12/07/17 15:43:42.19 PqRtRrpg
べつに自由詩を否定するわけじゃないけど、個人の潜在能力は
詩作の段階でなにか制約があったほうが顕在化しやすいとは思いますね。
これは作詞にも言えることで、やはり詞先より曲先のほうが制約れた文字数
による葛藤が功を奏して、怪我の功名といいますか瓢箪から駒といいますか、
動かしがたい洗練された詞が曲にのせられることが多いとききます。
そのまま類推するのもあれですが、自由詩にもすくなからずそういう制約、
と言うよりは自分なりに設けた制約を自作に課して詩作するべきなのかもしれません。
そしてそれは何も文字数や形式だけにかぎられたことではなく、もっと感覚的なもの
にだって皺は寄せることはできますし、もしかしたらそれこそが詩作にとって、
思いのほか肝心なことなのかもしれないと俺は思ったりします。