あと一歩、あと一歩、今現在、知っている言葉の世界から外に出てみるとよいかもしれない。
とりわけ、「青春」の葛藤も、人でなくなるということも、恐らく、もっと複雑で過激なことに違いない。
作者の次作に期待する。

291:子猫
12/04/20 20:59:01.99 Tg9rcgGS
「妊娠中毒」

蹴ってしまおうとして蹴った君からは何も出てこなくて春

木の根のもとにしまっておいた子宮を君にあげても
永遠にめぐっていくだけの妊娠中毒

わたしのお腹 膨れて水があふれる

ねえ、しなだれている場合ではないのよと
後ろ姿だけ見せて告げる君の横顔

冬の間に育てたものが今になってわたしの中に張り巡らされて
「行くわよ行くわよ」と、未来から呼んでくる

お腹一杯にするために生クリームを飲み干したら遠くで雪崩が起きる
未来から過去から わたしは見つめられ 股を開き人刺し指を挿し入れる

爪に塗ったマニキュア、湿疹、電話帳、硝子窓、洗濯物、薄曇り

タクシーの向こうには海が流れ 知らないうちに国道を走る
段々畑を越えたら病院 そして、森

誰もいないということは幸せなことです
それを知らないのにどうして生まれてくるの ここへ

何度でも知っていることがあるのにまたこの時へと押し寄せてくる妊娠中毒

292:名前はいらない
12/04/21 00:13:08.22 HqrR49+o
>>268
取り合えず乾いてるのを強調したいのは判るがやり過ぎている気がするし、
直喩の「~のように」を繰り返すからそれも相まって単調に感じる。
1行目と10行目や、2行目と6行目みたいな意味の重複した文章は強調なのかな?
けれども元々も上に記載したように同じ単語や言い回しを多用しているため、
それらが効果を発しているようには見えない。
あと、6行目で「飽きていた」と言っちゃったのは良いのかな?
D-

>>275
愚痴?
どうしたらいいとか訊かれても人それぞれとしか。
というか現実逃避したまま問題投げかけられても困るんだが。
E

>>281
虐待?
取り合えず文体にもう少しメリハリをつけたほうが格好良いと思う。
あと、全体的に冗長。
天気の表現ももっとバリエーションを持たせて読み手に情景を思い浮かべさせて欲しい
ただ淡々とオノマトペで済ませてしまうと味気なさすぎる。
D

>>282
美しさに感動したりラクダの姿に悲しむのは良いけど、読者には一切伝わってこない。
誰に伝えたら良いのだろうって、まずは読者にその一端でもいいので伝えて欲しい。
D-

293:名前はいらない
12/04/21 00:13:30.03 HqrR49+o
>>285
1~2行目で風の勢いを意識させて4行目ではたと流れが変わる構成になっているが、
3行目の時点で勢いを止められてしまい其処の転換が巧くいっていない。
4行目の「ふわっ」としたのは風が勢いをなくした事だと解釈していたが、
6行目でもまた風が勢いをなくしていて良く判らなくなった。
何が「ふわっ」としたの?寒さ?

あと、何度読んでも何に間に合わせようとしているのかが判らない
というか、だって~たから、と理由らしからぬ理由で希望的観測を組み立て、
その次の行で早速その理由が崩れているのにも関らずに、
後段のまとめへ何故話が続いていくのが良く判らない。

どうでもいいけど初冬に初雪が降るってことは中部以北なのかね?
D-

>>287
壮大なテーマを限られた文章で書ききるのは大変だなとつくづく思う。
詩板の中にも四つの物で世界表すスレとかあるがアレに近く、
如何に少ない単語の連結で的確なイメージを想起させられるかが問題であり、
数学や宗教を飛び出した第三勢力を作り出すに等しい無謀である。
少なくともこの詩は残念ながら成功しているように見えないが、
じゃあ何すれば良いのかと問われると言葉に詰まらざるを得ない、
しいて言えば3-5、3-6行目を
もっと直感的にイメージを湧かせるようにこねくり回すといい気がする。
D+

294:名前はいらない
12/04/21 01:13:55.84 ExC+srCG
>>186さん
110です。評価ありがとうございます。参考にしてもう少し練り直してみます\(^o^)/

295:名前はいらない
12/04/21 01:19:37.31 MEqE+Cjm
「私を好きになってください」

私を好きになってください
この作品を読んで私のことを好きになってください
あなたはどんなひとですか

笑いたいひとなら私を好きになってください
切ないのが好きなひとなら私は黙ります
野良のたんぽぽ達が中古車屋の外周でおひさまを浴びています
夏草が無謀に背伸びする頃までには小さな傘をさして旅立つでしょう
その前に私が首をひっこ抜いてあげます
大地のからだからもげた生首が無数に芝生の上に並びます
私は光の汗を拭きながら缶コーラを傾けます

健康に生きること
それは笑いながら殺すこと
けっして同情に流されることなく
明るい光を見失わないこと

まっとうに生きること
それは殺して綺麗を保つこと
たとえ人間が死ねばこの世は泥と草花にまみれるとしても
毎日の努力で異物を排除し続けること

あぁ
なんてありふれた私

昔はこんな私じゃなかった
それが私の犬じゃなくても
野良の犬でも身を挺して守ろうとした
犬の首がもげるのは自分が死ぬくらい嫌だったから
あぁなんてありふれた子供

蟻が蚯蚓にとどめをさして
生活の巣穴へみんなで運んで行きます
私はその通り道に毒の箱を置いて
月末にはそこそこの給料を貰って弾みます

私は春色のワンピースを着て
明るく立って笑っています
こんな私を好きになってください
乗りにくいなら抱きしめてあげましょう
白い傘を広げて
地面を踏んで

296:名前はいらない
12/04/21 01:21:35.85 ExC+srCG
Symmetory


青い雲だ 白い空だ

冷たい太陽に 砂漠の星だ

そして君は地球の裏側で
優しい僕と出会うから

今は忘れてしまおうよ



297:名前はいらない
12/04/21 01:30:59.65 ExC+srCG
Soon days

もうすぐ もうすぐ秋がくる
日暮らしの歌はとうに聞こえないから

代わりにコオロギの歌が聞こえる
彼の代行者のように
夜は途絶えることなく

あ、油蟬のはしゃぎ声は聞こえない
もう帰る時間なんだね

あ、風が吹いてきた
冷たい刃で赤い木の葉を撒き散らしてる
いたいだろうか

あ、朝がとても澄みきってる
僕の汗はもう乾ききったみたいだ

あ、向日葵の笑顔は見えない
ぽたぽたと種の涙をおとしている

また、一年後


…でも別に僕がどうなるわけではないけど

もうすぐ もうすぐ 秋がくる


298:名前はいらない
12/04/21 01:52:36.35 l5viLBh9
「笑って」

笑う もらう
笑う もらう
乞食が似つかわしいなお前には
地下鉄の駅の前でなんどもお辞儀して
わずかなおめぐみで今日を生きる
生きることが辛いんだってな
いつからそうしているんだい
あすの夢もみずに過去の話をして
頭の中は真っ暗だ
いつからそうなってしまったんだ
安いパンの耳をかじりながら
みんなの鼻つまみ
もう一週間風呂に入っていない
本当は悲しいんだってなそうしているのが
涙もつきた神もいない
もう本当は眠りに就きたいのに
今日の寒さが震えを誘う
悲しげな儚げな精一杯の笑い顔


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