12/02/14 12:34:40.50 bXmYCONY
>>562
映画のワンシーンみたいでヴィジュアルが浮かびます。
とは言え描写は不足していて、読み手の想像力に任されている部分は多め。
対向車が飛び出してきたぐらいで空まで赤くなるような事にはならないだろ
というデフォルメというか不思議感はありますが、映像ならもっと説得力をもって同様のことができそう。
あるいは危険物を積んだ大型車がひっくり返ればありえることかも。
全体的に文章表現ならではの魅力が薄く、映像に負けてしまっているように感じます。
「極彩色の感情」だけが文章表現ならではですが、抽象的すぎるし、弱いです。
詩作品としても詩表現としても「ただ書いてみただけ感」が強く、
強い「表現への意思」等何も感じるものがありませんでした。評価D
>>564
読後感が薄いです。
重い、軽い、中途半端の位置説明と状況説明に終始していて、
描写がほとんどないためだと思われます。
説明の裏側に「だから私は誰にもついて行けない」という悲しみのような感情は見えるわけですが、
ツッコミますと「じゃあ中途半端なひとを探したらいいんじゃない?」
「すべては鉛は」は「すべては鉛と」のミスでしょうか。
極端な気がします。「深海」「雨の生まれる場所」と限界は設けているわけですが、
そのふたつの間にとどまる存在が1番多いような気はしてしまいます。
離れ離れになるのは結局主人公にやる気がないからで
離れ離れにならざるをえない宿命のようなそんな悲しみは一切感じませんでした。評価D