12/02/15 10:15:08.92 K5s99z4/
>>539
最後のところ、なんかこれあれじゃないかな、
「紅き世界のにわか雨」
紅き世界っていうのは夕暮れで赤く染まって見える風景のことだと思うんだけど、
ちょっと単純簡単な表現なうえどういう景色なのかわかりづらい。
「紅(あか)土のうえに にわか雨」
僕ならこう、表現したい。想像したらこんな風景が出たから。
「夕方」「夕暮れ」「紅き世界」同じ意味内容で言い方変えただけ。ここにどんな効果があるのか?
問うた時、答えが出ないようなら、やる意味はない。
夕方は風景と時間と空間という広い意味を含んでいますね。
夕暮れは同じ風景でも時間のほうに寄っていると思います。夕暮れのほうが同じ夕方でも時間が限定されていると思います。
何時から何時までを夕方といって、何時から何時までを夕暮れというのかですね。
おそらく夕暮れの数分の間の出来事をうたった詩だと思いますので、時間を限定できる夕暮れで題名を統一するのがよいかと思います。
題名「夕暮れにわか雨」でも、これだとかっこわるいので、僕だったら接続詞を入れて「夕暮れのにわか雨」
「夕暮れのにわか雨」
流れて行くのは千切れた雲
置いていかれたのろまな雲
そろそろ行くよと出掛けたけど
見送る空は返事もしない
カラスがすうっと
追い越したダミ声の気分
僕は地上から
ホースを構えたスナイパー
夕暮れ空にションベンかけて歩き出した
地上九十センチのにわか雨
遠くへ行くのは千切れた雲
置いていかれたのろまな俺
そろそろ帰ると踏み出す足の
踏む土も紅き世界に
紅土のうえに にわか雨