12/02/22 08:34:34.54 ns7JCKWg
はよー なんで俺は出社前に評価しているのか。
>>668
三題で綺麗なもの選びすぎですね。もっとカオスに。
詩ですが、天然狂人入ってます。
しかしそれは作者の意図するところではない(狙ってない)でしょう。
D+
>>669
作者の観察眼が鋭くて良いですね。
>ストーブの上のヤカンがコンコンと湯気を立てる中に
温かい、のは理解できるけど100%伝わってこない。
「ヤカンがコンコンと湯気を立てる」のは間違ってないから多分他の要素。
ああ、ストーブだ。燃えてる感じがないんだね。
2連目、3連目はしっかりしてる。4連目で音が聞こえる構成。
>後からやって来た で一瞬遅く認識させるディレイ効果もGOOD。
C+をどうぞ
672:名前はいらない
12/02/22 15:02:29.48 eFKxOWDP
ヒガンバナ
雉谷は3カ月前
罵倒され
そのストレスをネットで発散
とか していた
そう 雉谷は明日死ぬ
明日
雨のなか
赤い傘がトラックにスコンとはねられ
15年分溜まった硝子の体液を破裂させる
青々と暗い三日月を道連れに
雉谷は可愛想な死に方をする
コンビニから帰ってきた
ビールが好きなのだ
雉谷は神様から愛されていて
買ってきた傘は赤かった
今年の夏は冷たい雨ばかりだった
彼と同じ色の虫が這う
秋アカネを食べ続け
虫はやがて人になる
墓石の横
ゆらゆら揺れる
673:名前はいらない
12/02/22 15:18:19.69 lFIipcxJ
「ミニチュアハウス」
ガラクタ部屋から手招きした
ガラス細工の小屋を眺めて
いつか探したおとぎの世界
緻密なドアから小人が覗かせ
家の中には造花の暖炉
蜘蛛の巣はったテーブルに
可憐な食器を並ばせて
酔わぬワインをグラスに注ぎ
小人とつける無垢な灯火
汚れた昔と乾杯し
ゆっくり味わう
ひとときのディナー
674:にゃにゃめよんじゅうごー!
12/02/22 18:59:15.82 ns7JCKWg
>>672
色のコントラスト・配色がとても鮮烈、しかも詩に酔っていない。
Bをどうぞ。
>>673
コンセプトはわかる。けれど、説明なんだよね。
もしくは雑誌のキャッチコピー代わりのポエム。よくあるでしょ?
その用途で使えば使える、けれど詩としてはDくらいかな。
675:名前はいらない
12/02/22 22:43:14.69 lFIipcxJ
流れ星すら埋めた闇光
676:秋吉なめくじ ◆2itMTGf8Qk
12/02/22 23:30:14.35 Mp52CRxN
みんな、楽しんでるー?
by ビバリーヒルズ青春白書の一場面
677:669
12/02/22 23:35:43.34 FiyNoKOv
>>671
言われてみればたしかに燃えてませんでした
ありがとうございました。
678:秋吉なめくじ ◆2itMTGf8Qk
12/02/23 00:13:50.19 kxQCuX3V
ワンダーバカが創設した神聖なセン5スレを荒らすなバカー!
糞コテはまともに評価しとけよ
679:名前はいらない
12/02/23 00:31:53.30 94phzPue
人知れず孤独に見上げ続けた忘我の境界線 何処で震えてるのかも知らず弾き弾かれの見え透いたふたつがすくむ
有りもしない古傷が疼く 知りもしない水平線の向こうへ呼び返す まだ消えないと声が響く
木漏れ日や夏風に舞い無数に零れ落ちては拾い集めて いつしか細やかにぱしゃんとはじけ散るかけら
針もそれは今はふわり回ってる
680:名前はいらない
12/02/23 02:18:44.09 MwswRmOS
>>671
評価どもです
うーん人が選んだ三題で書いてるので…(某SNSの某コミュ)
カオスな方が確かに面白いかも
ちょっと考えてみようかな
681:PANDA ◆eq3WH9ujFw
12/02/23 06:20:22.41 ZrEPD4U4
>>679
1つ1つの比喩が表現する、印象づけようとするものが何なのか読み取れませんでした。
手探りなのか、支離滅裂なんじゃないかな、と思ったほどです
背景もわからない、状況もみえないところで、古傷や針と言われても、読む側は何も見いだせと思いますE
682:名前はいらない
12/02/23 09:26:47.90 eRuRc7kG
>>679
ひとつひとつの言葉はていねいに書いていても
それが連の間につながっていないから
散文的に思えるわけだよ
最後に「針」を出すのであれば
最初にその言葉をつなげるものを表現しないとだめだ
意図的に書いているのだとしても
読み手には伝えられないぞ 評価D
683:名前はいらない
12/02/23 10:31:15.21 mY8uSdgJ
DON'T LOOK BACK
見慣れたこの村 最後にもう一度眺め
『ありがとう』声に出したら少し不安そうに聞こえた
大丈夫、さみしいのも初めの方だけ
要らない荷物 全部捨てて
お気楽に行こう 私のお気楽魂
Keep on goin' 風呂敷をほどき
光にかざすと 不思議ノミやダニも死に
未来に変わる
684:名前はいらない
12/02/23 11:43:20.27 wOMJsr2i
>>639
「世界は磁石でできている」
この言葉にほれ込みました。
S極とS極なら反発しあう。S極とN極ならひっつきあう関係のことをいっているのですね。
水と油なら、反発しあうから同じ極同士のものといえるでしょう。
男と女ならひっつきあうからS極とN極。
大人と子供もS極とN極。親切にする側、される側もS極とN極。
食うもの、食われるものは同じ極同士。一方は逃げるから。(逃げるガゼル・追うチーター。)
警察と泥棒も同じ極同士。一方は逃げるから。
善と悪も同じ極同士。一方は逃げるから。
世界のあらゆる物体は惹かれあったり反発しあったりして生きているんだなあということ。
「あたたかく
面倒で
頼もしい 」というと、家庭環境が想像できます。親子や家族の関係ですね。恋人かな?
なんだろうなー、
1連目と2連目で仕事に行く作者の行動をあらわしていて、
「早くお家へ帰りたい」で仕事も終わって家へ帰る行動をあらわしているのかな?
家へ帰る行動も磁石であるように。仕事に行く行動も磁石であるように。
家へ帰るのがひっつきあう作用。仕事に行くのが反発しあう作用。
情景説明がないけど、これは読者に想像をまかせているんですね。
具体的に言わないことでいろんなことを想像させる手法ですね。
ぼくとしては1連目と2連目をもうちょっと具体的にいってほしい。
評価C-
685:684のつづき
12/02/23 11:45:10.32 wOMJsr2i
料理がうまくなりたいな
料理がうまくなってくれ
自分のことを言っている言い方と、相手のことを言っている言い方両方あるのはなぜ?
うまくならんでいいけどね>これは相手のことを言っている。
明日は掃除がんばるぞ
明日は掃除がんばれよ
>これも、自分ががんばってるのか、相手ががんばっているのかどっちのことを言っているのかわからん。
うーん、考えられるのは自分に言い聞かせている?
それとも、命令形になっているところだけ妹か誰かにむけて言っている?
ここがあいまいです。
ここを誰に向けて言っているのかはっきりさせたら、もっと良くなるんじゃないかなー?
686:名前はいらない
12/02/23 12:32:06.72 AKEUqE70
「なんか安いツアー旅行に行った時の思い出」
小枝のやんちゃ振り切れば
みてくれいわんばかりの大草原
牛は尻尾を振ってそっぽむき
みんな窓に顔うずめる
その光景もまた乙で
バスガイドの声高らかに
進む役満のバージンロード
687:にゃにゃめよんじゅうごー!
12/02/23 15:25:22.99 jNxRZQOi
>>675
E-をどうぞ。
>>676 >>678
E-をどうぞ。
>>683
とりあえずこのスレに詩を出した度胸は認めます。
例え話をしましょうか。
僕個人のA評価のラインは空腹状態で500円だけコンビニに行き
その詩が商品として売られていたら空腹を堪えてもその詩を買うかどうかです。
分かりやすいでしょう?個人的に奢ってあげるのがB評価。
さて、この詩がコンビニで売られていたら僕は迷わず食い物を買います。
E評価とは詩になっていないレベルなのでD-です。
>>684
コテハンを付けなさい。僕は君のコテハンでの意見をNGリストに入れるから。
僕の意見としては単に磁力がもたらす重力の事だろうと思うけどね。
SとMの関係性はどこにも書かれて居ない。
>>686
君、ネタとして書いているね?そしてネタとして投稿している。
このような場合、レベルが変に高いか低いかのどっちかで
低い方に該当します。
僕の評価はスルー。ID:wOMJsr2iがポジティブに解釈してくれると思うので
お待ちください。
688:にゃにゃめよんじゅうごー!
12/02/23 15:27:58.58 jNxRZQOi
>>684
コテハンでなくていいですね。君だと分かるようなワードを入れてください。
即、2ちゃんブラウザのNGリストに入れます。
貴方も同じように僕をNGリストに入れてもいい。これで公平でしょう。
689:名前はいらない
12/02/23 15:46:29.39 xB+tCVP8
SとMの関係性わろた
690:名前はいらない
12/02/23 17:14:17.92 eRuRc7kG
「森泉の不可逆反応または自由連鎖に基づく愛情」
金をくれい
金をくれい
金さえあればなんでもできるぜ
金をくれい
金をくれい
金さえあれば本なんていらねえ
はげちらかした植物細胞
人の顔した人非人
お化けのようなコテハンが
今日も無意味な説法してるぜ
金をくれい
金をくれい
おさまりきらぬ連鎖反応
お前ら全員貧乏もってけ
こすった棒にはバニラクリーム
金をくれい
金をくれい
金さえあれば100歳のばばあも詩を出版、へい!
691:名前はいらない
12/02/23 17:57:40.15 mVnDaTY+
MIKAMIのインターネット でググれ
このブログ痛すぎwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
クソワラタwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
692:名前はいらない
12/02/23 19:05:30.47 /yqMRjta
「逆上がり」
ある日の公園
一人佇む乞食の老人
いつもと違い両手をささげず
端の鉄棒で逆上がり
まわる途中に一旦止まり
外套はおった僕を見つめる
さかさまな瞳
地につくと同時に粉塵の拍手
童に帰った遠い砂のにおい
鉄からぬくもりを外すと
折れた枯葉に痰を吐き
ふやけた家にまた戻る
僕も負けじと
真ん中の鉄棒で一回転
あべこべ世界、見回す最中
ブランド財布を地に落とし
ぬかに喰われたメッキの靴
泥のついた外套背後に
遠くで見ていた乞食の
濁った視線が聞こえる
雨上がりの午後
693:名前はいらない
12/02/23 21:23:27.99 5zRlXi5l
今からあの道を歩こう
雲一つない、月もない、たくさんの星しかない静かな夜
その空にひときわ輝く星が一つあり、5つ目の部屋を照らした
部屋から道が続いている
あの星の明かりを頼りに歩いてみようか
幸せがあり、喜びがあり、楽しみもある賑やかな予感
きたるべき幸いを掴もう
694:名前はいらない
12/02/23 21:49:29.73 FrZhiODN
>>687
> 僕個人のA評価のラインは空腹状態で500円だけコンビニに行き
> その詩が商品として売られていたら空腹を堪えてもその詩を買うかどうかです。
> 分かりやすいでしょう?個人的に奢ってあげるのがB評価。
悪いけど
分かりづらいよね
695:名前はいらない
12/02/23 22:24:18.45 xB+tCVP8
「かえるの詩」
雷に怯える私のかえる
光が解けるのを窓の内からじっと見ていた
昨日残った酒瓶の中揺られて
避難中の大将かえると
お互いに細胞交換した夜
弱々しい悲鳴は下戸下戸と
鼓膜に届くくらいで微かに唄ってる
皮膚の裏の色素は
些細な言葉で傷付く人の顔色みたいに
赤く爛れてしまっていて
あと僅かで
あと僅かで
あと、ああそうだ
ああそうだ
私はかえりたいんだ
そう気付いたときには
飛び跳ねるチャンスかも
小心者だから
きっと
かえるは見知らぬ人に踏み潰されないんだ
696:名前はいらない
12/02/24 00:18:04.06 VSnswcPQ
君と初めて出会ったのは
まだ幼いころだったね
いつから君が側に居たのか
思い出せなくなっちゃってる
まるで居るのが当たり前のように
君を扱ってしまっていた
近くの幸せに気付けずに
それが普通だと思ってた
だけど違ったね
君はそんな僕に嫌気がさして
僕の元を離れていった
だんだん僕から遠ざかって
気付いた時には遅かった
君と一緒に居ることは
当たり前の事ではなく
一番の幸せだったんだ
もう君は振り向かない
どんな言葉を伝えても
どんな行動を起こそうと
もう君は戻ってこない
分かってる
だけど言わせて
「ありがとう」
697:名前はいらない
12/02/24 00:30:45.46 MLq4y0Ea
>>593
ベッドの縁に座ってる人が「僕」なのに違和感があるなあ。
器&しなやか&柔らかってことは女の人じゃないかと思うんだけど・・・
男女か女性同士かはわからないけど。ちーちゃんなんで?
のぞき見っぽい感じがして好きです。評価は私には難しいので感想です。
698:名前はいらない
12/02/24 03:23:51.88 STAibw9j
歌詞です
*Voyage
あの海の向こう側は 霞んで見えないけど
たどり着くその先には 大地が僕らを待ってる
逃げることじゃなく 光求めて
闇を進むのさ 渡り鳥のように
全てが分かるなら 迷いもないけど
水面に揺れる星みつめ
夢を 自由に 描く
苦しみの尽きた場所に ゼロがあるというよ
僕はまだ旅の途中 止まることのない世界
どんなときだって 朝日を待てば
柔らかな光 そっと頬を照らす
孤独にも慣れたなら 月明かり頼りに
羽根なき翼で飛び立とう
もっと 自分 信じ
静かな大洋に 激しい雨が降る
荒波が教えてくれる
前へ 進む 意味を
699:PANDA ◆eq3WH9ujFw
12/02/24 04:34:31.09 g8SeO/KK
>>690
>お化けのようなコテハンが
>今日も無意味な説法してるぜ
ここだけちょっと響きました。たまに思います。
そういえば金さん銀さんって本を出してませんでしたっけE
>>692
逆上りとかけて俗物的価値感からの脱出、童心への帰還を試みようとする姿勢が感じられます
ただ教育者が寓話に教訓を込めて作るようなあざとさというのか
個人的にですが狙い過ぎて受け付けない、かな。
言葉不足でうまく明示できないですが、お金を軸として乞食と成金、敗者と勝者のようなわかりやすい構図や
哀愁を持ち込む公園、逆上りという動作がそのまま価値感の反転を、さかさまな瞳、落ちる財布、ぬかるみを踏む靴、あまりに教訓的に用意されすぎている。
詩は寓話ではない、とは言わないけれど、ここではその教訓的に用意された言葉以外に、詩的要素を表現しようとする作者の言葉が読み取れませんでした
もちろん皆無ではありませんが、割合として偏っているのと、いくつかあるもののここに書かれているだけではその詩情にまで入っていくことができないとおもいましたD-
>>693
5つ目の部屋ってのが謎でした
私の部屋とかならまだ解釈のしようがあったのですが。
もうすこし、書くべきかなと思います。書かれているものだけだと、星空と夜道。
これだけでは読者が幸せなどの予感を感じる力はないと思いますD-
700:PANDA ◆eq3WH9ujFw
12/02/24 04:34:55.42 g8SeO/KK
>>695
雷に怯える私のかえるというのはちょっと面白かったです
生物学的にほんとうに怯えるのかなんてのはおいといて、信じたほうが面白そうだと思えました
>光が解けるのを窓の内からじっと見ていた
雷が2-3連ともにかかるのだから、もうすこし写実的にでもイメージとして再現してほしかった思いました。
>昨日残った酒瓶の中揺られて
酒が残っている酒瓶にいれてるのでしょうか。そうだとして読むと狂気的で、
後半のかえる視点になっていく移行の助走役にもなったと思うのですが
ちょっと曖昧だった分弱いかなと思います。酒につけちゃったよ! くらい明記してもいいぐらいだったと思いましたD
>>696
これは設定としてありきたり、定番でお約束の幼馴染みルートです。
ここから派生するヤンデレ幼馴染みルートでさえ、いまやお約束となりつつあります。
せめてどれだけ近くにいたのかが書かれていれば、感情移入できるかもしれませんE
701:名前はいらない
12/02/24 05:16:59.92 ZNnjDERi
「駅前のボウリング場」
ほら綺麗な女優が出てきて
また番宣だよ、というあなたのつぶやきが
落ちてゆく
路線の一部広くなっている隙間には
そうした当の本人にすら気にもとめらることのなかった
言葉たちが棄てられている
言葉の処分場はどこなのだろう?
詩を書いたことのある者なら
誰もが一度は疑問に思うことだ
一人の学生が調査したところによると
それは線路の隙間でもなければ、東京臨海の埋立地でもなく
ボウリング場である
鈍行車輌は徐行しつつも転調を繰り返している
果てしなく続く線路に横たわる枕木
使い古されたものはボウリングのピンになる
残忍な和音をたずさえた二人の少年が
8番ピンとブレイクの詩を一絡げになぎ倒してゆく
残るのはでたらめな鼻歌とらりるれ論外
言葉のない世界で
(そんな世界に生まれたかった)
誰にも言えない苦しみと火の鳥の絵本だけが残される
ここであなたといっしょに言葉は終わる
けれどもボウリングのピンは
不死鳥の薪となって空をめぐる
702:(^o^)rx
12/02/24 05:31:49.72 eVxxR6XF
腹へってんの思わず衝動買い!は少なくともその日を変える本。
生涯を共にする文句が書かれているのかもしれない。