12/02/17 03:12:55.33 6Rsnew1P
「自己恋愛詩」
ここに2本の平行線があって 私の向こう側にあなたが居る
どれだけ触れ合っても あなたと繋がれるわけじゃない
どれだけ零れた言霊が 本当に息をしているのだろう
懲りずに私は手を伸ばす 掴もうと必死でもがいて、焦りが
熱と一緒に天井に歪で可笑しな染みをつくる
汗が玉に変わる数だけ 愛がうまれれば
誰より私は感謝する
この膜を張った世界にも感銘を受ける
前歯のあいだから漏れた
息が あなたを火傷させてしまった
味が分からないのはもう分かってるから
これが最後の飴のように 大事に大事に舐めとった