君のセンス5段階+αで評価するよ[vol.100]at POEM
君のセンス5段階+αで評価するよ[vol.100] - 暇つぶし2ch68:名前はいらない
12/01/15 23:01:05.57 obIxaQQI
お願いします。
「ココロの果実」
数万年を超えてココロの旅から凱旋する。
この世に誕生した人類はいつからココロを持ち始めたのかしら。
最初はきっと子供のように無邪気なものだったにちがいない。
ただ、最初に、僕達のココロの所有は無である。
終わりにも、僕達の心の所有は無になる。
そこは。砂地に続く大平原で、静まり返って何の道しるべもない。
そのうち、じめじめした雨が降り、大地にココロという苦い実を天使が与えてくれた。
その実の味は、好色、権力、金というものうめくものであった。
そうだうめくというものがココロなのだ。
ココロというものを天が恵んでくれた。

69:名前はいらない
12/01/15 23:06:01.87 TGDVZiSB
>>65
言葉の一つ一つにこだわったり丁寧に意味を込めているのは伝わります。
しかし、長いなぁと思ってしまった。
部分部分よりも詩全体から伝えるものを意識してほしいです。
物語的には、バンプとかラッドのような青春パンク的イメージですかね。
詩の流れはきちんとまとまっていますが、もうちょっと削ぎ落とせば
テーマも分かりやすくなるかと。
D+

70:名前はいらない
12/01/15 23:16:04.26 TGDVZiSB
>>67
神秘的でロマンある詩でした。
回転する髑髏とは何を指すのでしょうか。
察するに何か夢や目標、到達すべき地点に関わるもので
停止した髑髏はそれに破れた者達の骸ということでおk?
表現の仕方や行間の開け方などに、独自性や美しいこだわりを感じました。
C+

71:名前はいらない
12/01/15 23:32:43.98 TGDVZiSB
>>68
2、3回読んでなるほどなぁと思いましたが、
2、3回読み返さないと何を言ってるのか分かりませんでした。
「ココロ」とか「天」とか、唐突に出てきた「天使」などが何を象徴しているのか
前半に分かりやすい表現をして頂けたら詩に入りやすくなります。
最後のほうでは、無に出現した人間の欲望を前向きに捉えているんでしょうか。
視点は独自のものがありますが、もうちょっと推敲したらいいかも
D+

72:名前はいらない
12/01/15 23:40:27.05 v+sneCin
>>24です

>>26
評価ありがとうございます
確かに、厨二病と書くことで自分に保険をかけていたのかもしれませんね
精進します

73:名前はいらない
12/01/15 23:44:56.75 v+sneCin
【朝】

地球はつねに朝がある

夜もあるけど朝もある

ここでは暗い冬空も

べつの国では春日和

心が暗くで淀んでも

どこかに光は射している

闇あるゆえに光ある

明けない夜などありえない

夜なら星を眺めよう

楽しみながら朝を待とう

明日はかならず晴れるから

74:芳水 ◆BFRAlXDpXE
12/01/15 23:57:36.49 CdQmx/1U

 ふたりの時を思い出す
 初めてキスした帰り道
 ちょっと強引だったかも
 唇 少し濡れている

 月が低く輝いて
 夜なのに少し明るくて
 どんなメールしようかな
 君の香りと いつまでも


75:彼女はストレス
12/01/16 00:00:27.28 VqLK7/07
腹痛の夜
星が綺麗だ
勿体ない

お腹痛い夜
ストレスのせいだ
お薬ない

笑い事じゃないよ尋常じゃないよ腹痛ぇんだ
何故苦笑?テレビを見る君こっちを向いて
言っとくが君がこうなったら私はな
もしこうなったらな、私は君を優しく撫でて言葉をかける「痛いでしょうね」

二人の夜
でも断絶だ
独りの夜

冷たくて我が儘な君
優しくて我が儘な私
ストレスの夜
お腹の痛い夜

76:芳水 ◆BFRAlXDpXE
12/01/16 00:04:16.41 Bfgs4HfE
>>66
評価ありがとうございます。初めてC-を頂いて正直嬉しいです。
できれば2節でまとめられないか考えて作りましたが、
ぶっちゃけ あの場でどうしたらいいかわからない、
てゆうか、あのような展開になったらいいなというのが、願望であり本音です。

77:68
12/01/16 00:07:41.04 h+8IyaMh
>>71
評価ありがとうございます。
推考がうまくできなかったとズバリ。
自分でもどこか滑ってると思いながら投稿してしまいました。
個人的に推考し直してみます

78:名前はいらない
12/01/16 00:41:13.64 RGgufAXQ
「縁側の夜」

夜が庭へ落とす影をねぐらに
明かりの灯る際までを
虫の声が飽和して

遠くの夜へ解けていく石畳の、細かな隙間を震わせて。

天の川と煙を吐き出す姉さんが、すこし離れて歩いたり
時折流れる星に、目を逸す仕草も

縁側から2匹の猫と、私は目を奪われるようにして魅入っていた。
それはとても綺麗だったのです
きっと緑色の、弾けるような、光だったように思います。
ただもう長いこと、言葉が変わってしまうほど言わなかったら。

私にはよくわかりませんでした

夜の縁側に腰掛けて
猫が尻尾を揺らす度に
すこしの間だけ夜がざわめく感覚も
どこかで弾ける音が響いて
静かになったり
また声が飽和していく中で

温くなっていく麦茶と、
侵されていく日の足踏み。
石畳の震えは
夜に寄り添う姉さんの髪を揺らして
細める目の愛しさを

79:食パン ◆N46ZZ5aRP.
12/01/16 00:58:45.94 FjiIAkgp
>>70
髑髏に関しては時間とか記憶って言葉をキーワードに読解すると良いんじゃないでしょうか。
いちいち説明するのはキライなので詳しくは言いませんが。
しかしもっと批判して欲しかったなあ。
何故C+なのか。
何が至らぬのかわからなかったです。
評価ありがとう。
でも再評価に出させて頂きますエラそーでごめんなさい。

ちゅー訳で>>67再評価お願い致します。

80:ちーちゃん
12/01/16 10:23:57.47 diDK7iJd
>>49
チラ裏で涙拭けよE

81:ちーちゃん
12/01/16 10:48:24.59 diDK7iJd
>>39>>42
ありがとうございます。
じつを言うと僕はその時ひろゆきさんの事を考えていたのです。
ひろゆきさんにとって2ちゃんとはどういう位置付けなのか。
これは単なる既得の収入源でありネタ帳に過ぎない物で、
ひろゆきさんの心が此処で過ごす時間は無いものなのだろうかと考えていたのです。
そう、まるで神が地上に住まない事のような感覚なのだろうかと。
でも、そんな事を書くのは大変だし面倒くさいので
芽が出て膨らんでみたいに締めました。

82:名前はいらない
12/01/16 16:37:19.33 S1+Yqbll
「約束の地」
君を深く愛するものたちは、遥か次元の限りない空間にいる。
彼らは、君と共に流れてゆくが、彼らは君を見失だろう。

君の心も。
君の肉体も。
君の美しい瞳も。

いつどこで見失ったなんて彼らには分からない。
なぜなら君は、その世界での熱の両極となり、永久に交わることの無い平行線となる。
その二つの線の距離は縮むどころか開いてゆく。
そして、何の反響も、衝撃も感じなくなる。
そこは遥か次元の限りない空間。
彼らには約束の地などないのだ。


83:名前はいらない
12/01/17 01:15:23.78 TmmTwYxE
僕とキミの関係をなにかに例えるとしたら
どうなるんだろう


僕が紅茶でキミが砂糖
苦い苦い僕に甘さを与えてくれるのはキミ
なんかしっくりこないな

僕がパレットキミが絵具
真っ白な僕を飾るキミという彩り
そんな綺麗なもんじゃない


僕が僕でキミがキミ
僕がキミでキミが僕
僕がキミの全てでキミが僕の全て
やっぱりこれだ


僕とキミの関係は
他に例えることが出来るほど簡単なものじゃなくて
キミの代えなんてどこにも見つからないな


こんな甘ったれた詩を書くなんて
なんだかおかしいや

僕が僕じゃない
僕が僕をわからない
こんな風になったのは
キミの所為きっとそう
こんな風にしたからには

僕の手を離さないで

ずっと ずっと

84:PANDA
12/01/17 02:35:11.33 zXVZyAh9
>>67
果たして髑髏が内包するものは、空洞だったろうか。
比喩としての髑髏が、少なくとも共通してイメージするところの死、本質の比喩、人の根幹、などいずれかであったにせよ
それら、誰もがイメージする髑髏、から抜け出せずに入ることが
私にはこの作品の欠点に見えました。全面に押し出される、まわる髑髏というのがこの作品の中心にあるのですから、髑髏について
もっと書かれてもいいように思いましたD+
>>73
上から4行は作品を固定するための事実描写、これからこういうことについて話すよ というための文だとしても
例えば、明けない夜などない、とか
闇があるから光がある、とかその逆でも
すでにどこかの歌手が何百と歌っているようなフレーズで、よく 手垢のついた言葉 、使い古された表現 なんて言われたりします。
厳しくいえば、ここに作者の言葉はない。どこかで聞いたフレーズの寄席集めです。あなたの体験からでもいいと思います、あなたの言葉で、これが自分だと言える作品づくりをがんばってくださいE
>>74
素直な作品ですが、やはり短いとなるとランクが下がるのはご愛嬌です
短いから、一言でその背景や気持ちを伝えてしまうような言葉がないと光りにくいんですよねE+
>>75
ちょっとリアリティを感じなかったので、ああそっかーで終わってしまったのと
もうすこし作り込んでほしかったなぁと思いましたE
>>82
私には何も響いてきませんでした。物理はよく知りませんが、遥か次元の限りない空間とか
なぜ、熱の両極、平行線に"なる"のか、約束の地ってなんだろう。とか
作者には何か思うものがあるのかもしれませんが。
違う文章で、読者がこの作品に書かれているように、感じるよう書いてみてはどうでしょうか。D-
>>83
どれだけ君というのが大事かいまいち伝わりませんでしたE

85:PANDA
12/01/17 04:54:32.72 zXVZyAh9
>>78
ちょっと支離滅裂もいいところだった
酒のせいにさせてください。また書き直します

86:82
12/01/17 10:04:30.12 Nai/Y8/+
>>84(PANDAさん)
評価ありがとうございます
かなり独りよがりに作ってしまったみたいですね。これからもご指導よろしくお願いします。


87:名前はいらない
12/01/17 18:23:31.88 1oHMGFxx
「虚」
くびれた空気の中で、鬱血した時間が過ぎてゆく。
どうらやら僕が君の事を思っているのもそろそろ情が燃え尽きそうだ。
胸苦しいのは血の中にきっと黒い花がいっぱい咲いているからだろう。
僕の中にいる君は、もう手遅れかもしれない。
もう燃え上がることもない。
もう消えることもない。
ただ、君の輪郭が優しく黒い花の毒に犯されるのみだ。


88:87
12/01/17 18:26:56.68 1oHMGFxx


すいません。最後の一文が抜けてました。

「虚」
くびれた空気の中で、鬱血した時間が過ぎてゆく。
どうらやら僕が君の事を思っているのもそろそろ情が燃え尽きそうだ。
胸苦しいのは血の中にきっと黒い花がいっぱい咲いているからだろう。
僕の中にいる君は、もう手遅れかもしれない。
もう燃え上がることもない。
もう消えることもない。
ただ、君の輪郭が優しく黒い花の毒に犯されるのみだ。
どちらの君が毒されるのか僕はしらない。


89:名前はいらない
12/01/17 18:41:41.70 4I53GuXY
混沌世界

世界は一冊の物語のようなもので、美しく創り上げること。
それが世界を創造するために最も重要なことだった

いうなればそれはユートピア。
けれど美しさなんてすぐに剥ぎ取られてしまうその脆さ。

町は夕日が燃え尽くして、
残された黒い残骸は果てのない夜と
なって、
いけにえの十字架たちは戯れて。

お話たちはページごと旅立ち、
あの夕焼けの元へと黒こげになること
をせがむ。
それは己自身の望みなのかもしれない。
この地を歩いていても、
どこからか硝子を通してこの世界を見る自分がいる。
客観的に見たこの混沌に、もう愛していないよと言葉はのどを突き破って。美しく創ったはずだったのに。

結局描いたユートピアなどというものは曖昧なものなのだ。
広く広く創ってしまってはいけなくて、余るほどの思い出も持ち合わせてはいけない。
そして心は空虚であるほどにこの場所ではちょうどよい。

愛してもいない、
心もつぶしてしまう、
美しさの消滅…

ではこの地を創造するは何の為に?と聞かれれば返す言葉もなくおしまいだ。
よくわからない何か、混沌とした私の世界という正体であるだけしか成立しえないのだから。


でも、
私のこの目は踏みしめた黒い大地の下に眠るかもしれない輝きをしらない。

90:名前はいらない
12/01/17 20:25:48.46 8NGXlSQv
赤い靴は投げられた
服も捨てられた
手袋も無くなった

私がいけないんです、私が

刃向かう為の鉾も
己を守る楯も
ないの ないの

ごめんなさい ごめんなさい

辛い事はなにもない
嬉しい事はしらない

私がわるいんです、私が

小さな軟い体をさらけ出すしかなかった
もう潰れてしまった小さな私

ごめんなさい ごめんなさい


どうすればいいの
なにができるの
私にはわからない

見て 私は生きていたの

いきていたの


いまはもう何も出来ないの

91:にゃにゃめよんじゅうごー!
12/01/17 22:38:48.89 O399x+tq
>>90
虐待を書くために少し幼児退行するスタンスは合っています。
ですが、幼児退行としては硬い言葉を使っている部分があります。
>刃向かう為の鉾も
>己を守る楯も
>小さな軟い体
この部分ですね。
そして恐らく1段落目の
>赤い靴は投げられた
>服も捨てられた
>手袋も無くなった
の部分は最後に持ってきた方が放置されている感じが出ると思うのですがどうでしょうか。
かわりの1段落目として
>どうすればいいの
>なにができるの
>私にはわからない
をコピーして、9段落を挟む。これだけで大分印象が変わります。
素晴らしいと思ったのは
>見て 私は生きていたの
>いきていたの
>いまはもう何も出来ないの
の部分ですね。生っぽくて良いですね。
他の人の基準からD-ですが個人的にはDです。

92:名前はいらない
12/01/18 00:21:58.05 R7FaWh/S
おおいつの間にかセン5、100スレ目か。すげぇな。素直に祝福。
高校生の時から見てて、大学生になって卒業して無職になったけどまだセン5あるよ。どういうことだよ。
おめでとう。そんでお世話になりました。職探す。

93:秋吉君@ケツ守る☆ネカマ ◆2itMTGf8Qk
12/01/18 00:39:50.08 YW8b9fRT
がんばれ-!

94:PANDA
12/01/18 02:51:36.85 M8dGouyV
>>88
この作品では黒い花と僕の情についてが重要なのだろうと思いますが
しかし、黒い花は鮮明なイメージを持たず、連想させるものを感じず、情についても書かれていない。読者がこの作品に入り込んで読むための道筋が示されていない。
恋愛をしたことのある人なら情が尽きるという体験はしたことがあるだろうから、その一点で読込み
感情移入をすることも不可能ではないと思いますが、その一点に、託してすぎていると思います。だから作品に深みがないという印象を受けたのだとおもいますD-
>>89
比喩したものが、雰囲気づくりの言葉どまりになってしまっています。
特に3連目は丸ごと当てはまります。また比喩して書かれてはいるがその言葉が、作中になんの効果も与えずに終わってしまっているとおもいます
これは避けなければいけないことです。
最後に後半は日本語が怪しいE


95:PANDA
12/01/18 05:13:57.34 M8dGouyV
「縁側の夜」

夜が庭へ落とす影をねぐらに
明かりの灯る際までを
虫の声が飽和していく
遠くの夜へ解けていく石畳の、細かな隙間を震わせている。
疎らな石と、石と、石の間を
光が駆け抜けていくように、声がした。

縁側から私は、膝のうえで猫を抱きながら魅入っていた
それは本当に綺麗だったのです。
弾けるような、緑色の、光だったように思います。

私の姉さんが、その中をゆっくりと歩いていて
彼女は思い出したように立ち止まり、煙草を吸う
その度に浮かび上がる右手と唇に
退けた夜の、視線が集まっていた
煙を吐けば、ふたたび慎重に歩き出す。
足の長さを持て余したように、石畳の1つ1つを選んでいる。
その度に、虫が啄むのか
影は輪郭を失っていく

時折流れる星から目を逸して
天の川、と煙を吐くのを最後に、夜は虫の声で飽和した。

それは確かに天の川、と。聞こえた。
震えたのが空気であれば間違いはなかったのだけど
ただ、私には。

私にはよくわかりませんでした

猫が尻尾を揺らす度に
すこしの間だけ夜がざわめくことも
風が奪う熱の分だけの想いも

その夜のどこからか弾ける音が響いて
静かなった夜の向こうから漏れる耳鳴りと
また声が飽和していく中で
温くなっていく麦茶と、
侵されていく日の足踏み。
石畳の震えが
夜に寄り添う彼女の髪を揺らして
夏を探して細める目の愛しさを


96:にゃにゃめよんじゅうごー!
12/01/18 15:13:56.75 YDr1R5NA
>>>95
1段落目の3行目まで。
「飽和」は科学の言葉で、叙情的・季節を扱う詩で使うにはもう1クッション必要となります。
4行目。「遠くの夜へ解けていく石畳」の「解けて」もちょっと科学的な言葉で
別の表現の方がしっくりくるでしょう。
6行目。素の「光」という言葉を使っていて、単なる光だと認識してしまいました。「○○な光」なら躓く事無く読めるのですが。
2段落目の1行目は説明不足かなと思います。
自分ならば「縁側に座った私は膝の上でじゃれる猫と共に、その光に魅入っていた」としますね。
3段落目1行目は唐突に姉さん登場です。この前に1クッション欲しかったですね。3段落目に関しては特に突っ込みところもなく。
4段落目の「飽和」は1段落目と違ってしっくり来るんですよ。
5段落目の一文はいいとして
6段落目を見ると姉の仕草はわかるけれど表情が見えないんですね。だから「風が奪う熱の分だけの想いも」の部分が少し浮いている。
7段落目、「飽和」3連発は少しキツいかなと思います。それはいいとして。
「石畳の震えが」と「夜に…」は1行で良いでしょう。
ラストの「の愛しさを」は不必要ではないかと私は思いますがどうでしょうか。

全体を見ると1段落目に季節が入っていないんですね。
2段落目の縁側で少しだけ夏だとわかる。
そこらへん惜しいかなと思います。

季節と色っぽさを感じられたのでDという評価になります。

97:名前はいらない
12/01/18 15:47:48.72 rFRKnjkD
>>73です。

>>84さん、ありがとうございます。
自分の言葉で表現出来るように精進します。

98:名前はいらない
12/01/18 15:55:23.02 rFRKnjkD
【求愛の奏-KANADE-】

僕が座ったバスの席

彼女が僕を見つめてる

そんなに僕がハンサムかい?

あいにくタイプじゃないのよね


チッチ♪
彼女の囀り こだまする

チッチッチ♪
波紋が周りをざわめかす

チッチッチッチ♪
周りもみんな 僕を見る

全く君には負けっぱなしだ

ホラ座りなよ

お婆さん

次から舌打ちやめてよね

99:88
12/01/18 15:56:04.26 LOFIuVRU
>>94(PANDAさん)
他人に理解されにくいことは度々指摘されているのですが改善出来んことに歯痒さを感じておる次第であります。
評価ありがとうございます。



100:名前はいらない
12/01/18 17:59:17.02 LOFIuVRU
[身体の意識」
いつもオレの胸の中で通り魔のように危害を加えるオマエ。
オマエはオレに試練と困難を与える。
オマエの野心に戸惑い。
オマエの自負に戸惑う。
まるで罪を着せられた気分だが、乗り越えて行かねばならねえ。
この冷たい風の中で。
この燃える太陽の中で。
気息奄々と、光芒のようにつっぱしるんだ。
オレはひたすら乱れ咲く精神の屈折に心を沈める。
オマエと別れた後に訪れる甘味な錯覚な日々を求めて。

101:食パン
12/01/18 18:11:09.95 htNqxzt2
>>84
本来書き手の仕事であるイマジネーションを読み手に強いてしまったようですね。
無責任な詩で申し訳なかった。
評価ありがとうございます。

102:PANDA
12/01/18 20:16:43.79 M8dGouyV
>>96
飽和がミスマッチだとは思わなかったです。言われてみれば確かに自然的ではないのかな、とも思ったのですが
1連目で声が飽和するというイメージをさくっと表すのに、どうしても使いたかったのです。
全体を少し修正して、飽和が浮かないようにしてみます。
と、後半にかけて同じ言葉を使い過ぎたのは反省します
姉の件も、まだ改善しなければいけませんでした。たくさんの指摘ありがとうございました
参考にしつつ修正してみます

103:名前はいらない
12/01/18 22:59:24.18 T4sUzDh4
ポエム評価よろ

旅人は一人願う
( As I prayed )
悲しみの終わりと痛みからの解放を
(On the end of days in sorrow and pain)
終わらない夢を抱えて今宵に祈る
(Withstood endless wish, look up the moonlight)
無意味な勝利も敗北ももう要らない
(I have a thousand of win and loss, but I hold nothing )
ただこの道を歩む 勇ましく目を見開いて
(There is the only way I'll walk with my brave eyes)
開け 終わらぬ道程よ まだ見ぬ奇跡よ
(In the trail I've never been, I wish miracle I've never seen)

104:食パン
12/01/18 23:01:53.83 htNqxzt2
「潜る」

海で
深く深く
私は潜水する
そこで
時代から切り離された
或る瞬間を
サーチライトの光の中に見つける

それはたとえば
戦闘機の翼
割れたガラス瓶
大破したガレオン船
変色した銀貨
それらはうすぼんやりと浮かび上がる
紛れもなく
歴史の一部で在りながら
現実のものとして私の目の前に

そして私に語りかけ
伝えてくれるのだ
取り残される前の
時代の息吹を
私は耳を澄ませて
潜る
彼らの時代まで

105:PANDA
12/01/19 03:11:01.68 aYLFjnpA
>>98
予想通りの落ちが予想通りに来るというのは、少し気持ちのいいものです
ドリフターズのコントがそういった典型だとテレビでやっていました
狙い通り、クスリと笑えました。E+
>>100
見せ場がないと思いました。また、他の方の作品にも言えることですが、たった10行の中で精神との苦闘を書ききるには無理があると思います
表面上を言葉に起こせても、読者が深読みするには限度があるからです。D-
>>103
英語は評価できるほどわからないので、完全に無視します。
ただ1つ、今宵に祈るが~~look up the moonlightという1文は綺麗だな、と思いました

日本語文の方では、良くも悪くもこれといった注目すべき点が見当たりませんでした。
短く簡潔に述べられていて、全体が無難に締められているといった感じです
旅人が祈っている。しかし旅人の悲しみも痛みも私は知らない。
推測させる様子もないし、私自身の苦悩を代入するか、と考えたが、考えている間に詩が終わってしまった。
あぁ、旅人が祈ったんだな。とD-
>>104
1連目 できればサーチライトが明暗を分けるように、時代や時間を切り離す(或いは浮き彫りにする)視覚的イメージが欲しいと思いました
というか半分はそうであってほしいなという思いですが、その方が或る瞬間や一部という印象も強くなる気がしました
NHKの番組でたまにやってる深海の映像をみている気分でした。D

106:名前はいらない
12/01/19 06:28:33.64 tqU0H/fQ
評価お願いします。タイトル無しです。


猿山の大将がそれはそれは大きな声で鳴いてゐる。
僕はこの鳴声を動物園に行かなくとも聞くことができる。
其れは決まつて、僕の胸に悲しみや怒りがつきまとはれているときと思はれる。
其れは又、金を切る音にも似てゐる。
其れは又、おばあさまとお母さまが、お説教をおつしやるときの声にも似てゐる。
僕の胸からは、そのやうな音が聞こえてくる。

107:名前はいらない
12/01/19 11:17:06.06 /00DPqBL
「車窓」

鉄塔、家並み、
いくつも景色を混ぜ込んで
窓から射す光はまだら
君に届く光が
僕には届かない気がした
規則性も理由もなく
塗り付けられる金と黒

それでもやがて
動き出す景色と僕ら
僕が君の光の場所へ
君が僕の光の場所へ
行けることを
祈りたいと思う

108:名前はいらない
12/01/19 17:00:58.33 ox9HlZ4F
「水平線」
浜辺を水が洗いながす。
波の音は静かで、どこか心地よい。
空には、カモメが、一羽、二羽、三羽と飛んでいる。
水平線の彼方へ飛んでゆく。
気持ちよさそうに飛んでゆく
その風景が俺の心を苦しめる。
人間が一人の女に、心の水平線を旋回して迫ってゆくとき、
理のないところに理をつけて、見えないものを見ようとする。
だが、ままならぬ心は、はるかに遠く水平線の彼方。
俺のよびかけも、さけびからもはみ出ている。
俺の存在意識からもはみ出ている。
開けたり閉じたり。
浮かんだり、沈んだり。
生まれたり、殺されたり。
そうしながら俺の血と肉からはなたれる言葉。

理のないところに理をつけて、見えないものを見ようとする。
御気の毒に、自分が世界と平等であると誤った認識に苦しめられる。
苦しくて眠ることもできぬ。
その不条理さは苦業しかない。
だから、俺は、自分の水平線にとどまることはできない。
カモメのように、飛んでゆくのさ。

109:にゃにゃめよんじゅうごー!
12/01/19 17:21:58.39 UcNec9nq
>>108
全体的な完成度は高いです。
しかし最後の2行のブースト感が足りない感じがします。
それ以外に突っ込みどころは無いですね。
私の基準ではCかなと思いますが、他の評価人の意見も聞きたいですね。

110:108
12/01/19 18:21:37.98 ox9HlZ4F
>>109(にゃにゃめよんじゅうごー!さん)
評価ありがとうございます。
自分としてはだらだら書きすぎたようで、整理できてない気がします。
最後の二行は、やっつけ仕事ですね。
>他の評価人の意見も聞きたいですね。
再評価だしてもいいですか!?


111:にゃにゃめよんじゅうごー!
12/01/19 20:10:40.78 UcNec9nq
>>108
いいよー というわけで再評価よろしくお願いします>>評価人all

112:梅ヶ枝餅
12/01/19 21:26:05.98 NNbMYXHS
新雪に浮かれて歩きまわって
たくさんの足あとをつけていた

前にも横にも後ろにも

今は窓を隔てて眺めるだけ
足あとはどこにも残らない

前にも横にも後ろにも

113: ◆PTLgHLptUM
12/01/20 00:22:46.12 6dy0TVeJ
初めてですが、評価お願いします。

『都会』

「アタリマエ」 の概念がふっと顔を出す
電車に揺られる僕が窓から見てた景色
あの子にあげたプレゼントは
僕の心と一緒に過剰包装されていた

高層ビルの上のアンテナは
決して満たされないこの街の象徴
生まれ育ったこの街よりも
大きな街を僕は知らない


「マタイツカ」の挨拶はずっと果たされず
テレビに流れる多分知ってるだけの景色
あの子はいつか行くだろうか
僕の短い一生に多少感傷を与えた

高層ビルの上のアンテナは
決して満たされないこの街の象徴
生まれ育ったこの街よりも
大きな街を僕は知らない

始まりのない「アタリマエ」

終わりのない「マタイツカ」

この街を出る時が来るとしたら
それは僕が何処かに
始まりと終わりを見つけた時だ


114:PANDA
12/01/20 02:40:30.83 N/z/JTeO
>>106
古い言葉で書けば雰囲気がでます。しかし、それだけで作品として成り立つわけではありません
表現をしていくということは「だからどうしたの?」という問いかけとの戦いだと思います
読者は常に問いかけます。作者はそれに向かっていかなければいけません
そんなことを言われたら、何も言えなくなってしまいますが、だから情緒的に書いたり
あるいは技巧的に、自己啓発にしても、読者を唸らせる、心を動かす工夫が必須です
胸の内を捕らえた、という内容で読者に歯を食いしばらせる表現を。
いつもできるとは限らないですが、挑戦し続ける姿勢は大切だと思いますD-
あとタイトル無しと公言されたから書きますが、作品として必須では。
>>107
お互いのことを理解できればいいのにってことでしょうか。
そう思って読むと、なんとなく光の絡む表現もわかるのですが
車窓の意味がなくなってしまっている気がします。車窓じゃないタイトルでも支障がないし、車窓からの風景に注意が向かって
光についてが分かりにくかったです。難解だというわけではないけれど、スムーズに読むのを邪魔しています
例えば、金と黒がそうですし、僕が君の光の場所へ君が僕の光の場所へなど
1方向に進む車とは異なりますよね。矛盾とまでは言わないけれど、イメージを繋がりにくくする原因だと思います。
また、車の中にいると思われる状況で、祈るというのは仰々しく、祈りへのつなぎがほしいと感じましたD-
>>108再評価!
1連は浜辺に立つ俺の語りの中で展開されて、浮沈みする言葉について言及し閉じられる
俺の視線でみた水平線と、ひとりの女に迫っていく時の水平線
素直に語られる語調にふたつの光景が重なっていい感じだとおもいます

1連目最後の方でのことで、それほど大きな問題ではありませんが
それまで水平線や海のイメージを浮かべて読み進めていたので、言葉について生まれたり殺されたりがしっくりこなかったかなぁと。
ここまで一貫して海一色だっただけに、ちょっと違和感を感じました。
2連目でやや燃料切れを感じます。言葉のみによる上から3行で、1連目の出来事を改めて言い直され、作ったイメージを全て消しました。
これは惜しいと思いました。C-

115:PANDA
12/01/20 03:34:11.04 N/z/JTeO
>>112
文章量が作品の善し悪しを決めるわけではないのですが
少ない言葉で読者の心を動かすのは単純に難しいですよね
雪につくった足跡の消える切なさを表現するには、これでは多少は感じますが足りないと思います。

私の実家もたくさん雪が降るので、こんな光景は毎年のことですし、いちいち足跡とか気にしませんでした
水たまりの氷にも飛び込まないし、逆に雪合戦は遊びじゃありませんでした。
では、作者の感じた想いはどうですか。というところを表現してほしいとおもいました。D-
>>113
考えて作ったことがうかがえますが、なんだかAメロBメロ サビって感じですね。
AメロBメロで音が近くなるようにしているのだとおもいますが、ABの"決め"に当たる僕の心と一緒に過剰包装されていた のところが
ちょっと臭くはありませんか。同じ点が、あちこちに見られます。
サビの部分、始まりのない当たり前。というのは当たり前の性質を得ていますが、そこに詩情が込められていないように思います
まだ終りのないまたいつかの方がよかったかなという印象。D-

116:梅ヶ枝餅 ◆MOTI..op..
12/01/20 03:37:24.06 ONIsMkL+
ありがとうございます
生まれも育ちも九州で雪が積もることはレアでそうなればテンション上がるのが常でした
【解説】
昔は行動力もあってそれなりにリア充だったけど
今ではすっかり腐ってしまったことを嘆いています

117:名前はいらない
12/01/20 05:35:08.55 +xOWSRoC
お願いします
「殺意」

ブラックホールの隠された真実
墨汁のような漆黒の湖に
波紋が広がりその中心から
神々しく登った女神

腐った海草の髪の間から覗く眼に
赤銅色のキャラメルヌガーの憎しみを宿し

「くず糸とくず糸に似たモノ達さえこの世になければ」

だけど鎌は役に立たない
それは振り上げた瞬間自分にかえってざしゅっ!

118:PANDA
12/01/20 06:15:58.90 N/z/JTeO

「朝の日」

締めつけるような冬の
風が叩く針葉樹の金切り音
息を押し殺す夜明け前の刻
一層際立つ暗やみの中で
胎児の眠りの内で

静かに待っていた
夜の音が去るのを

すべてのものが沈下する澄切った空気に
すべてのものが露になるための機会を窺っていた

風が叩く繊細な六角結晶の
振動と振動の幅の間に
朝陽から立ち上る一瞬の幻の中で
丘のうえから見下ろす街のような
静かな目覚めを

影と陽の抑揚から
雄馬の吐息とダイヤモンドダストの雪原が
蹄が踏む骨の軋むような雪の音が
肺を凍らせていく
赤くちぎれていく体の最後の吐息
一切の揺らぎない朝だ


119: ◆PTLgHLptUM
12/01/20 09:04:26.06 6dy0TVeJ
>>115
評価ありがとうございます。
お察しの通りこれは歌詞なのですが、純粋に詩として評価して頂きたかったのであえてこちらに書き込みました。

ご指摘の「過剰包装」のあたりの言葉選びも悩みましたが実は韻を踏む意味合いもあったりするのですw
改行など迷ったのですが、自分としてはサビにあたる部分をあえて「高層ビルの~」の背景描写に持ってきて、最後の対句から畳み掛ける構成にしてみたつもりでした。

が、音無しで受け取ってもらうまでの表現力はまだまだ未熟だったようです。
やはり詩としての質を落とさずにまとめあげるのは難しいですね。精進します

120:108
12/01/20 10:41:42.48 FqQ6WWh6
>>114(PANDA)
再評価ありがとうございます。
一連目の終わりごろからの展開の方向性がよくない。展開力が課題と思いました。

121:107
12/01/20 11:50:20.44 g9UOpXIr
>>114
ご丁寧な評価ありがとうございます!
イメージを的確に表現するのは難しいですね…言葉をこねくりまわしてるうちに、肝心のイメージがぶれてきちゃったみたいです…
どうもありがとうございました

122:名前はいらない
12/01/20 14:12:42.73 yYQ3rrmg
>>108
亀ですが。

そもそも詩というものは韻を踏んでこそ。
水平線を上下や表裏、内外の境界としたうえで、
俺の心情を描き出した>>108さんの作品は、真っ当に詩であると言えます。

どこかのコメントでもありましたが、2連目がもったいない。
語彙が尽きたのか、テーマを見失ったのか、
かもめが海に落ちていくような感じがしました。

>苦しくて眠ることもできぬ。
一番目に付いたのがここです。
なぜここで語尾を古語にしてしまったのか。
詩は韻を踏んでこそと言いましたが、
この韻というのは、単純に音韻だけでなく、言葉遊びであったり、共通項であったり、
文体や調子の統一性のことを指しています。
また、最後の1行で口調が変わるというか、
独白だった調子が、誰かへのセリフになっている印象があり、
先の通り韻が崩れてしまっています。

とても細かい部分ですが、こういうところを何度も何度も、
それこそ身を削るような思いで推敲し磨き上げたものが、
読み手の心に響く詩となります。

これは個人的な好みとしてのアドバイスですが、
文章を繋げたものは詩ではなく散文だと思っています。
もっと詩の一節一句を磨き上げて、より言葉少なにしてみてはどうでしょうか。
読み手に全てを明かすのではなく、ある程度考える余地、想像の余地を残したほうが
詩としての奥行きが生まれます。

これからも良い詩を詠んでください。


123: ◆fUUVcfVsJM
12/01/20 15:55:31.55 cvLj0tvK
   「2005年の夏と詩板」

埃の溜まりまくった
散らかし放題の部屋
コーヒーは飲み放題
ネットは一日中やりたい放題
風邪薬はいつだって飲みたい放題
音楽も コミックも エロ本も エロビデオも
エロ画像も エロ動画も
おもう存分 観賞し放題 散らかし放題
テンションは 変にあがり放題

ネットカフェや
個室ビデオも顔負けだった
オレの部屋
寝不足しらずの蒸暑い夏
会社はリストラ
ひたすら2ちゃんの詩板に投稿
それでもいつもD評価 うちひしがれる
絶望的な夏

それでもやっとで続けていた
捨て切れない あのオモイ

それでもいつもD評価

そして ついに賭けた 最後のノゾミ 決死の投稿
しかし 結果はムザンにD評価
もうこれで最後かと あきらめかけた 絶望のそのとき
そこに救世主 もう一人の評価人
しかも古参の評価人
キビしめの評価 オレの詩を再評価
そしてついに勝ちとったC評価 素晴らしいとのコメント付き
双手をあげて大歓喜 夏のあらし
誤って重複評価してくれた もう一人の評価人に大感謝

たしかに聞いた
色んな人たちの声
詩にたいする考えとオモイ

二〇〇五年の詩・ポエム板の夏

124:108
12/01/20 16:10:40.62 4Wf//XT1
>>122
ご指導ありがとうございます。
一行一行とそのつながり。韻を踏めているかどうか。直ぐには上達しないと思いますが、そのあたりを意識し推敲をより錯誤します。独りよがりに作ったものだなと反省。


125:にゃにゃめよんじゅうごー!
12/01/20 20:06:22.97 uoDLfPf9
>>123
実際にあった過去の事・事件を詩にする人は好きですよ。
それで123の詩ですが無条件にB-評価とします。
理由はこの板でしか効力を持たない詩だからです。
このポエム板に限定しているからこそ、123の詩は限界を超えた力を持ちます。
ポエム板での出来事を詩にする、というのは少々メタってますが、好みですね。

個人的な評価としてのB-なので、他の評価人さん、再評価お願いします。
そして最後に、>>123 良い詩でした。

126:名前はいらない
12/01/20 20:27:04.93 RV/v7yFH
「無限大の眼」
今にも雨が降ってきそうだ。
空一面、濃いい灰色の雲が支配する。
そのせいか、淡い青色のはずの海面も灰色がかっている。
風は吹いていないのに、波が凍えるように踊っている。
おびえたけもののように踊っている。

君が踊るなら僕が一曲歌ってやろうか。
それとも僕が踊るから君が歌ってくれるかい。
立場を逆にすればきっと見えてくるものがある。

目を閉じて見てみよう。
深い深い海底に君がどんなカタチをしているかみてみよう。
僕のまぶたの深い深い底に
ふわふわちりじりの虚栄に魅せられ、絶望に染められた後悔のメッセージが浮かんでくる。
僕は知らない。楽しい踊りや歌を。
僕は知らない。真の微笑みを。
僕は知らない。僕の孤独さを。
サヨウナラ。

その時僕はみたのだ。
無限大に拒絶された壁の中で、無数の貝の眼が僕の意思を覗いているのを。




127:ζ・◇゛°=ξ ◆GyoroJvxME
12/01/20 20:27:20.35 I39WVoLL
「純粋」

おまえはなんだ
なんなのだ

だらしなく路上に寝そべって
おまえはなんなのだ

踏まれた足に縋りつき
汚らしい飛沫を飛ばしてなんになる

おまえは消えてしまえ
この世から消えてなくなれ


泥土に塗れて蹲る雪に
居場所などあるはずがなかった

再生の時を夢見て
悲しい記憶は天に昇る

今日も街には雪が降る
何事もなかったかのように

しんしんと雪は降り積もる

128:  ◆UnderDv67M
12/01/20 20:27:51.59 5pOy2nUz
基本的に作品に文語と口語をミックスして書いたらアカンよ メモっとこ

>>53
率直に貴方の実力だと思います top10おめでとうございます

>>58
気持ち悪いな 俺が感知しない場所で息絶えろ




なんか評価に無駄に長文書く奴ってホント面倒だよね 
なんかパート1から居るよね ホンマ迷惑だよね 見直しもしないからね 
返答レスがおなじくらい長いと「読みたくねぇww」だもん 楽な作業だよね 甘えてるね クズだね

>>123
その古参って俺? 評価したランク9割以上がEで最高がB-だけど

放題連発するならリズム考えて書けよw 詠んでて途中でぶつかっちまうよ 
なんだこれエロばっかりじゃないか!(驚愕 風邪薬飲みたい放題イカンぞコラ

顔負け言うてんネットカフェを利用して無い人達には伝わらない 自分の言葉で

「散らかし放題の部屋」と「オレの部屋」が被ってるよ
蒸し暑くてゴミの臭いが充満していて「寝不足知らず」言うても理解できんが

「D=素人=絶望」の理由を書こ 「絶望」が2回も出てるが全て単語に頼るな
「俺の魂の叫びだけは素人の域から脱したかった」とかなんでも良いから書け

ってか古参だからなんなんだよww「キビしめの評価」って事は今までのDは甘かったのか?
暑苦しい夏にコーヒー飲み放題からーの風邪薬連発とか違和感ばっかりよ 本読んでこ E

129:  ◆UnderDv67M
12/01/20 20:33:57.86 5pOy2nUz
>>118
イメージしやすいように夜明け前だってのは頭から書いとくべきなんじゃないの

締めつける程の冬なら呼吸がシバリング(無駄に専門用語使う自分カコイイ*厨二)の影響で
大きくなるような気もするけど 赤くちぎれちゃうとこうなるもんなの?

ダイヤモンド(よぉ厨二!)の雪原って事は前から雪が降りまくってたんだね 冒頭に書かれてないけど
針葉樹にも当然雪が積ってたんだね ドサドサッって落ちたりしてたんだね
その表現を「金切り声」にするってのは違和感を感じる(2重表現を認める会)んだよね 
息も静か&雪の結晶がプルプルしてるよ! って辺りから風は非常に穏やかと推測できるから尚更

針葉樹を出すなら朝日(陽って書く人を見るとニヤってするよね)のコントラスト(←意味分かってません)
を表して表現できたかな? 針葉樹の隙間から光の針が飛んでくる感じの影と陽のなんたら

朝焼けって普段感じさせない暖かさを感じるね 「すべてのもの」は主人公も入ってるね良いね
なんか本当に末期だなぁって感じをさせてくれるお馬さんの表現で良いね(馬刺し食べたい
ザクッザクッ(東京雪ツモらねぇ)っていう音だからこの人まだ直立している(or歩行)のかな?
まだまだ余裕ありそうなんだけど最後の吐息になっちゃうとか怖いね まさに「命は大切に」だね

別にそこまで朝を表しているとは思えないな この今いる舞台を感じない
「夜=すごい暗闇だよ」は良いけどダイヤの雪原が出ない辺り懐中電灯とか何も所持してなかったんだ
「長時間この人はずっと何やっていたのか」と俺は疑問を抱くね この詩を見て納得は出来ないな D  

130:  ◆UnderDv67M
12/01/20 20:37:24.94 5pOy2nUz
>>117
ブラックホールさん単体なら「墨汁のような漆黒~」とか視認する事は一切できないよ(くだらねぇ
ブラックホール「の」か 隠された真実に非常に興味があります 是非学会で発表しましょう

おい女神さんをあんまグロテスクに馬鹿にすんなよ 釜ってなんだよ俺は乙女座なんだぞ 殴るぞ
「キャラメルヌガー?」俺菓子は一切食べないから分からない=他の奴も分からない筈だ マイナス1

墨汁の湖から出たなら真っ黒じゃなきゃ辻褄が合わないだろいい加減にしろ!!

正直意味が分からないです 貴方コレ誰に詠むの? ふざけてるの? 抱いて欲しいの? 女の子ならいいよE



此処まで未評価のまとめが0ってどういう事なの? 俺ややさしいあくまとかってコテのやる作業じゃないぞ
おいテメェら名無し! お客様気分でセン5利用してんじゃねーぞカス供

131: ◆fUUVcfVsJM
12/01/20 20:52:02.28 cvLj0tvK
>>125
評価サンクス。センゴスレ100を記念して投稿しました。
まぁ以前から出来ていたものでしたが、ちょうど100スレ目ということで。

132: ◆fUUVcfVsJM
12/01/20 20:54:34.43 cvLj0tvK
>>128
おお、再評価サンクス!
復活か!嬉しいぜ。
Eだけど。
ちょっとオレの表現力では、ここまでが限界だったわ。
サンクス。

ちなみに>>53はオレだよ。

133:  ◆UnderDv67M
12/01/20 21:13:20.97 5pOy2nUz
fUUVcfVsJM

でグーグル検索したら大笑いしたんだけどww

ああ貴方でしたかお元気そうで 丁度100ですね
超絶な過疎板の現状を考慮すると敵視的な偉業ですよね
あの雑談スレ追い抜きましたからね

まぁTOP10はTOP10だし誇っていこ(良く分からないけど

貴方には文芸板の方が向いてると思いますよ
アッチで活動されてみたら良いんじゃないかな
創作文芸
URLリンク(toro.2ch.net)

134: ◆fUUVcfVsJM
12/01/20 21:17:31.51 cvLj0tvK
>>133
サンクス。
文芸か~。小説でも書けってか。
まぁ、最近詩もどうかなと思ってるんで、考えておこう。

135:  ◆UnderDv67M
12/01/20 21:19:07.05 5pOy2nUz
特定した! けど何もしない 俺も大人になったのだ

UnderDv67M
でグーグル検索したら結果が酷過ぎた どうしてこうなった

俺はただの動物好きの肉体派のイケメンで
女の子に人気ある普通の人間なのに ネットって怖いわね

136:秋吉君@醸し出されるネカマの香気 ◆2itMTGf8Qk
12/01/20 22:21:53.53 xD6TFPNN
さすが完璧超人ワンダーバーさんや!

137:名前はいらない
12/01/20 22:27:19.16 g9UOpXIr
>>130
これは大変失礼いたしました

未評価まとめ(本スレのみ)
>126 >127

すみません、前スレたどれなくなってしまいました…モレがあったらどなたか修正お願いします

138:名前はいらない
12/01/20 22:35:58.56 RtQ/eLbF
>>128
UnderDvだ
久しぶりに詩板きたけどアンダーバー見ると詩板って感じするわ

139:名前はいらない
12/01/20 22:40:31.21 LGk6Rhpb
「おやすみ」

おやすみ籾種 晴れてこないのに
おやすみ 宙のような糠に包まれて
播かれぬうちから記憶の土を
ぬくませている
おやすみ籾種
春はこない いま過ぎたばかりだから
土は弛まない えぐられてないので
水はこない ゆるやかな蒸散が続いて
人はこない 人の手足は
籾種を置いた場所を忘れ
忘れたわけではないが そこを
籾種をとっておいたような
暗がりを失ったので
おやすみ 籾種
もしかしたら
もう籾殻なのかも知れないけれど
床穴の中の夥しい籾殻に混じった
おやすみ籾種
わたしのどこかで
燠のように ぬくんで
燠とはならず あたたかい異物のままで
おやすみ あの暗がりの土のついた箱
わたしの猫が いまその上を
飛び越えていった

140:名前はいらない
12/01/20 23:35:00.19 +xOWSRoC
>>130
評価㌧精進します
評価は以前したら叩かれてもうするかと思ったが・・・未評価まとめは今度やるか

141:名前はいらない
12/01/20 23:39:25.76 qbbZoq7q
>127
中也と太宰??

142:PANDA
12/01/21 02:48:23.98 V5iHUrVD
>>129
私は2-3行目程度なら問題なく想像できると思ったんですが、だめでしたか。
いくとこいくとこ逆に解釈されてしまったのは書き方が悪いのだから、やり直しですね。
綿密に考えないとダメですね、あとリアリティも大事ですよね
正直評価に飽きての勢いで書いたところに落ちが見えなくなったので、最後の1文に、朝だ、と言いきってしまえば
誰かが意味を考えて解釈してくれるだろうってつけました。投げました。だから舞台を感じないと言われたことに反省するなら
書き始めから反省しなければならないですね。だから反省してません!

143:名前はいらない
12/01/21 03:49:24.00 e5lte/HB
家に帰ればそれこそ
現実から遠のいてしまい
私の大切な詩は
生活に溶け込む事は無かった

今は午前三時半
サイレンの音が遠くで鳴っている
電球色のライトが照らす
言葉は私か それとも 私以外か

名も知れぬ老人の叫ぶ現実は
私の織り成す編集から
大いに逸脱しており
憧れと嫉妬に今日も眠れずにいるのだ

恋人とは連絡が取れず、
お互いが個々として生きていける
ロマンのかけらもない事実に
無理に飾りをつける事は
もうやめだ



144:名前はいらない
12/01/21 11:47:12.96 r2/C6s3G
ソーダ水

太陽に縛り付けられる人々
砂漠でなくても皮膚が焼け焦げてくる
鏡のような窓ガラス
乱反射する紫外線
炎天下の都市は本当に不快だ
何リットルあっても街は沈まないから
ソーダ水がほしい
三秒間だけ海を思いだせるくらいの分量でいいから
それだけでいいから
ああ、喉が渇いた
本当に汗が止まらない
何リットルあっても街は沈まないから
五秒間だけ噴水になれるくらいの器でいいのだから
ソーダ水を下さい



145:今回は完全新作
12/01/21 14:41:17.02 wmZ6tYOs
「悔しさと嬉しさ」

ここって
アイディア盗まれるよな…

俺が投稿しはじめてから
明らかに皆の空気が変わった…
糸に投げた我が言の葉に
女郎蜘蛛らが食いかかる

俺は今ここに震えてる
自分の才能が怖いんだ
俺は今ここに悔やんでる
他者に宝を手渡したことを

自分の古びたガラクタも
他者に使われたら後悔する
そして漸く気づくんだ
ガラクタこそが宝であると

他者を嘗めるな
そいつは予想以上にしたたかだ
でも、俺の古い玩具に命を与えてくれるんだ

自分を嘗めるな
そいつは想像以上に大物だ
だから、こんなところで安売りするな

146:ちーちゃん
12/01/21 17:24:42.05 Rbc4NUel
>>145
書き下ろしのお宝をありがとうございます。
ここに書かれているのは「自分の言葉」が他人に使われると言う事のジレンマ。
それを盗まれたと所有権を主張するか、或いは良き代理店を得て拡散。モナーも一躍有名になったものだ!
と、自分のスタイルが皆を通じて広く浸透していく様を純粋に喜ぶのか。
後者の方が和を重んじる我々の国民性から言って美徳とも思えるが、
そうすると、自社オリジナルキャラクター制作の際、そうして浸透したスタイルを拝借する企業も出てくるだろう。
確かに、偶然の一致を否定する事は難しいが明らかに似ている場合。
そんな時はモナーを「自分たちの物」と主張する集団から袋叩きに会う可能性は十二分にあるのですが、
モナーを最初に発表したのは個人な訳で果たしてコピーアンドペーストしているだけのほぼ百パーセントの人間が、
「モナーを盗むな」と言うのもどういう物か…。それならアーティストの制作費を賄う為の宣伝に使われた方が、真の作者の株も上がるのではないか。
しかし恐らくではあるが作者は一企業の利益の収入源として提供する気は無いだろう。
それ故自分の利益としてモナーを利用する事もないので、モナーはただただ2ちゃんねるの宣伝活動に従事するのみである。
可哀想なモナー…「作者さん、モナーを休ませてあげてくだしあ><」「よーしわかった。皆さん、私がモナー作者です。今日からモナーを休ませるため版権を主張します!」
と、真の作者が名乗り出た所で「ハイハイワロスワロス」「低脳乙」「オマエモナー」と帰って来るのが関の山なので
モナーは今日も2ちゃんレスのクオリティを上げる為に働き続けるのです。
だからこのわたしのレスのようなくだらない長文を世界に繋がるインターネットの片隅に置いて置けるのだと、
ちーちゃんそれ読んでそういうふうにおもいました。

ミミズやゴカイの釣り餌臭プンプンではありますが、いたって真面目な主張です。あと、普通。D

147:名前はいらない
12/01/21 18:06:00.96 V6ZL/T0w
>>144 
誰の主観か?「街」を擬人化した上での主観も面白そうですが、この場合は人間でしょう

感触が欲しい 触覚が欲しい
汗を伝う皮膚の触覚 乾いた(渇いたではなく)喉の触覚
太陽に炙られる脳天の触覚 紫外線に射られる目の触覚
熱い地面を踏む足の裏の触覚
そうして暑さと渇きが読者に沁みこんでくるのです

季節外れの題材に挑みましたD+


148:PANDA
12/01/21 19:02:39.89 V5iHUrVD
>>126
海面の様子の表現が、しっくりこなかったです。1連目は作品全体の背景になるのだし重要。
と、思ったけどそのすぐ3連目で、海底まで潜ってしまったので、1連目はほぼ無意味になりました。
3連目は、少し読みにくく感じます。虚栄、絶望の後悔、孤独、などについて、想像を引き立てる言葉がなく
何を言ってるのか分かりませんでした。その集大成が、無数の貝の眼でした。E+
>>127
タイトル通りに純粋な問いかけの調子は出だしとして入りやすかったです
昇る悲しい記憶と、しんしんと降る雪は綺麗でした。まとまりがあるのでC-
>>139
冒頭1文に謎が残りましたが、終わりまできれいに書き上げてあるとおもいました。
3-4行目と20行目が繋がるようで、繋がりきらなかったのですが、あたたかい異物のままでという言い回しは
命のあたたかさを感じさせる1文でした。C
>>143
生活に溶け込む事は無かったと書かれてからも、溶け込もうとする意思は感じられるのですが
やはり、溶け込み切れなかったという印象を受けます。午前3時半のサイレン、電球色のライト
名もしれぬ老人の叫び、生々しさのある言葉というにはやはり細部が欠けていて、ピントが合わないと思いましたD

149:名前はいらない
12/01/21 22:43:05.62 kkRHOoRE
よろしくお願いします。
「捨石」
僕の胸に住む景色は薔薇であふれている。
その薔薇の上を歩いて、崖っぷちにやってきた君。
汚れた金色のヒールを手にし海を見つめる。
苦痛にまみれた顔。
うずくまる体。
棘を含んで血の滲んだ手。
それらはみんななじんだものばかりだ。
今妖運を背に動かない君。

絵葉書のように定着している。
孤独な君が崖の上に立つのなら、
僕は群衆の海で石の渚の上に立つ泡になろう。

僕は、泡。
潮流のすきまに、
何を問い。
何を聞く。
僕は泡の意味を知っている。
懐中深く秘めている。
2012年の日本列島の片隅で、
捨石になって、
やがて意味をなくしてしまうだろう。


150:PANDA
12/01/22 00:59:22.75 Pii+MPas
>>149
僕の胸の中での光景で
薔薇のある崖(生死の対比?薔薇や棘については触れられていないので意味が幅広く、特定できませんでした)
薔薇の上を歩いてきた君(よくいばらの道と言われる意味合い?)
苦痛にまみれた顔、うずくまる体(裸足で薔薇を踏んだからか?)
棘を含んで血の滲んだ手(手が痛かったのかどっちだろう)
それらはみんななじんだものばかりだ(じゃあ、苦痛にまみれてうずくまるだろうか。うーん)
今妖運、は読めませんでした。誤字?

という具合に読み進めました。これが僕の心の中だけで起きた、僕の心の変化を表したのか
実際に君が僕に干渉していく様子を、僕の心の上に表したのか
他にも ? が尽きませんでした。少し整理の必要があると思いますE+

151:126 149
12/01/22 01:20:38.57 UaWY/noG
>>150 (PANDAさん)
評価ありがとうございます。
>今妖運 は 「今、妖雲」のミスです。 
読んでおられる時の心理が記述されており大変参考になりました。
(自分が意図して書いたものが他人にはこういう風に受け止められるのか
と)
一行一行に魂こめないとダメですね。

E評価が続くのも納得です。
実力がないのは辛い(笑


152:肉
12/01/22 12:06:18.02 /I/GnVFT
ウルエルが手のひらにルアーは望みダイスはふられた。
ラッパは鳴り響き混沌が生まれる。
聖者は選び魂は揺らめく。
犬の審判は公平に門は別れ世界は上昇、下降、停滞し現在は崩壊する。
光の影に笛の音が怪しく鳴り響き旧支配者はやってくる。
恐怖は混沌をつつみ二つの世界は地獄と化す。
聖者はやはり守られる。神の罰だと罵りながら。だから混沌強くなる。
奴を倒せと秩序が生まれる。
上昇の世界は無関心皆でへらへら笑ってるそのうち奴らがやってきた。
彼らは全員首が飛ぶ。血潮さえも輝きながら。
高尚な生命も多勢に無勢じゃかなうまい。混沌は全てを支配した。
生まれ落ちた生命 
犯される命 苦しみの生涯 
苦の結晶 偽りの喜び 
見えない空 過ぎ去りし日 
闇のイカヅチ 割れる大地 冷たい岩漿 
盲信の徒 唱える呪詛 皆のため 
打ち壊された十字架 捧げる供物 強欲の悪魔 尽きない欲求 
終わる生命 皆のため 望んだ死 喜びの歌 混沌の終焉 幸福の始まり 無の世界


153:肉
12/01/22 12:20:57.62 /I/GnVFT
タイトルは「美しき生命」で

154:108
12/01/22 12:42:46.70 /MxlT/2c
>>152
Coldplayの曲の歌詞に似ている

155:ζ・◇゛°=ξ ◆GyoroJvxME
12/01/22 17:42:08.82 cVVNzkLu
>>148
身に余る評価、ありがとうございました。

156:名前はいらない
12/01/22 18:00:01.56 UaWY/noG
「大樹」
冬の空に、雲は薄くたちこめる。
都会のビル群の真ん中に、ぽつんと小さな公園がある。

その公園にある一本の大樹。
冬に朽ちた葉っぱを身にまとう。
太い枝の上にさえずる小鳥たちもまとっている。
変な取り合わせだが何もかも皆心が結ばれているかのようだ。
寒い日も暑い日も。
雨の日も雪の日も。
みんな一生懸命生きていた。
喜びも悲しみも。
受け止め方はちがっても。

時折、はげしいすきま風がビルの谷間で踊っている。
大樹の枝がぶるんぶるんと揺れる。
その風に乗ってきて地上に散る朽ちた葉っぱも一生懸命生きていた。
受け止め方はちがっても。

来る年も、来る年も
この大樹は
一生懸命生きた茶色に朽ちた葉っぱを散らしつづける。
深く黙りながら。

157:名前はいらない
12/01/22 18:42:15.16 ok1JH9gZ
>>105
評価ありがとうございます
すでにコントで使われていたとは…日本は広いですね

精進します

158:名前はいらない
12/01/22 18:56:09.51 ok1JH9gZ
次のは、人によっては危険な詩かもしれない、自分は書いてて軽い動悸を起こしてる
心が弱い方は見ないで下さい






【突発性の自殺】

やばい やばい やばい やばい

苦しい 苦しい 苦しい 苦しい

心から !

何かが !

洩れている !

いやッ!

心にッ!

何かがッ!

入ってくるのかッ!
もうパンクするッ!!

や め て く れ
助けて 助けて 助けて 助けて
死ぬっ 死ぬっ 死ぬっ 死ぬっ
マジでヤバい マジでヤバい マジでヤバい マジでヤバい
辛いっ 辛いっ 辛いっ 辛いっ
苦しい 苦しい 苦しい 苦しい
逃げなきゃ 逃げなきゃ 逃げなきゃ 逃げなきゃ
死ななきゃ 死ななきゃ 死ななきゃ 死ななきゃ

159:訂正
12/01/22 19:03:43.85 ok1JH9gZ
間違えたので訂正
注意





【突発性の自殺】

やばい やばい やばい やばい

苦しい 苦しい 苦しい 苦しい

心から !

何かが !

洩れている !

いやッ!

心にッ!

何かがッ!

入ってくるのかッ!
もうパンクするッ!!

や め て く れ

助けて 助けて 助けて 助けて
死ぬっ 死ぬっ 死ぬっ 死ぬっ
マジでヤバい マジでヤバい マジでヤバい マジでヤバい
辛いっ 辛いっ 辛いっ 辛いっ
苦しい 苦しい 苦しい 苦しい
逃げなきゃ 逃げなきゃ 逃げなきゃ 逃げなきゃ
死ななきゃ 死ななきゃ 死ななきゃ 死ななきゃ

160:名前はいらない
12/01/22 20:06:49.93 cfmCX1bX
以後、自殺は禁句で!

161:名前はいらない
12/01/22 20:21:24.55 ok1JH9gZ
さっき、もう一つ間違いに気づいて
訂正しようと思ったけど

(もともと作った詩は
入ってくるのかッ! と
もうパンクするッ!!
の間で一行空けています。
アプリからこっちにコピペする段階でミスりました、不覚)

流石に三連チャンはマズいので、やめました

スマソ
そのうち口直しの詩も載せます

162:名前はいらない
12/01/22 20:22:24.34 eOJR55tI

お前はパンク
ミクシーのパンク
クズじゃない、それ以下パンク
金魚の目えした真っ赤なパンク
すきま風だらけの顔をして
ぱっぱらパンク

どこ行くパンク クズ以下パンク
お前は四角いのか
辺なんて知りもしないのか

涼しい星に住みたいか
さよならじゃヌルいか パンク
死ねじゃ甘ったるいか パンク
荒野はなまぐさいだろ

そうだよパンク
お前は太陽じゃない
ケータイの電話帳を見ろ
お前はパンク
ぶるーぶるーうるさい負け犬

同じ顔した

を見つけろパンク
悪意をすり潰せパンク
ビルが倒れる、どうでもいい
女の子に倒れる、どうでもいい
傷つきたくないパンク
繊細なフリして死ねパンク
悪意のクソしてにこにこパンク



163:名前はいらない
12/01/22 20:55:43.02 /MxlT/2c
>>160
「自殺」の文字が入ったものは評価も禁止?


164:名前はいらない
12/01/22 21:12:46.22 PXP8JSL0
>>160
誰だお前

165:肉
12/01/22 21:43:53.26 /I/GnVFT
>>154
歌詞も微妙に似てるし美しき生命ってタイトルまで被ってたww
影響を受けたのが似てるのかな

166:名前はいらない
12/01/22 23:07:28.18 ok1JH9gZ
>>163
>>160じゃないけど
自分は評価してもらいたいな

ただあまりネガティブな詩は良くないと
今になって反省している

167:PANDA ◆eq3WH9ujFw
12/01/22 23:55:19.25 Pii+MPas
>>159
口直しが必要な作品なら、せめてそれが必要なくなってから書き込んでください
どうやって私的な日記と作品を差別化するのか考えましょうE
>>156
変な取り合わせというところで、公園がある状況はすこし特殊なのかもしれませんが
枯れ葉と小鳥も含まれてるのでしょうか。
どのように心結ばれているのか、という点はあまり伝わってきません。作者はそう感じたのだなというだけでした
後半についても同様に状況や詩情を細部まで想像して、1つ1つの言葉がなにを表したいのかを考える必要があるとおもいます

パンクや宗教はまったくわからないのでパス!
他の評価人の方よろしくお願いします

168:PANDA ◆eq3WH9ujFw
12/01/22 23:56:55.93 Pii+MPas
>>167 >156
つけ忘れました D-

169:名前はいらない
12/01/23 02:30:25.73 Q9yvSdge
>>162
いいね。ムチャクチャで。
しかし粋な啖呵を交えたパンクの連呼が日本人がジャップと叫ぶのに似ている様に見えて、



170:名前はいらない
12/01/23 02:41:15.33 Q9yvSdge
失礼、ゴホ、ゴホ
えーと、何故かスウィートなフレーバーを撒き散らしているのは、
>同じ顔した
>私
>を見つけろ
ここにこの詩の全てが集約されているからだろう。
悪意のふりしてここにこポエムである。
ヘッヘッヘ見つけたぞー子猫ちゃん!
と言う風には現れて来ないであろう誰かへの思い…。
へんっ甘ったるいね。
おやつは大好きだよ。C+

171:名前はいらない
12/01/23 03:00:08.86 Q9yvSdge
>>159
うーん、特殊な状況下における人間の精神状態は多分こんな感じなんだろうと書いたんだろうけど、
完全に冷静な人が書いた台本をあてがわれてるよねこの人。
タイトルだけは俺を不安にさせるがそのタイトルだけでは創作性が薄い。
つうか、ウワーって言ってる人の「ウワー」だけ書いて一体何がしたいのか分からない。
何が死体?などのジョークの伏線か?不謹慎な。D-

172:名前はいらない
12/01/23 03:07:22.80 Q9yvSdge
あと人によっては危険とか言いながら読ませるのはいくない。
「これ、刺さるかも知れない」と刃物を突き立てるようなもの。
まあ、今回は電動コケシだったからよかったけど。

173:名前はいらない
12/01/23 03:18:45.44 Q9yvSdge
>>162
ああ、あと上のほうのレスを読んで適当に書き始めたでしょ?素敵。(^o^)rx


174:肉
12/01/23 08:41:37.12 xLgzuACG
>>152
誰も聞かない私のポエム
レクイエムは無言の調べ
袖を濡らした朝のつゆ
苦い味わい 寂しくて



175:名前はいらない
12/01/23 17:01:29.26 8pxVlGTW
「強風」
白い星が降るよるに。
この暗さはどうしたもんだ。
この寒さはどうしたもんだ。
右を向いても
左を向いても
俺は俺はと、自慢話の風
しけた ふざけた 誇張された話の風
そんな強い風が僕の顔を撫でる。

その沁みついた価値観が
この星のの傍らでそっぽを向かせる。


恥ずかしさのあまりの作り笑い。
固まる表情を無理やりほぐす苦痛。

星の輝きはどこに行ったんだ。
星の温かい輝きはどこに行ったんだ。
刺激ある胸騒ぎはどこに行ったんだ。

僕の曲がりくねった性格が、手探りで歩いている。
白い星が降るよるに。

176:名前はいらない
12/01/23 17:23:40.75 85TbfDbi



177:名前はいらない
12/01/23 17:38:29.44 xLgzuACG
やっこさん
ちょっぴり血を吸ってみて得意顔になっているな
耳にさわる高音を出しながら素早く飛んでいるが その軽さ故になんでも重く感じる生き物ってことに気づいておらず高く翔ぶこともできない
不恰好な王様の服でもきてるみたいです。

178:名前はいらない
12/01/23 17:50:32.32 85TbfDbi
【Devil Memory】

悪夢は血を吸おうとしている俺か お前か そのどっちもだ
俺はお前の物語の中で浮いている
誰が殺したか 誰が死んだか
デビルメモリーは水を飲んでいる 公園で無邪気な子供が水を注ぎこむように

炎に包まれた井戸の中に俺は落とされた 
俺はこの螺旋の渦の中から這い出す気力がなかった
同じだからだ
一つ避けてもまた同じような苦痛が巡ってくる
人間もヴァンパイアも一緒だ 見な生まれた時から苦痛を受ける覚悟を知っている
必ず太陽の元に去らされる時は訪れる その時に喜んで己の運命を受け入れるかだ
そうすれば苦痛はもう永遠に巡ってこない

そうもう激痛で気を失うなどありえない 
お前はどこの悪魔を見たんだ?
俺が何度も 何度も 十字架を振り下ろす そして森の中の頂上に上がって空に十字架を
翳す 夢が落ちてくる
デビルメモリーよ いい加減にしてくれ
デビルメモリーよ お前はテレビの画面にも出てくる 
俺が何かするたびにお前にその薄汚い声が響いてくるんだ

なあ 俺よ これから俺が何をするべきなのか教えてくれ
俺はこの絶望の部屋に囚われてしまった
俺は悪魔崇拝者達の儀式の生贄にされるだろう
デビルメモリーよ俺を正気に戻してくれ



179:名前はいらない
12/01/23 19:08:36.07 KzP1VS+S
>>177
面白い
俺が普段描いてる詩に近いセンスを感じる
なかなか良い感じだ
C-

180:名前はいらない
12/01/23 19:12:12.22 KzP1VS+S
>>146
評価どうもです
だいぶ此方の意図を掴んでますね

181:名前はいらない
12/01/23 20:24:25.73 xLgzuACG
>>178
すみませんでした。
神やら悪魔やらは本から

182:秋吉@醸し出される☆ネカマの香気 ◆2itMTGf8Qk
12/01/24 00:50:38.86 UjP4m58x
まあ適宜頑張ってるね☆

183:名前はいらない
12/01/24 01:18:34.37 a/Nb93sR
デビルメモリーwwww
?(^o^)rx

184:PANDA ◆eq3WH9ujFw
12/01/24 03:32:21.29 bXu32y23
>>175
各連で言ってることが繋がっているように思えません。
テーマ、題材を決めましたか?星と風の繋がりは何ですか?
書き終わったら1日置いて下から読み直しましょう。あるいは逆さまにして、下から読んでみましょうE
>>178
デビルメモリーは私もなんのことかわかりませんでした。悪魔の記憶って?
これはすごく読むのがめんどくさい作品です。いちいちなにを言ってるのかわからないんです
作者の中にあるストーリーを掻い摘んでもってきたかのようです。もう勝手にしてください!とアニメに逃げ込みそうなりました
未来日記と夏目が好きです。犬僕も大好きです
なぜバンパイアなのか(悪魔繋がり?)森の中の頂上ってどういうこと?デビルメモリー?夢が落ちてくる?
お前って読者?それとも違うだれか、だとしてもどこの悪魔を見たかなんて知りませんよ!
私がこれから何をするべきなのか教えてほしいくらいでした。
飛躍した比喩というのはそれぞれが同じ着地地点に向かって落ちていくから、読者はその流れを読んでいけるのですが、
この作品にでは、まず着地地点がわかりません。タイトル、作中におかれたデビルメモリーは失敗だと思います
2-4連でうたわれた苦痛苦悩にまつわることについて、もうすこし構成として変化をつけるべきではと思います。3連分も同じようなことを書かれては
少し飽きますし1連分に凝縮するなどD-


185:名前はいらない
12/01/24 08:54:27.39 QwsZRH6C
>>178

デビルメモリーという言葉が何を意味しているのか
わからないが個人的には好きな作品だ
こういうわけのわからない単語をつくってくる
ところが詩の面白さだと思う
もっと宗教学勉強して神や悪魔を喚起させる詩を
書いてくればいいと思う 評価なし

186:175
12/01/24 11:00:48.17 yIO7svJV
>>184(PANDA様)
評価ありがとうございます。
寝かせて見ることにします

187:名前はいらない
12/01/24 13:40:32.46 2wks2phV
177さん 評価ありがとうございます。

あの人の唇は月のような笑みをこぼす。
優しい光は夜を包みこんで眠りの時を告げる
曇り空で見えなくなっても
細やかな気遣いはいつものように
時に星達の力を借りて
闇の海を大地を照らす。柔らかな心にあやされた波は静かに引いてゆく。そんな月もやがて輝きを失った。
大切な人を失ったから。太陽のような彼は目標だった。
追いかけるけど追いつけない。
彼はいつもひとりぼっち。
それでも彼は力強く笑ってて全てに生きる喜びを分け与える。
月はいつも彼を見ていた。一番の憧れ。
だが彼もついに死んでしまった。
もう月は光れない。
全ては悲しみの夜の中。
星達は諦めない。弱くても小さくてもそれでも必死に生きようと足掻いてる。
星達は月を皆でいつも励まし光を注ぐ
太陽に負けじと
その光さえ儚くなって消えそうになる
月は星をいつも気にかけてくれた星、死にそうな彼らをどうにか救いたいと思う。
そこで月は考えた。
私が太陽になってやる

188:名前はいらない
12/01/24 16:57:09.97 e3lZDeiw
掃き溜めの中に手ェ突っ込んだら
一体化しちまった
そしたら掃き溜めが言うのさ
「今、汚物を取り込んじまった」と
どっちがどっちか分かりゃしネェぜ
ちなみにあんた、どっち側だい?



189:名前はいらない
12/01/24 21:45:02.92 55vntl/A
「都会の学生」
ネオンの輝く街の色
見上げてみれば月一人
行き交う人々川のよう
白い息はすぐに消え
地に落ちる雪もまた消える
老若男女歩む道
自分ひとり立ち止り
前へ進めば交差点
人それぞれの歩む道
人それぞれの人生
やがて粉雪がやみ
自分も一歩あゆみだす

190:名前はいらない
12/01/24 22:22:11.01 Ocs7zlRf
>>189
都会の学生はもっと平面で冷たくて赤黒い。
見上げたらビルビルビル看板、そのまま歩けばおっさんにぶつかる、月は15階の小さな窓に映り込み、蛍光灯にかき消される。
あそこにいる人の群れは川なんてやさしいものじゃない。ステロタイプの都合のいい部分で詩を作るなよ。交差点にたむろする人生って安いね。
D(って詩としては最低ランクだよね)。

191:名前はいらない
12/01/24 22:56:28.26 WFJauILo
「セシル」

今日もセシルは旅をする

ひゅーひゅーみんなを巻き上げて
ざぁーざぁーみんなを掃除する

今日はセシルも一休み

しとしとみんなを潤わし
ごろごろみんなを脅かす

今日もセシルは一休み

ギラギラみんな勇気づけ
ビキビキみんなを引き締める

今日からセシルは旅をする

192:名前はいらない
12/01/24 23:00:01.14 WFJauILo
>>187
悪くないが
ちょっと解りにくいかな
私が太陽になってやる、は
ぐっときた
評価はD

193:PANDA ◆eq3WH9ujFw
12/01/25 02:44:14.05 NwWrn7v3
>>187
大荒れせずにストーリーは締められているのだけど、この作中で置かれた比喩は、どれもストーリーを保つためだけに、関連した月星太陽をひっぱってきた、という印象を受けました。
月のような笑み、一番の憧れ、悲しみの夜の中、必至に生きようと足掻いている。など
単語に頼ってしまっていませんか。まるで読んだという手応えがありませんでした。
詩を書く言葉とは、言葉の中に内的な概念の変換が、あるいは精製がされているものだと思っています。
作者の感じたものや、表現したい詩情が、言葉の中に宿っているべきだと思うのです。
また、説明的すぎるのは表現をするということに置いてひよってしまっていると思いますD-


194:名前はいらない
12/01/25 12:16:29.13 EHU5BV8E
よろしくお願いします。
「輝ける海」
射し込む月光のあまりの白さに私は目覚める。
凍てつくような寒さの中、ここはどこだと頭を上げ、
空にかかる月を仰ぐ。
うなだれるように視点を下げると、
海のどよめきがみえる。
海のどよめきがきこえる。
照らされた月光に反応して波がぽつりぽつり輝いている。
しばらく闇の海に浮かぶ細やかな黄金を眺める。

規律のない過程を経て変異豹変する海の色。
苦しかったとか辛かったとか過去に一切関係なく。
淘汰されることもなく、進化することなく。
自由気ままに輝いている。
なんだ、なんでもないことを繰り返しているだけか。
自分のカラをやぶり輝ける魂をもとうと奮闘する人間とは違うのか。

繰り返し繰り返し
オマエは、どよめきながら輝いている。

195:名前はいらない
12/01/25 19:00:46.68 Gkg2oWvW
「くらげ」
ぷかぷか浮かぶ丸いもの
あ、くらげだ
小さな白いくらげだ
あなたはいつも気ままに浮かんでいますね
毒が無かったらもっと人気者になれるでしょうに
でも
そんな性格が
誰かに似ていますね
嫌いじゃありませんよ
だって私も社会に浮かぶクラゲですもの

196:名前はいらない
12/01/26 01:37:09.06 S+2jWV9b
「鉄の夢」

朝霧に映る 魂の魚
タービンは冷たく萎え

沈黙が
汚れたグラスから溢れだす

青い煙
指先は伽藍を築き

数千の錠が外れあえば
音が スコールの様に
虚空を埋める


鉄の夢
終わる空の匂い

魂の魚は仰ぐ

嘘の中で
呼吸をする正しさを

虫の様に羽ばたいて
花の様に枯れながら


たった一粒の世界を
くるくると 回り続ける

197:PANDA ◆eq3WH9ujFw
12/01/26 06:10:32.85 jJwlHWgE
>>191
昔の歌でセシルの休日ってありましたよね。あれ、けっこう好きだったんですが、私はセシルという単語ではそれしか思いつきませんでした。
私の中でセシルが形をもたないので、セシルが一休みする間に書かれた、セシルの行動についてはまったく何を言ってるのかわかりませんでした。
このセシルがわからないことには、もうこの作品から私の中へは何も展開されてこない。
それで評価ってのもあれなので、とりあえず、大雑把にあらゆる事象自体のことか、いま思いついたけど太陽と風か!とか
色々当てはめて読んでみました。やはりそれでもD-
>>194
1連目は視点の不自然さに注意して、意図する視点をしっかり書くことと、状況設定に注意が必要だと思います
2連目、海の色の変化については、共感できません。海の色にも理由があって決まった色をしていると思いますが
その矛盾をどうやって表現をするのか、これは2連目すべてにいえるとおもいました。
全体から、寒さや、語り手の人物が目覚めたことや、どよめきが何かしらの効果を持てていないように思います。
あと、私は夜の海は数えるほどしかみたことがないですが、
港から見る以外で、夜の海って波なんてみえないような気がします。それはもう距離感を失うほど、空の堺がどこからかもわからなかったようにおもいました。
なので輝く海というのも、違和感がありますE+
>>195
最後の1行が不要だったような気がします。ただ省いては締りが悪くなるので、代用の言葉が必要になると思うのですが
もっと書いて磨く作業が必要だと思います。
クラゲへ向けた、あなた が誰かに例えるためのものだとしたら、最後の1行が、ネタばらしでクラゲを使って書いてきたことを台無しにしていますし
クラゲへのあなたが、クラゲ自体を指して、最後の1行が自傷ネタだったとしても申し訳ないですが面白いとは思わなかったですE+


198:名前はいらない
12/01/26 11:57:02.48 4s2AF25F
「交差と平行」
一体誰が吹かせているのだろうか
時が風に吹かれながら私の中に入ってくる。
閃光のようなものが入ってくる。
吹きこまれる無数の光は、私の脳裏の白い空間で
くだかれ黒い影に変異してどろどろと溶け込んでくる。
そして自分でも制御できない何かがその影を差別する。
価値のあるもの、ないものに。

価値のない影は、
一度記憶と交わり、そして直線的に遠ざかりやがて見失う。
私の記憶と交差したらそれっきり。

永遠に価値のあるものは、
僕の記憶と平行して永遠に見失うことはない。
私の記憶と相対し続ける。

だが、積み重ねた永遠の平行線の結末はどうなるのだろう。
追跡する延長線上には、断絶する終息はあるのだろうか。
平行線が崩壊するのを感じたことはないが、崩壊してほしいと望むことがある。
だが、終息や崩壊が何をもたらすのか。
未知の恐怖。

だが、目を閉じれば何事もなく今は生きている。

199:名前はいらない
12/01/26 12:01:44.37 GKUlGe7G
お願いします
「死にたい」

箱の中
暗闇に子どもが一人倒れてる
箱の外
綺麗な雪がしんしん降ってる
箱には小さな穴一つ
子どもははいずり穴から外を覗きこむ
外は銀色の世界みんな楽しそうに遊んでる
子どもは一つため息を落とし
もといた位置でまた眠る
耳を塞いで耳を塞いで

200:名前はいらない
12/01/26 17:19:15.75 ZbSMcmGg
>>199
タイトルひどい
仲間はずれにされた子ども?そんな理由で死ぬな。

201:名前はいらない
12/01/26 17:30:09.49 ZbSMcmGg
>>199
暗い箱の中は子どもがいて、寝床から少し遠い穴から外を見ると、みんなが遊ぶ銀世界。遊べなくて、それがいやで、寂しくて眠る。
箱がよくわからない。なんでそんなとこにある? 親御さんはいるの? 「みんな」くんちゃんさん はなんでそんな近くで遊ぶの?
そんなに意地悪なの? シカトヘタなの?
のぞき穴があるってことは、光が差し込まざるを得ない状態だけど、どうなってんだろ。そこはまっ暗闇なの? それとも見えないふり?
「みんな」って人間なの? ラクダなの? 「子ども」はあなたのことなの? ラマなの? わからんはー。

202:名前はいらない
12/01/26 17:30:34.46 ZbSMcmGg
>>199
もっとがんばれD

203:名前はいらない
12/01/26 18:37:32.93 GKUlGe7G
>>200
>>201
>>202
評価ありがとう
ヒキニートのヤケクソ心境吐露ポエムでした
もっと普遍的で分かりやすい表現を目指します

204:名前はいらない
12/01/26 19:49:41.10 vJQY+KLk
「遅咲きの花」

不器用でもいいじゃない
落ちこぼれたっていいじゃない
どんなに馬鹿にされようと
それは私の個性だから
信じています
命尽きるその瞬間まで
最後に一発大きいの
天まで届く百分咲き
咲かせて見せます


205:うにゃーのねこざかなv(-ェ-=)Uにゃあ ◆ri0CxIazp2
12/01/26 19:58:08.36 inm8DBFL
「うみねこのうた」

うみねこのうたは ちいさな ささやきです
それは ちいさいので きこえません

にゃーにゃーにゃー うみねこ

うみねこのうたは おおきな ささやきです
それは おかしいので ありえません

にゃーにゃーにゃー うみねこ

ねーねー うみねこって ほんとにねこさん?
ちがうよ うみねこってね とりなんだよ とりさん

にゃーにゃーにゃー うみねこ

206:うにゃーのねこざかなv(-ェ-=)Uにゃあ ◆ri0CxIazp2
12/01/26 20:11:55.99 inm8DBFL
「さるのこしかけ」

おさるさんの おひまなときに きてね
ここに こしかけがあるよ

そうよ ここに
そうよ ここに

おさるさんの こしかけがあるよ
そうよ ここに
あっちに いっても なんにもないわ
あっちにあるのは いずみだもの

さるのこしかけ

207:うにゃーのねこざかなv(-ェ-=)Uにゃあ ◆ri0CxIazp2
12/01/26 20:20:29.02 inm8DBFL
「ゆき」

ゆきがふりました
それは ちいさな わたげ
わたげが ふりました

ゆきは あっというまに きえちゃったの
もう なくなったの

ゆきがふりました

208:うにゃーのねこざかなv(-ェ-=)Uにゃあ ◆ri0CxIazp2
12/01/26 20:40:25.96 inm8DBFL
これ、にちゃんねるって じぶんの ぶろぐとかに もういっかい うつしてもいいんでしたっけ
ちょさくしゃ じんかくけんは しゅちょうできないんでしたっけか。

209:うにゃーのねこざかなv(-ェ-=)Uにゃあ ◆ri0CxIazp2
12/01/26 20:41:13.62 inm8DBFL
たいとるかえればいいですよね

210:名前はいらない
12/01/26 22:01:56.79 2yy6E0EG
「木金土日月」



飯食って糞して働いて、
飯食って働いて、
飯食って風呂入って寝て起きて。

飯食って糞して働いて、
飯食って働いて、
飯食って風呂入って寝て起きて。

飯食って糞して働いて、
飯食って働いて、
飯食って風呂入って寝て起きて。


飯食って糞してバイク乗って、走って止まって走って止まって、帰って酒飲んで風呂入って寝て起きて。


飯食って糞して働いて、
飯食って働いて、
飯食って風呂入って寝て起きて。


そんなオヤジが最近好きだ。


211:名前はいらない
12/01/26 22:56:25.07 Ls8eJ7ur
「オナペット」

茶色い髪の毛、耳にはピアス
ジャラジャラしたアクセサリーは
携帯本体よりも重そうで
一方頭は軽そうで
子供の癖に大人びて
遊んでばかりいるんだろうな

やらしい目をしたおっさんが
じろじろ見てるのも知ってるんだろうな
親たちからは煙たがらてるのも
きっと知ってるんだろうな

短いスカートの足はきれいだけど
下まで見ると靴が汚くて
良く見ると持ち物は安っぽくて
あんまり裕福じゃないんだろうな

仲の良さそうな不良友達もいるみたいだけど
本当に勉強ができなくて
進学も将来なにも考えてなくて
親も何も考えてなくて
そんなのは
この子だけなんだろうな

ほとんど話もしなかったし
きっと
僕の事なんて知らないだろうな






212:名前はいらない
12/01/26 23:01:57.52 dLDa/5uZ
>>197
評価どもです

「セシル」とは風の聖霊です

僕が名付けました

彼女が休めば気圧が停滞し
彼女が動けば風が吹きつけます

いつの日か
大地の聖霊「ルシード」について綴ろうかなと思います

213:名前はいらない
12/01/26 23:03:56.68 dLDa/5uZ
>>210
おしいな
バイクの下りはない方が綺麗かも
評価はDです

214:名前はいらない
12/01/26 23:23:47.65 dLDa/5uZ
「少子化」

少子化が理にかなってるって?

馬鹿言っちゃいけないよ

みんな子供を産みたくても産めないんだ

なぜかって?

誰かが我が儘だからさ

男・女・会社・社会
色んな欲望が
収まりきれなくなって
命が作れないんだ

心にスペースが無いんだよ

命を奪っているんだよ

戦争と同じなんだよ

みんな早く気づいてくれよ!

215:名前はいらない
12/01/27 00:42:15.91 NkFxB6e4
>>204
詩になってないかな
これじゃ、ただの意気込みやね
読み終えた後に
「あ、そうすか。どこの誰かかは知りませんが、がんばってください。俺は今からシコシコしますんで」
としか感想が残らない
評価E

>>210
良いね 俺はこれ好きです
バイクの下りも良いと思いやす
バイクは親父さんの趣味って事かな?
なんかつまんない日常から抜け出して風を切る姿が浮かんだ
最初、自分の愚痴をグダグダ書き連ねてるだけの詩だと思ったので
最後に良い意味で裏切られた
ただ、火水は何をしてるのか気になった(笑)
評価C

>>211
これも、読み終えて「ん?だからなに?」ってなるね~
頭悪い女だけどズリネタにはちょうどいいんだよって
見下してたつもりが、実はその娘に恋心抱いてる自分に気付いて切ない…
みたいな事を書きたいのかな?
何にしても、説明不足、もしくは工夫が足らない
そんな風に感じたさ~評価D

>>214
少子化が理にかなってるって思った事ないし
そんな事言ってる人も見たことないので
それを否定する所から始められても「ん?」ってなる
あと、命が作れない→戦争と同じってのも
あんまり巧いこと言えてないな~と思っちゃった
もう少し「なるほど!良いこと言うね!」ってなる工夫をしてもらいたいですね~
評価D-

216:PANDA ◆eq3WH9ujFw
12/01/27 01:51:47.12 GFB+w7KF
>>198
読んでみて、この人は自分で言ってることがわかってるのだろうか、と思いました
時が風に吹かれながら、脳裏の白い空間、砕かれて黒い影になった光
自分でも制御できない何か
価値のない影は記憶と交わるなどなど
もし曖昧なまま書いてしまっているのなら、突詰めるべきですし
作者の中で明確はなものがあるなら、それを書くべきです

と、抽象的過ぎるのもどうかとおもいます。抽象的であること自体は読む側に想像させる余地を残すことができますが
ここではただただ何を言ってるのかついていけませんでした。D-


217:名前はいらない
12/01/27 09:04:18.85 m31IsLhD
>>414
評価どうもです

少子化と戦争
似て非なるものかもしれませんね

218:名前はいらない
12/01/27 09:06:45.90 m31IsLhD
「死にたいだと?」

ふざけるな

億単位の同胞を押し退けて産まれ
兆単位の動植物の命を犠牲に成長し
京単位の全ての物質に支えられて生きているお前が

「仕方ない」から生きているだと?

奢るのもいい加減にしろ
ふてくされてるんじゃないよ

ほらもう時間だ
目を覚ませ

生きるんだ

219:名前はいらない
12/01/27 12:49:15.97 K9Nwp9tF
よろしくおねがいします。
「コンパス」
これまでの現在より前の過ぎ去った時間。
これからの現在より後にくる時間。
それらすべてが、必然なのか偶然なのか。
どちらでもいいじゃないか。
解釈するのは個人の自由。

成果主義のこの世の中で、
今まで出会ってきた人々。
去って行った人々。
恋した人々。
何かの試験に合格した人々。


ただ、もしそれをコンパスで測定することができたらどちらをさすだろう。

針が偶然を指すか、必然を指すか。

恵まれた才能と懸命な努力を続けている君のコンパスが必然をさせば納得するだろう。

しかし、才能に恵まれず、ひたすら努力でカバーしてきた君のコンパスが偶然を指せばこれからどうする?

心が凍てついてしまうか。心に制約をかけてしまうか。

だけどこれからの人生も消化してしまわねばならない。

相いれないものを相いれて、そのコンパスの反対側を進路にふわりと浮いた魂を燃えさせたなら、
それより輝かしいものはないだろう。

220:雑草 ◆je5cNlouiI
12/01/27 14:32:33.09 uY7fkn8y
>>205-207
連投禁止条約につき、Eです。


未評価まとめ

>144>147>152(>153)>156>188
>196>218>219

再評価

>67

221:雑草 ◆je5cNlouiI
12/01/27 14:41:14.52 uY7fkn8y
>>144
はじめの四行が、楽しい描写だと思います。ソーダ水が欲しいという訴えも、頷ける。ちょっと大げさに
表現してみた喉の渇きといった趣の詩ですね。よくかけているんだけど、ちょっとアピールポイントに
乏しいような感じ。もっとソーダ水にたいする欲求を、いろんな角度から考えることができるはずです。
何リットルあっても街は沈まないから、というところが、当たり前じゃんというふうに、私には思えてしまって
そのアイデアを昇華する表現が欲しいと思いました。D


>>220のまとめについて

※※ すみません、>>144は評価済み、>>147もリストに乗せたのはミスでした。 ※※

222:雑草 ◆je5cNlouiI
12/01/27 14:54:16.99 uY7fkn8y
>>152
なんかフツーってかんじ。読む喜びや想像に付き合った喜び等を感じられない。作者の意図を読み取れず、
置き去りにされてしまったきがする。この文の全部を理解して、ひとつのストーリーラインを作り上げられる人は
相当頭がいいだろう。僕には無理でした。D

>>156
公園の大樹という想像は、楽しいですね。冬の寒さに、隠された生命の営みを、描く描写もなかなかいいです。
ストレートなので、わかり易い。爽やかさが感じられて、よかったです。D+

223:雑草 ◆je5cNlouiI
12/01/27 15:03:58.78 uY7fkn8y
>>67
変わった詩ですねえ。髑髏に孤高の意味を持たせているような気がします。黄金バットを見た気分。
ドクロのみに純化した思い、よく伝わってきます。作者の位置がドクロとの関係でどのようなのか、
といった辺、主体性の問題があるような気がします。D+

224:雑草 ◆je5cNlouiI
12/01/27 15:17:36.29 uY7fkn8y
>>188
掃き溜めを眺めていた汚物の一体化という論理はすごく面白いですね。なるほど、と思わされる。
みんな汚物と思えば、差別もなくなりますよね。C-

>>196
なんか、志が高くていいですね。鉄の夢。面白いじゃないですか。淡い印象の詩句が続きますが、決して途切れない
世界観は、達者な筆によって書かれていると思います。この世界観を持って、いかに現実と対峙するかといった、
非常に面白そうな興味がわいてきます。C



225:雑草 ◆je5cNlouiI
12/01/27 15:27:32.14 uY7fkn8y
>>218
熱いメッセージによって、同胞に呼びかけています。僕なんかは、いっつも死にたいとか、気が狂うんじゃないかとか、
妄想だらけなので、こういうことを言っている人たちの心を理解できれば、いいなあと思っているのですが。
目を覚ませという呼びかけが、肝になっていると思うのですが、ストレートなメッセージによって、少しでも
この世界が優しく意味のあるものに変わって行ったらなあと思いました。D+

226:名前はいらない
12/01/27 18:22:41.97 Dy1hOOQw
「電話」
 
受話器のむこうで
あなたは笑う
私も嬉しいけど
君の笑顔もみれればいいなと
笑いながら
そっとため息をつく

227:名前はいらない
12/01/27 18:25:04.02 7TT7wsKq
『箱庭ーるど』

雨と云う水をやり 雷は肥料
適度な刺激 太陽と云う光を当て
育て育てと笑うんだ

今在る世界ここに在る世界
この世界が生まれた理由
この僕等が生まれた理由
きっと誰かの暇潰し

僕等の世界は箱庭なんだ
だからってどうってこともないけど

シナリオ通りに生きてる
歩む道も決まってる
イレギュラーなんてものは無い
別にそれでも良いじゃないか
折角だから楽しもう

228:nanana
12/01/27 20:07:40.40 osh+ifdG
「地球人」の歌


地球に生まれた僕らだから

ひとつ、地球に優しく

ふたつ、地球を大切に

みっつ、地球人として平和を守らなきゃね

なんて大人に教わって生きた

月がこの言葉を聞いたらきっと笑うだろう
だって

じゃあなぜ

大人たちは戦争を起こすの?

その手で地球を壊すの?

あなたは自ら平和を壊したよ

僕たちが殺した命は

今の僕らを笑うかな

儚い「地球人」の歌が聞こえたよ


229:nanana
12/01/27 20:08:48.20 osh+ifdG
「地球人」の歌


地球に生まれた僕らだから

ひとつ、地球に優しく

ふたつ、地球を大切に

みっつ、地球人として平和を守らなきゃね

なんて大人に教わって生きた

月がこの言葉を聞いたらきっと笑うだろう

だって

じゃあなぜ

大人たちは戦争を起こすの?

その手で地球を壊すの?

あなたは自ら平和を壊したよ

僕たちが殺した命は

今の僕らを笑うかな

儚い「地球人」の歌が聞こえたよ



230:nanana
12/01/27 20:10:09.37 osh+ifdG
「命の星」

地球にある命だから

星を見つけることが出来るんだ

一番星を探しに夢の旅にでたんだよ

もし 僕の信じる星があって

   君の信じる星があって

それがすれ違ったら

争いが起きるかな

悪魔が耳元でささやく「君が間違いだ」と

もし 神様がこの世界にいたら

   幻じゃない世界があったら
なんて言うのかな

僕らを笑うのかな

地球の叫ぶ歌が聞こえたよ

君の心にきらめく1つの星を

信じて

今日消えってったどこかの命の歌は

この世界の幻となって

僕に訴えるだろう

僕に世界を教えてくれるだろう

命と言う星の話「命の星」を

231:名前はいらない
12/01/27 20:55:28.02 aeEal1rq
【小さな服毒死】

真夜中2時、
めまいに浮かぶ三等星、
その中できみは死んでいる

肌からはがれる光のちり
まつ毛に停まったハチドリ
空に溜まった神様の下水は、冷静ではいられなくなる
水晶の毒が毛布に染み込む

その滴すら感じられない私は
知らない街の傍観者になりたい
(ここにある影が「自殺 」)
( 彼の目は「惰性」)

時間を放れば
何もかも遠くなる
寒さのヴェールの中で
湿気をはらみ
重くなる腕

崩れたらもう、
輝かない。
永遠にしびれているだけの、青い肉だった
息を継ぐための、小さな顔だけだった

232:名前はいらない
12/01/27 22:31:41.61 Dy1hOOQw
「不況」

寒く厳しい吹雪がまだ止まぬ
大地で踊る氷の女王は
いまもなお踊り続ける
空の上に光はなく
雪の下に春はない
火の宿るランプは割れ
最後の明かりすら奪う
夜明けはまだか
と叫ぶ民の声もむなしく
漆黒とともに女王のダンスは
一層激しさを増す
太陽よ
はやく昇ってきておくれ
お前の光を大地にそそげ
一筋の希望を民に与え
我々を絶望から解放しておくれ
太陽よ 太陽よ


233:名前はいらない
12/01/27 23:27:10.11 yaKAvrzA
<最深部>

突然嫌気がさした
そうだ自分を埋めてしまおう

絶望というスコップで
足元を掘り進め
どんどん進め
進め進め

途中で金鉱や油田を掘り当てたが
人様にくれてやった
俗世まみれは、もう懲り懲り

自らを捨てた奇行を
「自己犠牲だ」と誰かが称え
何々栄誉賞が贈られた

でも関係ないから無視
一番深く、静かなところで
安らかに眠りたい
それだけ

どんどん進め
進め進め


234:PANDA ◆eq3WH9ujFw
12/01/28 00:31:40.84 8QRrzPFn
>>219
コンパスが指す2連目にある事柄の必然か偶然か
ということなのですが、最初の2行は要らなかったんじゃないかなーと思います。
人生ということなら時間は関わっていますが、この作品で、冒頭に置かれるほど重要ではないのでは?
現在というところを強調されて、現在(結果、成果)が重要なのなら、必然か偶然かなんてどうでもいいんじゃないかってのが
すでに1連目に書かれています。これが作者の考えなのか、大多数の考え方を書いたのかわかりませんが、私も概ね同意です
なので、以降、コンパスがもし必然か云々の件など、すべてに(だから何?判別できたとしてもどっちでもよくない?)と思ってしまいました
また、例えばに持って来た才能の話が曖昧で、これからどうする?という問いが迫ってこないです。
これくらいでは、それでも努力でカバーするしかないですよ、と努力のできる人間であれば言うと思いませんか。
そんなことよりも、最後の2行について読ませてよというのが本音です。という感じで私は感情移入できませんでしたが
もしコンパスがというアイデアは面白いと思います。もっと身近な例題で読んでみたかったですD-
>>226
この温度差をもっと書いてほしいなと思いました。
>>227
なぜ、肥料だけが雷に置き換えられているんだろう。奇異を狙ってのことなら、効果的だとは思いませんでした
すべてが集約される、せっかくだから楽しもうの一言から熱が伝わりませんでした。
その言葉に託しているのはただの楽観さでしょうか、それともがんばろうという励ましでしょうか
語手の姿は見えず、箱庭に触れたのも2連目だけ。(1連目は箱庭の持ち主?ではないですよね)

235:ちーちゃん
12/01/28 01:50:04.06 0qJcFQxZ
>>209
うーん、ここは評価を受けるまで次の作品は投稿できないので連投は最低評価として切り捨てられると上の方のちょっと分かりづらいところに書いてあるんだよね。
だからこのスレにおいては「全ては連続した一つの詩作品である。」と主張し、ブログにおいては「何が著作権じゃボケェ、この盗人野郎!」と叫んでそのまま転載するのが吉。

236:PANDA ◆eq3WH9ujFw
12/01/28 01:56:17.19 8QRrzPFn
>>234
ランクつけ忘れ>>226D-
>>227
張り付けミスとランクD-


237:名前はいらない
12/01/28 03:04:02.62 lPDKqDs9
「檻」

自由になりたい
そう思いながら
檻を揺らす
そしたら、あれ?
檻がなくなって
外に出られた
僕は飛び跳ねて喜んで
大の字に寝転がって
思いっきり深呼吸をしたら
あれ?どうしてだろう?
空気が檻の中と
同じ味がした


238:PANDA ◆eq3WH9ujFw
12/01/28 03:05:31.68 8QRrzPFn
>>229-230
連投注意E
229の評価書き終わって下にスクロールしたら連投で泣きそうだった
>>231
2連目は非常に読みにくかったです。上2行はどういう意味だったのでしょうか
イメージを想起させること自体は気にしていないのかもしれませんが、勢いに任せて読むタイプの作品ではなく、そこでこのイメージの飛躍の仕方はついていけませんでした。
かといって理詰めで読み始めると、どうしてもつっかかる。
水晶の毒が毛布に染込む、という1文は失敗だったと思いますD


239:名前はいらない
12/01/28 05:29:23.05 c8sG5z/N
『抹茶アイスと腹痛の夢』

僕の話を聴いてくれるか?
夢の話を聴いてくれるか?
意味のわからないこの夢を語る僕の傍らに
君はいつまで居てくれる?

目が覚めて気付く
ああ、夢だったんだ

時計の秒針クルクルと
時計の音がチクタクと
また僕は帰って来た
まだ僕は眠っていたかったのに

抹茶アイスと腹痛と
意味がわからないこの夢は
それでも君に話したくって
こんな夢でも話したくって

僕の話を聴いてくれるか?
夢の話を聴いてくれるか?
意味のわからないこの夢を語る僕の傍らに
君はいつまで居てくれる?

部屋を眺めて想う
ああ、現実なんだ

窓の木漏れ日キラキラと
窓の木漏れ日チカチカと
また今日も始まる
まだ今日は始まらなくていいのに

別に憂鬱なわけじゃない
それでも夢が見ていたかった
少しでも君と話せるように
こんな僕でも話せるように

僕の話で笑ってくれるか?
夢の話を笑ってくれるか?
意味のわからないこの夢を語る僕の傍らで
君は笑顔で居てくれる?

どうしたら君と話せるか

どうしたら君が笑ってくれるか

そんなことばかり考えて
ふと気付けばこんな時間
どうすれば良いかなんてこと
結局何もわからないけど
今日もまた逢いに行くその時は
君と笑い合えるかな

240:ちーちゃん
12/01/28 08:41:47.21 0qJcFQxZ
>>218
覚えてもいねえ精子の頃の行いを指摘したり煩わしいと思って居る筈の肉体の為に生きろと言うなら
遠い昔精子だった頃の記憶を無理矢理ぶちこんでみたり、細胞が分裂したり死んだりする様を描いて見せなきゃ伝わらないよ。
人生は楽しいから生きるのではなくしょうがないから生きるのだと背中を押す鞭の振るいは確かだがセラピストとしては失格。D-



241:ちーちゃん
12/01/28 09:03:21.51 0qJcFQxZ
そして「生きる」と言う事は命を犠牲にしたりあらゆるものに支えられ続けると言う事。
これに感謝せよと言うのは対象者の真相心理に加害妄想を植え付けかねない。
対象者が、自分が死んでしまえば誰にも迷惑を掛ける事が無くなると言う結論に至るケースは決してまれでは無いと思う。
それと例えば意に反して食い付かれた食物にしてみればあんたの為に生まれた訳では無いのだから
「有り難う」と言われても訳がわからんし、あんたがそのあと逞しく生きようが、殺生の罪が許されようが知らんのである。
などとめんどくさい事を言われるとかなわんので、一から書き直す事をおすすめします。


242:ちーちゃん
12/01/28 09:04:34.43 0qJcFQxZ
噂の真相心理

243:ちーちゃん
12/01/28 09:15:59.27 0qJcFQxZ
まあ食いもんには感謝しなきゃならないんだけど「死にたい」って所がキーワードだな。
死にたいってのに生に感謝しろじゃアホだろ。問題は「何故生きるのがイヤか」って所なんだから。

244:ちーちゃん
12/01/28 10:03:55.67 qGFh0Uhp
>>205
これは個としての海猫をえがきたかったのだろうか?
多分この詩を読んだ人はキャラ設定のいい加減な海猫を思い浮かべると思うんだけど、
そうすると海猫の歌と言われてもそんな物聴いたことがないから「海猫の歌?ああ、鳴き声の事か!」
と結論付けると思うんだ。バカだから。すると海猫の鳴き声はささやきじゃないから、「は?聴こえるじゃん」となるだろ?
で、聴こえないと言ってるのにその直後「にゃーにゃーにゃー」だから、ん??聴こえてるの?となる。
そして次は「大きなささやきです」へ?どっち?「それはうそです」…うーんこれは手法自体がありえないよね。
小さくも大きくも聴かせるってんなら言葉のマジシャンとして讃えるけど、テメエで書いてテメエでおかしいとか斬新すぎんだろ。
ただ、ほんの少しの言葉を加えて海猫の囁きを読者の耳に届ける事が出来たらちょっと化ける様な気もする。
その囁きの音が作者のペンをも弾いて思いがけない話を書かせるかも知れない。
うん、まあ何にせよ可愛いです。可愛さに年齢も釣りも関係無いと思うので。D+


245:ちーちゃん
12/01/28 10:17:57.85 qGFh0Uhp
>>206
さるのこしかけに心が映る。
これはいいな。ときめかせる。
C
>>207
…B

246:ちーちゃん
12/01/28 10:20:31.45 qGFh0Uhp
>>205
(再評価)A

247:名前はいらない
12/01/28 14:09:05.80 nbSsX2bD
>>237
分かる気がする。C

248:名前はいらない
12/01/28 16:34:33.85 EUeTbi7x
見えないものには もう届かないや
あの時失ったものは 全てこぼれ落ちた
少しの優しさで 戸惑って道を外れた
もうこのままで いいやってそう語りかけて

本質はずっとこのままで
正しいかなんてまだ
ただこうしてまた
繰り返していくの?

熱気球を掬って手の平に乗せたら息をしてた 
この狭い荒野で何を探せるかなんて
もう分からないけど また辿っても そのときは微笑んで

249:PANDA ◆eq3WH9ujFw
12/01/28 16:59:25.57 8QRrzPFn
>>232
これでは物足りなく感じます。
状況説明だけではなく、住民の声だとか、ランプの割れる様子だとか、
何かしら具体的な細部について書くだとか、話を転がしてほしいと思いましたD-
>>233
絶望というスコップ、はどうかと思いますが、
このままではとてもつまらないと思います。突然嫌気がさした、では語り手の心境も何もない。
掘り進めることになんの感慨も生まれてこない。
そうだ自分を埋めてしまおう。までに省略されてるものを、もうすこし書くべきでは?D-
>>237
自由と不自由は紙一重だよ、ってことなのか
外かとおもったら処刑台にでも入ってたってことなのかわかりませんが
私にはこんなことしか連想されませんでした。
作品としてもう少し練るべきだと思います。D-
>>239
目が覚めて、現実に帰ってきた。と、時計の針が回って帰ってきたという重なりが
どんな展開をするのかわくわくしたのですが、なにもなくてちょっとがっかりでした。
夢の話も書かれていないのに、僕の話で笑ってくれるか?というのはもう酷いです。
君も僕も読者はしらねーよ!で終わりです
部屋を眺めて想う、ああ現実なんだではなく、どこをみてそんな風に思ったのか、表現すること、他人に読ませるということを考えつつ
読み直してくださいD-


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