12/02/01 18:29:23.01 JX+vRxUq
午前四時
凍てつく街はネオンも消え、客待ちのタクシーのランプが群れをなす。
地下にあるクラブで、B系ファッションのDJが、アングラなBEATを響かせている。
彼の流すしけたBEATは客の足を止める力はない、きっと向かい風にも及ばない。
サングラスをかけてミステリアスに気取っているいるが、DJは明らかに困惑。
そんなんじゃ楽しめねえよ。
どうせなら、すべての時間をハイライトにしてくれよ。
せめて日の光が昇るまでは。
作り話ばかり先行させる君。
はったりばかりかましてるんじゃないぞ。
だけど、そんなに深刻ぶるな。
そんなに周囲の目を気にしないで。
背伸びしないで、
月明かりの中でダンスして、
嫌な事すべて忘れて。
ナーバスになる必要はない。
深呼吸して落ち着いてリラックス。