君のセンス5段階+αで評価するよ[vol.100]at POEM
君のセンス5段階+αで評価するよ[vol.100] - 暇つぶし2ch315:名前はいらない
12/01/30 01:06:40.12 OeLPUGaK
感想

>>313
こういうさあ、客観的に出来事を切り取っただけの詩って好きじゃないんだよね。
もしやるにしても、登場人物たちの心の動きを主観を介在させずに描写しきるだけの筆力が無きゃ。
この程度じゃ全然だめ。
評価D-。

>>314
「嘘をつくこと」をヒトの習性としてしか定義し得ないところがこの詩の限界のように思える。
また世界を偽りで塗り込められたものとしか見ていないというのも視野が狭過ぎると言えるんじゃあないか。
そしてタイトルには「終わり・始まり」とあるが強調されているのはむしろ世界への一種の糾弾ではないだろうか。
評価E。

316:名前はいらない
12/01/30 01:27:32.37 TanCt8vw
「ありふれてしまった絶望」

駅前の雑踏を夕陽が綺麗に染め上げて
おもちゃのナイフを握った少年が
その赤色を見つめてた

ぱんぱんに膨れた自尊心
そこに剃刀を当てるけれど
刃を動かすには色んなものが足りなくて
彼は泣き、剃刀は動かない

夕陽に染まったタンポポが風に揺れる
それを踏みつけられない彼
タンポポが揺れる

涙目の少年にやがて夜は降りて来る
今夜は良く眠れますように

317:PANDA ◆eq3WH9ujFw
12/01/30 03:28:56.29 HAvj0cu+
>>316
1連目が 想像はできないこともないけど程度になってしまっているのが、2連目の緊張感の足を引っ張っているように思います
3連目が2連目と似たようなことを言ってしまったのは、この短い作品の中では致命的だと思います。
それはメリハリを失ってしまうのと、作品が短いほど洗練されているべきだと思います
書くにしてもただのタンポポじゃないはずです、という感じで書き込みの不足を感じました。D

318:名前はいらない
12/01/30 04:11:15.89 mjcsyZfB
評価お願いします。

寒い寒い冬の 凍えそうな夜
夢を見ています それはとても素敵な夢でした

絵本の中の少女は 柔らかな春の日差しを浴び
こちらを振り返りながら 静かに微笑みかけてきます

僕は何を言ったらいいのか分かりません
いえ かけるべき言葉は分かってるけど のどがつまって言えないのです

少女はそんな僕を 変わらない微笑で しばらく見つめていたけれど 
やがてくるりと顔を戻し ゆっくりと歩み去っていきました

春の木漏れ日は 少女の去った跡の地面を 静かに輝かせてました

319:名前はいらない
12/01/30 04:11:51.21 mjcsyZfB
>>313
C
青春って空気が出ていて良いと思います!
どきどき感とか。
あぁ、こんな学生時代をすごしたかった!

320:PANDA ◆eq3WH9ujFw
12/01/30 04:54:52.38 HAvj0cu+
>>318
>夢を見ています それはとても素敵な夢でした
一瞬、現在進行と過去?と思ったのですが
僕自身はまだ夢の中に入るけれど、少女が去った時に夢は終わっている。という感じでしょうか
これを生かせたら面白いかもしれないと思ったのですが。勝手に。

作品としては未完成なんじゃないかなと思います
ここにあるのは1つの光景です。そこから読者にどれだけ感じさせれるか、
春の木漏れ日が綺麗な光景はぼんやりと浮かびます
しかしその描写はまだ曖昧で鮮明ではありませんでした。この光景1つで勝負するなら
もうすこし具体的細部まで描写するか、1文ですべてが浮かぶような鋭い言葉が必要だと思いますD-

321:名前はいらない
12/01/30 07:09:35.51 8AEm+We6
黒板に書かれた落書きを見て
先生に消せと言われたものの
なかなか消えないハートの絵
なかなか消せないあなたの名


322:名前はいらない
12/01/30 07:59:47.51 quKKnCIz
「残照」

人は生きていくためにいつも自らを食べる
それは知識であったり叡智と呼ばれる
しかしそこに詩情がなければ
その作品は太陽にさえ映えないだろう

理はいつも不確かな蜃気楼のようなもの
手に届いたかと思われた瞬間それは消える
時代の隆盛に飲み込まれた哀れな道化師たちよ
今こそこの宵闇迫る世界の中で舞踏せよ

323:名前はいらない
12/01/30 17:53:13.61 8EfCye4p
「クリック地獄」

関心が干渉を生み
自由が放任を生んだ

こんな世界に誰がした、と
責任探しする人に
本当は責任がある

その事に気付いてしまい
生きる気力を失った人から
私は金を取って
痛んだ心を慰めている

そんな私に関心のある人は
ウェブをクリック

そんなウェブをサイバー攻撃したい人は
ウェブをクリック

324:名前はいらない
12/01/30 19:21:16.29 mvubthdR
「失恋」

風鈴が鳴った
僕が吊るしたのだ

雪が降っている
まだまだつもる

風鈴が鳴った
寒空にしんと溶けてゆく

涼やかな音色がますます寒い
季節はずれの風鈴だ

風鈴が鳴った
指先はつめたい

身震いがやまない
冬が肩を抱きしめる

風鈴が鳴った
からからの心に響く

熱と涙でうるんだ脳も響いている
そこだけが熱い

風鈴が鳴った

風鈴が

風鈴が

325:名前はいらない
12/01/30 19:50:49.23 fCZClva0
評価お願いします。出来はかなりよくないですが。。。
「冬の連れ」
街中で踊っている冬の風。

窓をカチカチとたたき、窓から僕をのぞく。
律儀に生真面目に。
ビュービューと口ずさみながら街中挨拶してまわる。
ただ、君の挨拶に皆は邪魔くさそうにへ器壁している。
君の声は邪悪で無慈悲な光を放つ。
その光が人の心を寂しく虚しく響き、目を潤ませたり、一息はずませたりする。

君は一体どこから来るのだろう。
冬のはじまりと共に、さびしい音をたてながら、
ユリカモメの群れを連れてくる。
遠くから集まってくる旅人の群れと冬の風。
どれほどの歳月を一緒にすごしているの?
どれほど互いに近い仲なの?
どれほど互いに遠い仲なの?
と問いかけても、ティーティーと頻りにつぶやいているだけだ。


326:名前はいらない
12/01/30 20:32:02.43 NgOS+WH+

 午後3時のファミレスで
 隣の家族が笑ってる
 家族だけしかわからない
 楽しい会話で笑ってる

 午後3時のファミレスで
 男たちが笑ってる
 仲間だけが知っている
 そんな会話で笑ってる

 午後3時のファミレスで
 笑い声の中 おしだまる
 君の笑い声 聞く前に
 恋の重さに 押しつぶれ


327:名前はいらない
12/01/30 20:41:50.18 OeLPUGaK
感想。

>>321
「ふうん、それで?」って感じの詩。
短い詩を書くなら短いなりにもっと詰め込めよ。
或いは濃縮するかしなさい。
評価E。

>>322
訳のわからない詩。
訳がわからないならわからないなりの魅力があるかというと、そうでもない。
きっと何らかの中身があるんだろうけどさ、これじゃわかんねーよ。
わかるように書けよ。
読み手に伝わらない詩に何らの価値があるのかよ。
評価E。

>>323
書いてあることは面白いが、淡々としすぎているように思う。
それを狙って書いたのだろうが、しかし私の心に引っかかることはなく素通りして行った。
味の薄い料理は健康的だが物足りない。
ベストな味付けを探すべし。
評価D+。

>>324
タイトルには「失恋」とあるが内容ではそれを下敷きとし、むしろその悲しみを抽出して描写している。
大量生産のくっさい失恋ソングの歌詞なんかよりは好きだ。
ただ表現はもうちょっとなんとかならなかったのかな。
自分の雰囲気は出せてるのに表現が凡庸だからどうも惜しい。
評価C-。

>>325
出来の良くない詩なら出すなよ。
評価E。

>>326
だからさあ、「なんでこれを書こうとしたの?」って詩多過ぎ。
これ意味のあるのは第三聯だけだよね。
しかもそれすら中身薄っすいし。
本当になんで書いたの?
評価E。

328:名前はいらない
12/01/30 21:07:41.25 HvnPjNJ9
>>325再評価お願いします。
中身についての評価と指導よろしくお願いします。

329:名前はいらない
12/01/30 21:58:31.23 znUdYAtf

 初めて行けたふたりの食事
 うす暗い店の中
 ロウソクの火がとても赤くて
 君の瞳が変わってく

 脇をとおるカップルを
 そっと横目で眺めやる
 皿の種類が変わるたび
 ノドに言葉が押し寄せる
 

330:名前はいらない
12/01/30 22:05:55.12 +Ycze+wX
   「ウソ」

女が尖った長い爪に
変な色のマニキュアしてて
男がその女を口説くために、
「お、ソレ良いね!」
なんて、
ウソ、
ウソばっかり!

男が「行為」に夢中になっているときに
女の膣内(なか)にナマで出すとき、
「イイよ!オレの子を産んでくれー!」なんて、
断言するけど、
ウソ!
ウソばっかり!

男が好きになった女と再婚するために
女の連れ子のことを、
「君と同じくらい愛するよ!」とか、
「実の子のように愛するから!」なんて、
またもや断言するけど、
もちろんウソ!
ウソばっかり!

世のなか、
ウソが多いから生きづらい、
ウソつきは、
ヒットラーのはじまり!

331:名前はいらない
12/01/30 22:27:12.61 N56elwf0
「斜陽都市」

柵の溶けた都
泥の乾いた村
頬を伝わるしずくを
ぬぐう人さえいない

夕日の沈んだ町を見て
彼は言った
酒を飲めと

彼女は言った
連中が悪いと

髭面の紳士は言った
お前らが悪いと

しわがれた歯車の悲鳴に
耳栓して眠る毎日

曇天の明日を
仰ぎ見ない人々


332:PANDA ◆eq3WH9ujFw
12/01/30 22:34:04.72 HAvj0cu+
>>325 再評価
風が踊っている
また踊っているのかと思ってしまうくらいよくつかわれる表現ですが
以降そのことについて触れられていないので意味のない文になっているとおもいます
1行目にこれを持ってくるなら、1連目では踊っているのだということを意識するべきだとおもいます
>窓をカチカチとたたき、窓から僕をのぞく。
>律儀に生真面目に
風で窓が鳴るがカチカチ?と思ったのと
何が僕にこの2行目のように思わせたのか、わかりませんでした。
例えば私なら律儀というより不規則横暴なイメージを浮かべますが。
また、擬音は気をつけて扱わないと安っぽく見えます。
>君の声は邪悪で無慈悲な光を放つ。
>その光が人の心を寂しく虚しく響き、目を潤ませたり、一息はずませたりする
厨二臭いなぁと思ったのですが、私もたまにやってしまうのでそこはつつかず
なぜ光なのか、というところを聞かれて答えられますか。
また風に光という要素を持たせるには、言葉の積み重ねが足りないと思います。
この2行目の後半はもうすこし丁寧に書くべきだったと思います。
2連目を見るとカモメがあらわれますが、街は海沿いだったのでしょうか。
後から付けたかのような印象を受けます。1連目で海の近くだと思わせる言葉があったほうがよかったのでは

最後に、私も作品外のあの言葉は要らなかったと思います。評価の場であんな予防線は作品を落とします。
自信がなくてもいいと思いますE+

333:PANDA ◆eq3WH9ujFw
12/01/30 22:44:03.73 HAvj0cu+
>>325
書き忘れたのですが、カモメの鳴くティーティーってのはいいですね。
ほんとうにこんな声なんでしたっけ?
山育ちでカモメなんてあまりみないですし、鳴き声とか思い出せないですけど
鳴いているところが目に浮かびます

334:ちーちゃん
12/01/30 23:50:57.78 db3v/UoQ
>>330
詩の中に「、」や「!」を挟み込むのは違法ではなく実は高等テクニックで、
下手に使うと怒られたり頭が悪そうになってしまう所をここではシリアスさを保ちながらもポップでキッチュなフレーバーを醸し出す事に成功している。
それぞれのエピソード、男のセリフの流れ、繋がり、リズムが良く、一息で読ませた後に訪れる「え?」と思わせる締めのヒットラー。
うん、面白い。作者のキュートな人柄が見えてくるようだ。
どれくらいキュートかと言うと避妊具を装着したSEXを三回くらいさせてくれと正直にお願いしてしまうのではないか…と言うほど。
まあ、こんなベタベタとした感想を抱かれる事が本意かどうかは分からないが三回までとして頂きたい。C


335:324
12/01/30 23:56:19.30 mvubthdR
>>327
評価ありがとうございます
表現頑張ってみます

336: ◆fUUVcfVsJM
12/01/30 23:59:03.03 +Ycze+wX
>>334
評価サンクス。
え、マジでCなの?
てっきりDかEかと思ったのに。
正直自身が無いから名無しで投稿したんだ。

337:名前はいらない
12/01/31 00:01:39.03 KIDpNzVf
>>332(PANDAさん)
再評価ありがとうございます。
痛い所ずばりつつかれました。
「光」のくだりなど。
最初に決めたテーマがよくわからなくなる自分の未熟さにはがゆいです
カモメはどちらかといえば「キイキイ」と耳に刺さるような鳴き声ですね。


338:名前はいらない
12/01/31 00:23:29.64 kA6nibuE
>>322(再評価)

ひとつひとつの言葉をていねいに描いていて好感が
持てました、「自らを食べる」という表現が冴えて
いますね。この世の中にいるからこそ、自分たちが
中心軸となって踊っていかなければならないという
心意気を感じました、題名も素敵な作品です 評価A

339:名前はいらない
12/01/31 01:04:05.20 UhXwnvq3
んじゃ感想を
>>330
なんで全部ウソだって断言できるのかがよくわかんない
ひとつ、ひとつに「あ~なるほど」ってなる理由もないからさ~

んで、細かい事だけど

男が行為に夢中になって女のなかに出すとき、でよくね?
「とき」が二回続くと、なんか不細工だし
「なか」か「ナマ」のどっちかで分かるから
どっちかにしたほうが良いと思うで

あと、避妊しないような奴が
してるときに「イイよ!オレの子を産んでくれー!」なんて言うかな?
あんまリアリティないような…

最後の、連れ子を実の子のように愛せるなんてウソだっていうのもさ
なんでウソだって断言できるの?

あなたが連れ子で、血のつながってないお父さんに愛されたかった…
みたいな経験をもとに書いてんの?
だとしたら、かなり重たい話だね
でも、その割にはこの詩すんごく軽いのよね…

テレビや雑誌で知った人のイメージを
イメージの中でブッタ斬ってるだけな気がしてさ
なんか、イマイチ読んでて響いてこなかったわ

最後のヒットラーってオチもね…微妙かな

んまぁ~個人的に上手な詩だとは思わなかった

D-かな

340: ◆fUUVcfVsJM
12/01/31 01:08:30.61 1aaB4//P
>>339
評価あんがと。
まぁ、そうだよね。


341:PANDA ◆eq3WH9ujFw
12/01/31 01:16:56.80 64IRTaaE
>>329
もっと詳しくE
>>331
夕日で溶けた柵に映る斜陽都市はすこし綺麗でした。
でも物足りない。結局他人事、という印象でした。
斜陽都市や曇天の明日を仰ぎ見ない人々に、あるいは彼彼女紳士へ迫るだけの言葉が作中にはない、と思いました
例えば、頬を伝わるしずくを、しわがれた歯車の悲鳴、
外野の視点がありきたりになっていることなどD++

342:ちーちゃん
12/01/31 03:46:58.95 nwEQ9U7M
>>340
わたしの評価は変わりませんがアホにほめられて思わず名乗り出た流れは非常に申し訳なく思う。
どうお詫びしたら良いものか…。そうだ!五回にしましょう。二回追加です。(^o^)rx

343:名前はいらない
12/01/31 10:37:49.32 sShPMI65


鏡と僕の間に流れる
0.1秒のレイテンシーが
積もり積もって
僕を別物へと変えてゆく

ひぐらしの啼き声は何故ペーソスを誘うのか
星々はいつも何処に向かい敬礼を続けるのか
愛情はどのようにして成りたつのか
この世の総てに想いを馳せる

ふと気づく瞬間
飛び出た前頭葉が収まる瞬間
魔法が解けた

目の前に僕が居る
鏡の中でパントマイムをする
僕はまた考える
この世の総てに想いを馳せる
つまり、どこでもないところへ
たぶん、どこでもないところへ
0.1秒のレイテンシーを超えて


344:名前はいらない
12/01/31 18:16:28.26 uCYF16gQ

やり直したくもない
こんな人生
苦しさだけを抱いて
空っぽのままもう一度

やり直したくもない
こんな人生
さっさと死んで 忘れられて
私はちっぽけなもの

一滴でいい
慈悲を、かみさま
あの瞬間を取り戻して

345:名前はいらない
12/01/31 18:23:07.22 KIDpNzVf
「エゴイズム」
君と僕との関係は相対的で、
どちらも互いに卑小化する。
人に操られ、誘導されたくないと思いながら。
「どうしようもない」
と自分が譲歩した時点で力関係がきまってしまう。
それは、己のエゴイズムが破れた瞬間。
人間だれしも持つ絶対的なエゴイズム。
自分の血と骨の中で無自覚にエゴイズムを絶対化する。
だが、多くは誤りを含み、何より自身を侮辱している。
その行為は凄く孤独で他人はおろか、君自身気づいていない。
ぼく自身も気づいていない。
月のない夜に鳥が空高く飛び、闇の中で方向性を失うようなもの。
時代はどんどん進み多元的な社会で、そのエゴイズムに未来はあるのか。
そのエゴイズムはおいつめられてはいないか。

346:  ◆UnderDv67M
12/01/31 20:00:51.15 xOH1GeUk
>>315
ランクついてるから評価扱いやでぇ

>>327 
ランク付けるなアホ *感想扱いやby下線棒

>>341
1行評価カット 1行評価が許されとるのは
32作連続E評価を達成したこの俺様だけやさかい 留意せぇや

>>343 あー? これマルチ投稿かー? 失格かー? 消すかー?

霊天使だのペヤングソースだの聴き手が付いてこれないな
「何故」を書き示していくのが詩の魅力やねん
「何処」「総て」で終わらせなくてもええねんで もっと良くなるで

>>344 
都合の良い神様やめーや 言うてん日本は人生難易度高くない国やで
失業者や底辺でもこんな素敵なインターネットができる国は日本だけやでホンマ
ココより恵まれてる場所言うたら無制限に石油出てくるアラブの国だけやで
生きる事を舐めてんじゃねーよ ツベコベ言わず献血にでも行けゴミグズ

未評価(>>295)
>321 >323 >324 >326 >329
>343 >344 >345

347:  ◆UnderDv67M
12/01/31 20:46:59.86 xOH1GeUk
そろそろ議論スレを復活させます 23時まで有力な反対意見が無ければ立ててみます(出来ればですが)
パート13が重複していましたが片方が半ばで消滅した為スレ数にはカウントされません(させません)
「セン五スレ二ついーて」は正式な議論スレとして扱いません 故に次スレはPart15になります
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「君のセンス五段階+αで評価するよ」スレッドについていろいろ話すところです。

  ・本スレの評価に対する意見・質問などをしたり

  ・テンプレ改正するかしないかを語り合ったり

  ・本スレの運営について話し合ったり

  ・このスレの使い方に関する話し合ったりするのもこちらでどうぞ

  ・仲良く使いましょうね、お前ら

  ・ちゃんとセン五の話しましょうね、お前ら
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「君のセンス五段階+αで評価するよ」スレッドについて語り合うスレッドです

 本スレの評価内容・テンプレ改正・運営方式について語り合ったり

 この議論スレの使い方に関して語り合ったり

 セン5スレは参加ユーザー全員で作り上げてきた巨大スレッドです
 名無しの人にも発言権は守られています 忌憚なく書き込みをしていきましょう

 この子はセン5スレの公式マスコットキャラクターのあおむしくんだよ
 セン5完全オリジナルのキャラだよ みんなでかわいがってあげようね
     _
   /ヾ;. `ヽ
  ゝ  ● ノノ⌒//⌒//⌒ヽ
  (_・ヽ___/_ヽ// .. // ....  )
    〃〃〃^^u^u^u^u^^'∪ )) モソモソ  
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
議論スレのテンプレを上記のように変える予定です
この完全無欠な可愛らしさを表現したあおむし君は載せます 可愛いは正義です

348:  ◆UnderDv67M
12/01/31 20:53:12.42 xOH1GeUk
議論スレ整理 何故次に15を立てるのかの理由やら早見表
「本スレ100行ったしキリが良いのでそろそろ復活させるぞ」って事です

【セン五スレ】について語り合うスレッド Part14 *これが前スレ扱い
スレリンク(poem板)l50
【セン五スレ】について語り合うスレッド Part13 
スレリンク(poem板)l50
【セン五スレ】について語り合うスレッド Part12
スレリンク(poem板)l50
【セン五スレ】について語り合うスレッド Part11
スレリンク(poem板)l50

セン五スレニついーて *パート数とテンプレ無しの為ノーカン
スレリンク(poem板)l50
【セン五スレ】について語り合うスレッド Part13  *重複故に417レスで頓挫しているのでノーカン
スレリンク(poem板)l50

349:名前はいらない
12/01/31 21:42:59.89 nwEQ9U7M
またひとつ放置スレが

350:名前はいらない
12/01/31 22:00:16.15 8NbWwQDb

 日差しを受け流す木立
 実をテーブルに落とす

 庭を流れる小川は
 山麓を伝って流れる

 道化の奏でる笛の音を
 鹿のつがいが聞き入る

 ここは王のいない城
 愛に死んだ姫の眠る 

351:名前はいらない
12/01/31 22:31:49.97 sShPMI65
>>346

343です。マルチと言われて自分には覚えが無かったので、検索かけてみました。
他人に転載されてしまったようです。
評価有難うございます。
精進致します。

352:  ◆UnderDv67M
12/01/31 22:40:58.28 xOH1GeUk
>>351
貴方の詩は評価してないよ 未評価一覧に乗ってるでしょ
3日くらいのんびり待っていましょ

>>349
この板にあるスレの9割が放置スレだから全く問題無いよ(現実

353:雑草 ◆je5cNlouiI
12/01/31 23:55:01.89 /1d73Y/d
「星座の光」

顕微鏡で明かされる構造が新たな創造を産み出すのである。
色々に輝いていた光も過ぎ去ったものである。
今いる世界は神だけが見通せるルールに基づいている。
この世の夜々たちよ刮目せよ。
高い空にベールが下ろされる。
星の輝きに距離を読みラベリングする。
明るい輝きは闇に飲み込まれない。
太陽の眩しさと倦怠感は逆比例する。
暗い眠りは一番深い。
ぐるりと回った星の別面に置き忘れた欲望。
恋しい人のそばにいたいという思いは長く続く星座の中の一番の輝きに場所を奪われて、
惨めったらしい昼を順番待ちしている。
夜の恋人達の時間が奪われている。
思いでつなげた星座の中で陶酔が柄杓で掬われクジラの背中にかけられた。
星の竿を持った僕は、踊る、回る、踊って、回る。
星が回る。
僕も回る。
夜のどこかで夢が回る。
星座の光は究極に儚い。
夢がはじけるように夜は危うい。
白髪ネギをかざせば闇を拭えるのか。
過ぎ去った記憶を顕微鏡にかける。
天の川に釣り糸を垂れる。

354:名前はいらない
12/01/31 23:56:46.98 wYlSTZhf
「主演月」

裸足ではしゃいだ散歩道 降り頻る陰 照らす月
引き立て役を買って出た 揃いも揃って助演星

主役を望んだ訳じゃない 雲の流れがそうさせただけ
瞬く星を従えて 笑顔を引き出す名演技

今宵も気高き上弦の月
君は夜空に目を奪われて
絡め損ねた冷えた指先

窓辺にもたれて見上げた夜空
消した照明補うように 夜風に吹かれて舞い込む明り
寄り添い重なる一つの影の 左は眠気に揺らいでる

今宵も気高き上弦の月
幕間に雲が引かれる度に
眠い目こする華奢な指先

355:名前はいらない
12/02/01 00:04:49.63 YskXhENh
>>287
君を笑わせることが出来て嬉しいよ

>>288
Aランク評価ありがとうございます!

>>295
うむ、プロと同格の評価を頂けるとは
嬉しい限りです


これからも
人に影響を与える唄を綴ろうと思います

356:名前はいらない
12/02/01 00:09:44.17 YskXhENh
>>350
大自然の煌めきや美しさを感じます


357:名前はいらない
12/02/01 00:19:36.77 YskXhENh
>>353
これは凄いですね
顕微鏡の観察から宇宙を垣間見た


そんな気分にさせてくれる詩です



358:PANDA ◆eq3WH9ujFw
12/02/01 00:53:25.87 rlCFYDdB
評価やり直し!
>>321
最低限の気持ちは伝わりますが、退屈です。ちら見で終わってしまいます。
この4行では不十分です。読ませるためにはもっと書きこみましょうE
>>323
簡潔に進めていてさくさく読めるけれど、その簡潔さはいい方向に働いていないように思います
表面だけをさらって書いたような身の薄さで、読んでも何も思えないのが難点かと。
もう少し展開をみせたほうがいいと思いますD-
>>324
7-8行目のことはその前を読めば感じますので、省いていいとおもいます
作中で読者が追体験できたのは寒さだけでした。
>風鈴が鳴った
>寒空にしんと溶けてゆく
季節外れの風鈴の音が、冬の空気に響く情景が想像しやすく、うわっさむ!と感じることができました
それは、背景のわからない(別にだめというわけではない)失恋より、風鈴への想いよりも強かったです
だから私には、最後の繰り返しにも、語り手の想いが募るよりも強く寒さが強調されて感じました
失恋の背景は書かないとしても、風鈴への想いは書いてあったほうが読者も入り込みやすいと思います。D
>>326
恋の重さより、孤独感を感じました。
どちらにせよ、表現しきれていなく、足りないと思います。
君がどこにいるのかわからないのでちょっと違和感をおぼえますE+
>>329
例えば、
>ロウソクの火がとても赤くて
>君の瞳が変わってく
表現するべき、なぜとても赤く見えたのか(緊張から?彼女への気持ちから?)など
おなじように、なぜ君の瞳が変わっていくように見えたのか。
それらを、とても赤くてや変わってくの一言では読者には伝わらないとおもいますE

359:PANDA ◆eq3WH9ujFw
12/02/01 04:59:04.77 rlCFYDdB
>>343
1連目はこれから始まるものに期待させるいい出だしだとおもいます
しかし方向性を見失い、着地地点を決められずにふわふわした結果が4連目のような印象を受けます
2連目の問いやすべてに馳せた想いが、魔法が解けたの一言から投げ出していませんか。
それらの答えが込められているとは思えませんでした。D-
>>344
もうすこし何が起きたのかとか、どんな心境なのかとか
苦悩や羨望だけではだれも読んでくれませんE
>>345
作品の方向性は、読者が一人しかいないのであれば、読者の読む方向性が作品のそれということになると思います
私はこの手の物も、詩として出すなら論理性と共に詩情は含まれていなければならないと思うのです。

またイメージを持たない詩は、論理性によって救われる。というのをどこかで見ましたが
ちょうどこの作品のことになると思います。
論理性というと、ここではまだ具体性に欠けると思います
>多くは誤りを含み、何より自身を侮辱している
>その行為は凄く孤独で他人はおろか、君自身気づいていない。
こういった曖昧さはその後に続く作者の言葉や最後の問いを鈍らせると思います
とくに最後の問いにはここで終わるのか、と思ってしまいました。もしかしたら私の理解が足りないのかもしれませんが
また、難しい言葉がたくさん出てきますが、そういった言葉がなぜ難しいのかは意味を確定させたいからだと思います
上の2行は逆で、詩情を作るために言葉を省いたとも見えないので矛盾を感じます
論理性において追及する気概は美点だと思います。美点はたしかに作品を救うと言えるのだと思いますが
最後の1文の前に、曖昧になった言葉は論理性を落とし、現状の把握からでた問いにはまず語り手が答えを出すべきだと思います。
長くなったのでここでD-

360:名前はいらない
12/02/01 06:59:16.57 /BCpO/p9
>>322

再評価だけど、すごい雰囲気のある作風でいい
詩は感性のもちようもあると思うけど
こうした詩情を感じさせてくれる作品は
けっこう好きだね
優しいメロディのような作品でタイトルも渋い A-

361:名前はいらない
12/02/01 07:11:31.77 7AaDL9xx
簡単にAをつけるやつがいるから駄作が増殖するんだよな
自演ならそれで構わんけど

362:雑草 ◆je5cNlouiI
12/02/01 11:47:22.41 vAfqiOk5
>>357
評価、ありがとうございました。

363:名前はいらない
12/02/01 13:23:55.27 km9K7ipQ
Aってプロ並み 要は金だして読んでもいいぜ!ってぐらい良いって事だろ?
けっこう好き程度ならAってよりCぐらいがいいんじゃね

364:名前はいらない
12/02/01 15:09:02.35 o2lXqkrr
「悲しみのトロッコ」

線路のないトロッコ
夜風に揺られカタコト進む
月光を浴びた僕の額
次第に熱が旅をする
強欲な星は輝きを競い
不遜な雲は月を喰う
腐った雑木林から逃げるように
やがてトロッコは
出口のないトンネルへと進む
前は網膜が明かりを殺し
振り向けば影が遠ざかる
無表情に進むトロッコ
その中で目を閉じれば
無数に襲い狂う
残像の水飛沫
不条理なマルクス
そしてエゴの塊
イカれた十字架を割るため
僕は右手を壊した
そんな思いとは裏腹に
すすむすすむ
気違いトロッコ
涙を乗せて
永遠ループの一人旅
孤独の遊覧船は
今もカタコト
鳴り続ける



365: ◆HDMUcC9vFA
12/02/01 17:36:31.75 9Z3Mibto
「初春」

手折ればいい、もう胸が痛まないのなら、

岩肌の露出した地平線を、泣き崩れるように、
どろどろと押し出された熱が、わずかに歩んでは、冷えてゆく、
息の仕方を探さなくてはいけなくなったのは、いつからだろう、

ここは、戦場の記憶、否、柔らかな、花びらの、

風はない。舞うことも知らない灰が、白粉のように、肌を覆う、
傷が傷を呑み空いてゆく悲しみに、為す術があるのなら、泣くことなのだろうと、
胸に手を当て温めていたピエロが、笑い出したので、首を絞めた、

流したのは唾液、否、棘をくるむ、柔らかな、

コスモス、野ばら、沈丁花、、、
ここは未開の落とし穴、 真逆さまに落ちる空、沈んでゆくのは、あたたかな、

コスモス、野ばら、沈丁花、、、
手折らせはしない、ここは未開の荒野、 胸の中、散り花眠る、雪下の日、




366:名前はいらない
12/02/01 18:29:23.01 JX+vRxUq
午前四時
凍てつく街はネオンも消え、客待ちのタクシーのランプが群れをなす。
地下にあるクラブで、B系ファッションのDJが、アングラなBEATを響かせている。
彼の流すしけたBEATは客の足を止める力はない、きっと向かい風にも及ばない。
サングラスをかけてミステリアスに気取っているいるが、DJは明らかに困惑。
そんなんじゃ楽しめねえよ。
どうせなら、すべての時間をハイライトにしてくれよ。
せめて日の光が昇るまでは。
作り話ばかり先行させる君。
はったりばかりかましてるんじゃないぞ。
だけど、そんなに深刻ぶるな。
そんなに周囲の目を気にしないで。
背伸びしないで、
月明かりの中でダンスして、
嫌な事すべて忘れて。
ナーバスになる必要はない。
深呼吸して落ち着いてリラックス。

367:名前はいらない
12/02/01 18:55:06.67 p2zd++iv
ビリビリ、ビリビリ、
体が痺れる
次第にまぶたが重くなる
なんだか心地良い
ビリビリ、ビリビリ

埃が体に積もって、次第に城の形になっていく
玉座に座る王様よ
魔法の使い方を教えて下さい
それかすべてを泥にしてださい
父さん! やったよ
明日もまたやってくる!
泥のように



368:名前はいらない
12/02/01 21:32:43.50 03Izbsan

決戦の日の服探すとき あなたが好きそうな服を選ぶ
あなたがどんな服の子を 好きかも知らないのに

勝負のチョコ作るとき あなたが喜んでくれそうな味を探す
甘い方がいいのかな ちょっと苦い方がいいのかな
どんな味が好きか知らないのに

どんな場所で どんなタイミングで渡そうか
作戦を考え続けてる
他の人がいないといいな
他の人がいたらどうしよう

私が欲しいのは 私だけのあなたの時間
あなたのきれいな瞳に 私だけが映る時間
いつかあなたと見つめあいたい
小さなチョコに願いを込めて

369:秋吉君@滲み出る☆ネカマ汁 ◆2itMTGf8Qk
12/02/01 22:02:18.47 B3AbGAY9
基本的に文字が書いてあればAでええやろ!
そらAかんがAやでえー!
全人類が叫んだ。
こうしてポエム板に平和が訪れ全員プロの詩人となり
年収10億円をゲットしたのであった。

370:  ◆UnderDv67M
12/02/01 22:34:45.74 N1UuKzJ0
>>369
お前ホントつまんねーわ

>>368
「自分」が好む服と「貴方」が好む服
普段着との違いを少しくらい明確に表現してよw

チョコって「甘い苦い」だけなん?
まるでネジのような部品みたいで非常に冷たいね
手作りする意味が無いわw「俺に代われ」と言いたい
「チョコに願い」言うけど別にこんなんじゃ
花束でも札束でも特に問題無いねんでホンマ

「どんな」で省略するな「どうしよう」じゃねーよ
想いや考えを書き示せよ 恋愛にさえ夢中になれてない

「私だけが映る」じゃねーだろ
普段通りのお前の姿じゃ意味ないだろ
なんの為の1連目だったり服なんだよ
色々と表現が使い捨てで死んでんだよ
 
マジレスすると これアンタでなくてこんなん誰でも良いから
この俺よりも「乙女心」ってのを理解出来てないわ 3流だ E 

371:秋吉君@滲み出る☆ネカマ汁 ◆2itMTGf8Qk
12/02/01 23:18:41.54 B3AbGAY9
バーさん、↓こんなこと言ってる野郎がいますぜ!
あ、いけね! ここID出るんだった・・・

553 名前:秋吉君@滲み出る☆ネカマ汁 ◆2itMTGf8Qk :2012/02/01(水) 23:07:32.18
1000ページくらいあるといいな。
夏彦クラスの分厚い同人誌で他を圧倒しよう。
所々、広告を混ぜればいいんだ。
かわいい女の子をバイトで雇って、1ページ5000円で広告取りの営業をやらせる。
あと、ページ数かせぐために詩板の奴らをそそのかして詩を書かせればいい。

372:名前はいらない
12/02/01 23:34:28.24 2WGTJ8uj
>>370 ハッキリ言ってくれてありがとう
そして、直ぐに反応してくれて、正直嬉しいよ

373:名前はいらない
12/02/01 23:39:33.17 2WGTJ8uj

 薄暗い道の先 
 ラブホの看板が いやに光る
 何も言えず うつむいて
 歩きながら考える
 求めて良いのか 悪いのか
 彼女を握る手 湿らせて


374:ちーちゃん
12/02/02 00:20:08.91 TGGTI2c1
>>373
恋は盲目とは良く言った物で、
知らない親父の頭の油の成分と良く似た手汗で御座いましても、
大好きな彼氏の分泌液ならば愛しく思えてしまうのが恋する乙女の胸の内。
そしてここに描かれまするは
お手て繋いでらんらんと、ドキドキハラリの帰り道?
向かう先にはホテル街。うーんセックスしたい。
(やだ、この人ったら手に汗なんかかいちゃって…。どうせチンポもビンビンに違いないわ。)
(でも…わたし…この人になら…。)
(あれ、ホテル過ぎちゃったよ!?なにコイツいくじなし。)
(ハッ!もしかしてこれって焦らしテク!?ホテル行けなくてわたし火照る!?…やるわね、この男。)

とか知らんわーー!!!
評価Aじゃボケェ!
でもなんか「いやに光る」が浮いてる感じがするからD-


375:PANDA ◆eq3WH9ujFw
12/02/02 02:16:03.73 slBcFI7O
>>364
>夜風に揺られカタコト進む
>月光を浴びた僕の額
>次第に熱が旅をする
熱が旅をする。これがもし、夜風が熱を奪っていくことを指すなら、それはつまらないと思いますし
熱が旅をする、ということ自体を指すとしてもなんの効果も得ていないように思います
こういった、比喩が意味を持たずに思わせ振りに現れるのは、読者の想像やイメージからイメージへの移行を邪魔すると思います
これと同じことが終わりまでにしばしば見られ、感慨を得にくいと思いましたD
>>365
岩肌の地平線というのが現実との結び付きが薄いものの、岩肌に消える熱と息の仕方の件は相性がよかったなあと読んで面白かったです
良くも悪くもイメージは断片的でした。しかし1つ1つの印象を強く感じることもできました。
ピエロのところは演出が過ぎるように思いました。私がこういうのを好きじゃないせいかもしれませんが、雰囲気を壊すかなと。
C-


376:PANDA ◆eq3WH9ujFw
12/02/02 03:15:34.07 slBcFI7O
>>366
何をしたいのかわからないです。DJを通して何か言いたいのか、DJについて語りたいだけなのか
それとも自分に言い聞かせたいのか。さっぱりでしたE
>>367
眠かったのですね、そのときのことを思い出して、鬱々とした日々にうんざりしてみたのですね
という感想を抱いただけでしたE+

377: ◆HDMUcC9vFA
12/02/02 09:36:47.90 UymEKC7/
>>375
バラバラの自分の心を、風景の名称に喩えて詩にしようとしたので、
断片的だし、実際の景色との結びつきは薄いと思います。
2連目は、多分、どなたかのイメージが少し混じってしまっているので、
演出的に聞こえたかもしれません。
評価ありがとう。


378:名前はいらない
12/02/02 17:54:27.34 oGuilA8i
「再会」
もう一回お前に会えるかなんてわからない。
だけど、それもいいことだろう?
苦しい経験が人をより強くする。
当分は、心細い毎日だろう。
強い寒気もするだろう。
輝く太陽が顔をだしても、むなしく感じるだろう。
けど、それを克服すればそれまでより活力はつらつさ。
辛い経験が火をつけ、はてなくさまよい、
そのうち、前よりちょっぴり胸張って生きていける。
御前が去ったからってゲームオーバーじゃない。
ただささやかな幸せを共有できなかっただけさ。


379:名前はいらない
12/02/02 18:31:12.97 yyw/T/+y
>>378
なんかさ、言葉が不自由な感じ。
表現が凡庸ってラインにすら達していない。
やたら比喩を使えば良いってもんじゃねーんだぜ。
言うなれば卒業文集でちょっと格好いいこと書こうとしてる中学生みたいな詩。
E。

380:名前はいらない
12/02/02 19:45:03.69 K+NZwu+4

 「恋の終わり」

 なにげない一言を聞いた 本当に他愛のないこと

 心の中のさざなみが 君の姿を連れ消えてゆく

 赤く溶けてた鉄も 今は黒く冷たい 水の中
 
 もう悩む必要がない

 夜 君への言葉をさがす必要もない

 右から左に吹く雪の風 なぜか心地よい家路

***

評価して下さった方々ありがとうございました。

381:名前はいらない
12/02/02 20:40:43.10 gZ+VsLOV
「ランランが死んだ夜」

ランランが死んだ夜
ぼくの波打ち際はおだやかすぎた
砂へもぐって
ひそかに 貝たちが眠りにつく頃
ひとつの頁を閉じなければならなかった

 ランランが死んだ夜
 どこの家にも明かりが灯り
 ひとびとは泣いて
 一夜をすごした 
 なぜ ひとは泣く時を選ぶのか不思議だ

ランランが死んだ夜
ぼくのなかで 次の頁がめくられるのと
いっしょに
見知らぬひとが
どこかで たくさん死んでゆくのがわかった

 ランランが死んだ夜
 ひとびとは 充血した目で
 自分たちの嘘から逃れた
 だれもかれも
 やさしいなんてうそだ

ランランが死んだ夜
また 次の頁にもひとはたくさん死んでいた
ゴビ砂漠の奥や
シベリアの雪の中 果てしない地球の
うえで

 ランランが死んだ夜
 ぼくの響かぬ唄が
 ちまたへ流れた
 いつだって ネオンの鮮やかな点滅は
 ひとびとの満ちてゆく海を怖れている

ランランが死んだ夜
ぼんやりと外を見すえて
いつもとかわりない
日常のなかで ああそうさ
ぼくには 泣けない夜がある

 ランランが死んだ夜
 はじめてのように 地球は赤く染まった
 ひざまついているのだ
 地球 それは今
 ひとつの懺悔の姿に似ている

382:名前はいらない
12/02/02 22:59:23.98 fOaJH8qF
「ブラッディ・マリー」

血まみれマリー
酔わせておくれ…
今夜私はひとりで酔いどれながら夜を過ごす
鏡の前で泣くおまえの姿は汚れて揺れていた
ドレスも髪も血にまみれて
恨めしそうな瞳でこちらを見つめて佇む女…

けれどわかる
鏡の中にいる女は本当はわたし
そいつは伝説のあんたじゃァない
今宵ひとりで男を呪ってつぶやいて
夜な夜な飲んだくれて泣いている

ブラッディマリー
酔わせておくれ…
その情熱と血で真っ赤に染められたグラスの中の液体で
私の心と体を燃やしておくれ
消しても消せないくらいの熱い炎で
なにもかもを焼き尽くしてほしい

383:名前はいらない
12/02/03 00:01:39.62 8DUPD258
>>380
> 赤く溶けてた鉄も 今は黒く冷たい 水の中
ここだなー、気になったのは。
恋が冷めたことの比喩としてつかっているのはわかるけど、恋心が溶けた鉄ってのもどうなのよ。
だって鉄だぜ?冷た過ぎんだろ。
恋ってのはもうちょっとあったかいと思う。
評価D。

>>381
ランランという名前に私が思い浮かべるのはパンダの姿でした。
ので、パンダの死を嘆く詩と読みましたが、それにしては壮大過ぎる。
全世界にとってパンダとはそれほど貴重なものなのか。
単なる白黒大熊猫の一個体の死で何故それほどの悲しみが生産されるのか。
しかし、単なる私の知らない誰かの死を「悲しーだろ!?ほら!!泣けよ!!」と押し売りしてくるような詩よりは遥かに面白い。
評価D+。

>>382
単に「ブラッディマリー」「血まみれマリー」という言葉の響きを使いたいがために作られた詩であるというのは丸わかりだし、そのため面白みはない。
要はそれらの言葉に比べて中身が釣り合っていないのだ。
さすがにこれは浅慮すぎる詩だと思う。
評価E。

384:名前はいらない
12/02/03 05:41:02.49 9Vye/6lT
「再会」
如何すればいいのだろう
此れが人の生きる道だと言うのなら
此れが人の生きてゆく道なのだと言われたら
自分本位だと言われようとも
死んでしまいたい
此の先疑問を抱えて生きて行く位なら
僕達は本質を拒絶した訳ではなくて
ただ自分が大事なだけだった
ならば元来どうしてと状況の説明を求められれば
僕は恐らくそして酷く
公園に座るベンチのように
また煙草を吸う時の壁のように
そういう事なのだろう
僕は最低で
最低で
最低だと
思いました

385:名前はいらない
12/02/03 11:28:03.20 iSesiNLO
避雷針の向こう 何枚もの似通った絵
片目だけが眩しい 午後3時の部屋
顔色を変えてゆく白塗りの家に
一人取り残されて泣いている

クローゼットの中で叫んだ声は きっと誰にも届かない
狂気混じりの歌声 「僕は一人じゃない」
まっすぐになりたい そう願いながら
いつまでも暗闇の中 何もできぬまま日は暮れる

何時の間にか世界は変わってしまうから
消しゴムの役目は終わらない

触れ合って離れて 軽やかな鉛筆のダンス
フェードアウトする音楽 太くなっていく線
背伸びして塞ぎ込んで 欠伸する洗濯物
どうでもいい日々の中で 自分が愛せるようになったなら
さぁ 塗り絵を始めようか


386:名前はいらない
12/02/03 12:38:15.34 nxe4xZiF
>>381
私にはこの詩が、東日本大震災を遠い地方から、言うなら西日本側
からの視点によって書き出されたもののようにも感じられました。

387:名前はいらない
12/02/03 18:34:45.39 0mXnUXDq
「明確な錯覚」
他人と自分を繋ぐものは何だろう。
見えない関係性を見ようとして
なんとなく理由もなく生きてる。
人間の絶対無力の風景
抽象性なこの世界で
恥という毒に侵されて
人格や主体を粉砕される。
くたばりそうな人間。
自分を支えるのは自分一人。
他人はなにもしてくれない。
僕は僕で君は君。
自己に感受される現実は言葉で統一できることはあるのだろうか。
訪ね、求め、願ったとしても、内心との矛盾は際限なく。
ただ僕が望むのは嘲笑に含まれる飾り気のない鮮やかさだ。


388:名前はいらない
12/02/03 21:15:30.12 dbN9yh/a

 飲み会あとの店先で 
 コートをひっぱる君を見る

 いつもと違う 潤んだ瞳
 僕の心 ざわつかせ

 肩に掛かった 君の髪
 僕の心にからみつき



389:380
12/02/03 21:18:47.84 dbN9yh/a
>>383
かなり熱い心が急激に冷めた様子を表現したかったのですが、
伝わらなければ詩人として負けでしょう。
評してくれてありがとう。

390: ◆fUUVcfVsJM
12/02/03 23:25:28.20 UU/iPYwx
   「無関心」

とある休日 人ごみの街を歩いた
どうやら具合が悪いのか 歩行者天国で蹲っている中年の男がいた
その男に一人の中年の小柄な女が 心配そうに駆け寄っていった
まわりの行きかう人たちは あまり気にかけることもなく そのまま通りすぎて行った
あたかも何事もなかったかのように
オレも これから彼女とデートする約束があって 時間もなかった

そんなことは関係なかった

ある日 ニュースでは格差貧困を取りあげていて
いまだに結婚もできずに
ボロアパートでさびしく暮らす
四十代のみすぼらしい男が映っていた

どうやら かれの年収は二百万以下らしかった
それに対して
オレはそこそこの収入のある公務員だった
ローンを組んで新車を購入していたし
そんなに美人ではないけれど 彼女もいた

そんなことは関係なかった

そして いつも、
おれの住むマンションの隣の夫婦の部屋から
怒鳴り声や ときには家具のひっくり返る音が こちらにまで響いてきた

なんだかその夜は とくにそれが酷くて
ものすごいオトがして
ものすごい振動が
コッチにまで伝わってくるほどだった―

しかし、
面倒事には巻き込まれたくはなかった

もちろん、
そんなことは関係なかった

391:ちーちゃん
12/02/04 01:00:26.48 J4SqiwUB
>>388
とりあえずおまえはそればっかりか。
性交渉の駆け引きフェチか!
しかし、今度のはいいな。生々しい。
駆け引き描写の鬼才だな!でも今回は感想だけです。

392:ちーちゃん
12/02/04 01:26:16.41 J4SqiwUB
>>390
うーーん、伝えたい事がわからない
最初のオッサンにはちゃんと救いの手が差し伸べられているし、
テレビの中の貧乏人にやたらと関心を持つのも意味が分からないし
いきなり自分の安泰ぶりを自慢されても困るし
家具をひっくり返す程の大喧嘩に仲裁スキルの無い奴が飛び込んでも余計騒ぎを酷くするだけだし。
基本的にコイツには出番がないよな。なのにタイトルは「無関心」
興味アリアリなのに「無関心」
こういうのはねえ、書いた奴の狙いが何処までなのか明確にすべき。
2ちゃんレスじゃないんだから。詩なんだから。
突っ込み所を作ったって下にクマのAAなんか付かないんだから。
まあ、2ちゃんレスでもあるんだけど。D-

393: ◆fUUVcfVsJM
12/02/04 01:48:15.31 fUP9lbVz
>>392
評価サンクス。
うーんイマイチだったか(トホホ)。

第一連は、自分と周りの街を行き交う人間が知らんぷりをしているという、
無関心、無情ぶりを表現したつもりだったのよね。
本来ならば、自分もその男と女性もを助けなくちゃならないのにっていう罪悪感というか。
第2連はともかくして、
第3連も警察に通報もしないという無情さ、無関心さを表現したつもりだったのさ。

394: ◆fUUVcfVsJM
12/02/04 01:52:16.36 fUP9lbVz
×第2連はともかくして
第3連ね。
×第3連も警察に通報もしないという無情さ、
第3連じゃなくて第6、7連ね。

395:名前はいらない
12/02/04 02:06:08.30 rsxdIW7Z
「初夜」

夜明けの鳥が いま鳴いた
隣の布団のふくらみは あなたの呼吸 寝息声
無邪気な瞼が 愛おしい

僕は昨日 寝たふりはしたけど
睦言は嘘 おやすみは口だけ
熱風船にふくらむ僕が うとうと眠れるわけがない!

腕を枕に 髪をはらって
一晩あなたは僕のもの!

朝日がさしこみ あなたが起きたら 僕がおはよう
甘えるあなたをくすぐって
電池が切れたら おやすみだ

そしたら朝を 夜にして
おはようまでを 甘えよう!

396:PANDA ◆eq3WH9ujFw
12/02/04 04:20:02.97 kGH/tZv7
>>384
疑問は完全に謎でした
本質は再会の本質のことを指すのでしょうか。
再会(別れ)が人の生きる道
再会するということが、再び別れなければいけないということなら
自分本意だといわれようとも死んでしまいたい。ただ自分が大事なだけだった
という読み方をすると筋が通るのかなと思いましたが
作者の中で完結して、こちらまで届いていないのだと思います
想像させられたのではなく、画面を逆様にしてみたら裏側から眺めてみたり
そうじゃないと読めませんでした。D
>>385
こういったいくつものイメージをフラッシュバックのように連続で見せる作品もありますが、ここでは失敗していると思いました。
1連目は僕のいる状況と心境が表現されているのだと思いますが、あまり鮮明ではありません。
避雷針の向こう(外)何枚もの似通った絵(内)片目だけが眩しい午後3時の部屋(内)白塗りの家(外)
固定されない視点は読みにくく混乱すると思います。また言いたいことがわかりませんでした。
狂気というなら狂気かもしれません。その1点で2連目と通じてはいましたが、表現はされていても感じるものがないと思ってしまいました
>消ゴムの役目は終わらない
これはちょっと突然だったように思います。4連目で鉛筆があるから読みつなげることはできなくもないけれど
とかその他いろいろです。D-
>>387
全体的に難点があるけれど、それが集約される最後の1文について
嘲笑に含まれる飾り気のない鮮やかさ、というところですが
その嘲笑が、どんなものなのか、そこまでの言葉からでは想像できませんでした。
なので鮮やかさについても同じです。E
>>395
なぞなぞ、みたいですね
初夜って、新年のじゃなくて初めてのってことなのですか、また判別できません
どちらにせよ、もっといろんな生々しいことを考えているはずですよね。その辺が伝わってこないし結婚してないので知りませんけど!E

397:384
12/02/04 05:21:26.22 r3S/N5bM
>>396
元恋人との不倫の詩を書いたつもりだったのですが、言葉が足らなかったようです。
確かに仰るとおり、プロットがかなりできあがっていて、そこから肉を削いでいったのですが、
伝わらなくなってしまっては本末転倒ですね。
精進します、ありがとうございました。

398:名前はいらない
12/02/04 12:57:16.44 m+XYBNWa
「木枯らしが吹く頃」

身を切るような冷たさの中
姿を現す白い吐息
その中に一人ある私

昨日から巻き始めたマフラー
あなたの温もりを
懐かしく感じた 
昼下がりの午後
 
何度目かの冬が巡り
また二人の胸に
呼び起こされた同じ痛み

冬枯れてゆく街に舞い散るのは
無数の枯葉と恋の想い出ばかり


399:387
12/02/04 14:00:24.52 t+uLi28O
>>396
評価ありがとうございます。
「嘲笑」は二行目にかけたつもりでした。
心の中であざ笑うのではなく本音で相手と語り会うこと。伝達ですね。相手を否定してしまうことでも、平気で言っちゃう。
そこが鮮やかさで表現したつもり

400:PANDA ◆eq3WH9ujFw
12/02/04 15:25:50.71 kGH/tZv7
>>398
私は、いま一人のはずなので、3連目で二人の胸にと書くはおかしいかなと思います
離れた場所に入る二人という意味なのか、私の中にある二人なのか など、どういうことなのか書く必要があると思います
また、作者にとっては2連目だけで、身を切るような冷たさや無数の枯れ葉に心情が乗るのかもしれないですが読者はそうもいきません
何度目かの冬が巡り、そして今、なのか、2連目の回想の間に冬が巡ったのか、判断できないところも構成不足を感じますE+

401:名前はいらない
12/02/04 16:13:21.56 TyCawlAg
三日月

シルクロード踏みしめ歩いてく
イルミネーションは目障りに煌く
サンタクロースが死んだ日から
この日はつまらない日さ
隣のヤツに言う
そうでもないよ
お月様も笑ってるじゃない
君は微笑んだ
そうでもないかもなと
少しだけ思えた
それだけで充分かな

402:名前はいらない
12/02/04 19:48:04.07 sVuoaIkD
船に乗る。
と、女が指を指して笑い、最後は嫌な顔をする。
゙何が何のための責任?゙
とかほざいて、カモメは見てみぬ振りを振りする。

あぁ~綺麗だ…必死に見ようとした風景はこれだ。
たとえ、嘘だろうが、泥だろうが、酔えるに違いない。
水面に映った山々は、遠くから見てみると、昔、殺した親類の曇った顔に似ていなく、僕はよく口に含んだ怪鳥をくらくらにしてやった。

……もう着いた。
壁を演じる必要は無くなった。
脳ミソなしの顔面強調者が歌ったのは、このメロディだ。
やられてやったよ。
もう苦しくない。
幸せは消えたけど、大した傷じゃあない。さて、ここからは僕の気持ちが分からない重力の斜面を縦横に走る線の集合と区別し、あちらこちらで待っている玉に接触して、楽を苦に、苦を楽に。

結果として、逃げる。

403:名前はいらない
12/02/04 20:22:57.19 5tZ/K/J1
「自己愛」
波の音がする。潮の香りがする。ここではないどこかで。
私は真っ赤な記憶をしぼって笑い続けている。
機械人形のような日々の生活に追われて。
金銭の争いや愛欲関係に浅はかな報復を望みながらまた、怯えている。

笑い声がだんだん涙声のようになってきた。
波の音を消し、海の上を渡り、海の中に沈んでゆく。

そこで見えたのはピエロの姿をした俺が泣いている。
自己愛という痛みが、私の血管を通して目に作用させている。

波の音は、さびしい音をたてながら、海岸を洗う。
僕は、目から苦い体液をだしながら、歳をとってゆく。
ここではないどこかで。

404:秋吉君@滲み出る☆ネカマ汁 ◆2itMTGf8Qk
12/02/04 20:58:28.44 NzAY0yQu
>>403
感情がばらばらで焦点がフラフラ
なんでも詰め込めば良いってもんじゃないど
色も臭いも景色も感情も、ピントを合わせた方がいんじゃねじゃね?
C-
48点/100点

405:名前はいらない
12/02/04 21:30:59.07 H15GQH+V

 目が覚めると 裸の君
 起こさないよう 服を着て
 まだ雪残る 外へ出る

  自販機で買った 甘い珈琲
  ベンチに腰掛け 口つける

 知ってしまった 愛の果て
 これからふたり どうすれば
 珈琲 飲みつつ考える

  本能のまま むさぼり合った
  止められない 愛に狂った夜

 知ってしまった 愛の果て
 これからふたり どうすれば
 珈琲 飲みつつ考える


406:秋吉君@滲み出る☆ネカマ汁 ◆2itMTGf8Qk
12/02/04 21:39:28.18 NzAY0yQu
>>405
甘ったれるな。貴様の甘ったるい感傷はまさに甘い缶コーヒー。
おそらく女の方がしたたかだろうな。
深みもコクもない紙パックのコーヒー牛乳のようです。
C+
52点/100点

407:名前はいらない
12/02/04 22:07:21.98 AYTf/+Hv
>>401
シルクロードを踏みしめる?
よく分からないな。
後に続く文との関連性は見られないし。
もしアンタが雪で白く染まった道をそう例えているならば、不適切。
また主体の考えの変化も唐突で、どうも即席のやっすい詩のように思った。
評価E。

>>402
きわめて正常な人間が狂人のふりをして書いたような文章。
確かに意味不明だが、文節単位で破錠していて何かを表現しようとする意思はあまり感じられない。
従って特に魅力はない。
E。
蛇足であるが、この詩が何かを暗示していたりするものであったとしても、伝えようとする努力を怠っているようで、やはり評価に堪えないだろう。

408:名前はいらない
12/02/04 22:23:21.50 kISq0X4U
「冬の雨」


こんな雨の日は
家から出たくないのだが
仕事に行きたくないのだが

跳ね返る泥の心配をしたり
滑る床の心配をしたり
カサを盗られる心配をしたり

こんな雨の日は
家の中でじっとして
ただ時間をやり過ごすのだ
息を殺して
いつもは考えないような
小さな不安に苛まれながら

こんな
こんな雨の日は
洗濯物も乾きやしない






409:名前はいらない
12/02/04 22:32:16.11 UZ+lkTK4

 飲み会 途中で抜け出した
 ふたり 夜景を前に見つめあう

 誰かの着メロ ラブソング

 君に顔を近づける
 潤んだ瞳 うつむいて
 君の吐息 あたたかく


410:秋吉君@滲み出る☆ネカマ汁 ◆2itMTGf8Qk
12/02/04 22:32:44.05 NzAY0yQu
>>408
まったく何て狭い世界なんだ。
鬱々として滅入ってくるぜ。洗濯物も乾かず臭いスメルを放つわけだ。
広がりに欠ける。主婦だか主夫の愚痴の域を出てねーど。
C-
49点/100点

411:秋吉君@滲み出る☆ネカマ汁 ◆2itMTGf8Qk
12/02/04 22:48:17.72 NzAY0yQu
>>409
真夏に投稿してくれ。これ以上寒くしてどーする。
「あたたかく」で終わらせるセンスは直ちに何とかした方がいい。
D
30点/100点

412:名前はいらない
12/02/04 23:08:43.37 lAtmPKi4
秋吉君とかいうコテハンC出し過ぎで評価の使い方分かってねぇだろこれ

413:秋吉君@滲み出る☆ネカマ汁 ◆2itMTGf8Qk
12/02/04 23:15:12.11 NzAY0yQu
初心者なもんで。
よく分かるように解説してください。

414:名前はいらない
12/02/04 23:28:12.42 lAtmPKi4
>>413
甘えるな、ROMって勉強しろ

415:名前はいらない
12/02/04 23:35:16.54 t+uLi28O
>>403
再評価お願いします。

416:名前はいらない
12/02/04 23:44:20.89 EJx2SwCo
>>403
ここではないどこかで という言葉の反復が陳腐で意味不明だった。
題名と、一人称をコロコロと変えていく様から、何かしら「自分」について思いついたんだろうなー。それでどうした。
あと 笑い声が涙声みたくなる、とか、機械人形のような日々、とか、あさはかなふくしゅぅとかダサい、と思います。D(って詩としては最悪の評価だよね)

417:秋吉君@滲み出る☆ネカマ汁 ◆2itMTGf8Qk
12/02/04 23:48:53.05 NzAY0yQu
>>414
この野郎!そうしたらもうE連発すっから覚悟しとけYO!

418:名前はいらない
12/02/04 23:59:24.60 yVdCjQjI
>>403
題名がヒドいw
読んでて、悲劇のヒロインきどりかよ
世界で一番自分がかわいそうとでも思ってんのか?とツッコミたくなる
それを踏まえての自己愛ってタイトルなのかもしれんが
まぁ…だからどうしたって話だ

419:名前はいらない
12/02/05 00:42:49.04 M8tLekge
ここの詩なんて9割がD以下だろ。

420:名前はいらない
12/02/05 00:51:13.36 WaaCx/tf
D評価でもeでもいいじゃん。読んで評価してくれるだけありがたい。ただ、評価だけでなく、至らない部分まで書き込んでくれる評価人の方が今後の参考になるのでありがたい。厚かましいけど

421:名前はいらない
12/02/05 01:30:59.29 tuqLmyi3
「深海」

女に乗るとベッドは天井を指して笑い
天井クロスは暗がりに表情を隠す
"あなたは寝具のうちのひとつ"
頭の提灯で俺を誘き寄せた女と掛け布団に挟まれた薄っぺらいこの体は
ガムのこびりついた手のひら程のタオルケットの切れ端みたいに女のどこかと繋がっていた

深海で見付けた女との毎日
ああ、きっと幸福だ…
たとえ、嘘だろうが、暗闇だろうが、

深く潜った海の底は、
俺に光を求める渇望をくれたのだから

もう辿り着いた

そうしてこの旅が終着を迎えようとしている間中
女はベッドに抱かれていた
俺がその体に貼り付いた鮟鱇の雄のまま静かに時を終えようとしている間中ずっと


俺の心は食われていき
全部取り込まれて
身体だけが捨てられて憐れに地上を

そんな妄想にかられてまた女に吸い付き





422:名前はいらない
12/02/05 01:34:21.84 AJoKPStW
30年待っても来ない。

ドラえもん。

ジャイ子さえ会えない。

ドラえもん。

ポケットには精神安定剤。

ドラえもん。

ネズミより人が怖い。

ドラえもん。

耳ではなく、心がかじられた。

ドラえもん。

どこへも行けないドアだけが開いている。




423:名前はいらない
12/02/05 06:02:02.51 6CTU1J6B
感想だけです。

>>421
女というのは、現実の女を表しているようでもあり、何かの象徴であるようでもあります。
ベッドというのが、深海とのイメージの総合によって、大変面白い想像ができます。
作中の女と距離をもった作詩を行なっているように思えて、それが成功していると思います。

>>422
ドラえもんがやってくることを無邪気に、あるいは心から信じて、望んでいたということが
わかるようです。個人的には、ドラえもんがやってくるということは、何かの象徴で代補
されるべきだと思いますが、機械に対する思い入れが、非常にあるのでしょう。

424:  ◆UnderDv67M
12/02/05 12:22:33.72 T4ssbkHS
お前ら自分に甘えてないで定期的に未評価まとめろ

425:ちーちゃん
12/02/05 12:43:53.30 YeIZO76F
半年ROMAは一日で成らず

426:  ◆UnderDv67M
12/02/05 12:55:47.03 T4ssbkHS
下線的 今日の一曲コーナー

URLリンク(www.youtube.com)
品性は悪いが品質は最高 かなり芸術性が高いと思うんだ 最高の音楽の一部だろう


>404 >406 >410 >411 >413 >417 ID:NzAY0yQu
>407 ID:AYTf/+Hv
有力なクレームもあるんで まぁセン5のね 水準の維持向上も兼ねて拒否
だけど俺のさじ加減で有効にしちゃうかも 文句あるなら議論スレに来い
【セン五スレ】について語り合うスレッド Part15
スレリンク(poem板)l50

>>357
感想扱い ランク付けると一覧から消される事を理解しろ
お前はそれで満足できる程度の器なのだと恥を晒して生きる事になんの意味がある

>>402
拒否 価値を生み出す事の出来ない雄は存在価値が無い 違うスレ利用しろ E

>>405
同じくマルチ扱いで拒否 コテ付けて活動している以上まずは俺に弁明しろ E

>>415
とりあえず未評価扱い by下線棒

>>420
創作分野の才能 ってのは完全に先天性のもので出来ない奴は生涯を捧げても出来ない
ただアンタ含めた名無しにも責任を果たせてないという事は自覚は持ってください

>>423
貴方はテンプレちゃんと読んでる良い名無しちゃん どんどん書いて


未評価(>>346)

>350 >353 >354 >388 >401
>408 >409 >421 >422

427:  ◆UnderDv67M
12/02/05 12:57:09.91 T4ssbkHS
やっばwww 戦国ランスおもすれwww なんだこの神ゲーwwww

428:ちーちゃん
12/02/05 13:41:55.52 YeIZO76F
好きな音楽 eminem
なんつってる間に4時っすよ

429:PANDA ◆eq3WH9ujFw
12/02/05 19:29:28.61 mebPbzIf
>>350
これだけでは、ある童話の1つの光景とか、クラシックにでてくる1つの情景とか、
そういった類で共通してイメージしているものを書いてみましたというだけにしか思えませんでしたE
>>353
星の別面にある欲望のために踊る僕と、星が回る。
とてもきれいな光景を見ました。最後の2行もけっこう好きでした。
クジラや星の竿を創造させるにはイメージが足りないかなと思ったのですが
その他の展開は良かったと思います

前後しますが
どうしても1行目が作品の上で、冒頭にあることが納得できない
>過ぎ去った記憶を顕微鏡にかける
この1文のために、作中のどこかにはないといけないのだとは思うけれど
1行目にあることで、顕微鏡の一言で視点はズームアップされると思います
前知識のないところに顕微鏡がでてくると覗きこもうとしてしまうと思いませんか
その視点のまま読み進めたところで
>この世の夜々たちよ刮目せよ....
この辺りで広い視点に戻される。しかも顕微鏡から空のことについてとなると、あれ?と顔を持ち上げなければいけない
その戸惑いが読者と作品全体にすこし距離を置かせたと思いました。

また、顕微鏡が明かされる構造、新たな創造を産み出すことについて読者を導くなら
後半とは、特に10-14行の辺りとは方向性が違うのではないかなと思いました。
私の中でこれがよくわからずに終わってしまいました
とりあえず、顕微鏡は顕微鏡で、10-14行はそれで独立して、3行目を共通点として登場させている、という結論にしましたD+
>>354
イメージ描写に1点集中していますね
ただそこに灯る美しさだとか、重なるものがないなーと思いました
あと外から室内に戻るのが突然過ぎだったと思いますD
>>388
心ではなく、性欲に絡み付いたのでは!
そんなときは、目を見た瞬間に、なんて言ってホテルまで行くか脳をフル回転させてるはずです!
というのはさておき、ほんとに性欲の話でもいいので、そのざわつきを読者にも追体験させてほしいですE+
>>401
来月イタリア旅行いってきますよ!>シルクロード
確かにシルクロードやサンタクロースが死んだ日など意味が分かりませんでした
もうすこし書きましょうE


430:雑草 ◆je5cNlouiI
12/02/05 19:36:46.34 6CTU1J6B
>>429

>>353評価ありがとうございました。

かなりルースに、イメージというものを考えないで、詩らしい言い回しをつなげていって作りました。
完成度を高めるために、集中力を保つことが必要だと思ったので、次作は気をつけたいです。

431:PANDA ◆eq3WH9ujFw
12/02/05 19:45:22.41 mebPbzIf
>>403
>ここではないどこかで
あえて同じピントという単語を使うなら、この作品はピントを絞ることができていない、ぼやけている
表現すべきことよりも遠く、被写体よりも手前で、ピントを絞る手が止まっています
>私は真っ赤な記憶をしぼって笑い続けている
>機械人形のような日々の生活に追われて
>私の血管を通して目に作用させている。
>目から苦い体液を出しながら、歳をとってゆく。
作者が体験してきた感覚を作品の上での現実に結び付けることを、ただ言い換えるだけの比喩として、誤った手段で書かれているように思います
だから読んだ側は、だから何?という風に思ってしまうのだと思います
>真っ赤な記憶をしぼって
真っ赤なという色の装飾が、そこにそれ以上の意味を持たせられていないと思います
血管という言葉はあるけれど血は出てこないし、真っ赤という意味が断定できませんでした。たぶん血なのかなと思うのですが
記憶が色を帯びるという生々しさや、痛み悲しみ、なんでもいいのですが作者の意図するものが感じられないのでしたE+
>>408
のほほんとした和やかさはけっこう好きなんですが
あまり冬の雨って感じがしません。ただの雨ですね。
もうすこし生活臭の中で現実性に挑んでほしいと思いましたE+
>>409
最近、飲み会ネタがブームなのですか?
ちょっとこれはこんな光景を想像していることが恥ずかしいかも...E

疲れたので夜まで休憩

未評価
>421 >422

432:名前はいらない
12/02/05 20:34:23.44 STTwwCcX
「孤独」

今、ため息ついたけど幸せ逃げてないよ
そう言い張る部屋の中で俺一人

433:名前はいらない
12/02/05 20:42:59.26 M8tLekge
>>421
自分たちを鮟鱇にたとえているのは、鮟鱇が深海に棲んでいることも踏まえてなかなか上等というか、自分たちの状況を表すのにうまい比喩だと思います。
しかし
>ガムのこびりついた手のひら程のタオルケットの切れ端みたいに女のどこかと繋がっていた
こういう表現のせいでイメージがぶれているようです。
どうせなら一貫性が欲しいな、できれば鮟鱇か、せめて深海に関係のある表現にしてほしかった。
評価D+。

>>422
ある意味では非常に純粋な感情が顕れていると言えます。
見ようによらなくとも下衆い感情なんですけどね。
この主人公はクズなのでしょうが、それを下手に隠さないあたり好感がもてます。
この詩にポジティブな魅力はないと言って良いです。
逆に突き抜けたクズッぷりが、どうしようもない停滞のもつ魅力を帯びさせているように思いました。
評価D++。

>>432
もともとないから逃げようもないですもんね。
E。

434:名前はいらない
12/02/05 23:09:14.20 STTwwCcX
「永遠」

今日は昨日の続き
明日も今日の続き
本当は時間なんて
人が勝手に作った概念さ
終わりと始まりを勝手に想像しても
どちらも確かめるすべが無い
永遠はあるのか無いのか
それ自体が永遠の問い

435:名前はいらない
12/02/05 23:32:51.59 OF3CIvLn
>>2

436:421
12/02/05 23:35:27.82 GNMge4qn
>>433
ありがとうございます
鮟鱇の雄と言うのは全く鮟鱇らしい姿をしていない小さな魚らしく
中でもミツクリエナガチョウチンアンコウと言う深海魚の雄は
自分より遥か大きな雌の体に噛み付いたまま同化し
雌の体から養分を貰いながら自分は雌に精液を流し込む金玉の役割のみを担うようになり
最後には雌の体に吸収されてしまうそうです。
ガムで貼り付いたタオルケットはそんなイメージから浮かびました。
でもそうは言っても俺達は鮟鱇じゃねえだろ。みたいな?
うん、読み返してみるとやっぱりもう少し書けましたな。
参考文献
「ミョ~な深海生物大百科」川崎
悟司 著
君のセンス五段階+αで評価するよ[vol.100]402

437:421
12/02/05 23:39:34.38 GNMge4qn
>>423
嬉しい感想ありがとうございます

438:名前はいらない
12/02/06 01:05:16.02 CB5cksoa
「獣(けだもの)」

君と二人
一晩中 オマンコの話がしたいな

神鍋高原へ突き破る
Time & Spaceを貸し切って

君と二人
オマンコの話しかしたくない

風景や詩やオマンコに
意味があるということにされている町を逃れて

いのちを一度ころす雪と氷に
深く包まれた森の中で
笑って話したら
意味のないことを絶望でなくしたら

僕らがもし動物園に帰って
二人の名前が書かれた檻に帰っても
君がオマンコの話でふざけたら
君の頭を優しく小突くよ
人間みたいに笑いながら



439:名前はいらない
12/02/06 01:30:03.39 aSNgGJZV
夜に向かって

空はそら、海はうみ
注射針
緑色の天女
うつくしい世界の中で

街の色が変わる一瞬手前で見える色
彼女は囚われた
太陽の最後の呼吸
そこから放たれた無数の触手に
触手は空間であり、線であり、点であった

最後の特異点
そこからはゆるやかだ
一本の煙草、余ってしまったマッチ
濁った硝子体から見えるのは
もう夜のネオンだけではないはずだ


440:名前はいらない
12/02/06 01:31:02.68 aSNgGJZV
夜に向かって

空はそら、海はうみ
注射針
緑色の天女
うつくしい世界の中で

街の色が変わる一瞬手前で見える色
彼女は囚われた
太陽の最後の呼吸
そこから放たれた無数の触手に
触手は空間であり、線であり、点であった

最後の特異点
そこからはゆるやかだ
一本の煙草、余ってしまったマッチ
濁った硝子体から見えるのは
もう夜のネオンだけではないはずだ


441:名前はいらない
12/02/06 01:32:08.54 aSNgGJZV
ごめんなさい
間違えて同じのを二個投稿してしまいました

442:PANDA ◆eq3WH9ujFw
12/02/06 05:32:49.64 9F1tJIIA
>>439
これはちょっと面白いなーと思いました
シンプルだけど小さくまとまって書くことは書かれていると思います
そこまで下品だ!って思わない..わけでもないけど
ちょうど中盤にある
>風景や詩やオマンコに
>意味があるということにされている町を逃れて
が作品の根幹にあるのかなと思います。
言い方はあまりよかったとは思いませんがその思想に
詩人や哲学者たちは宿業や原則からの解放に憧れる。という1節が浮かびました
どこの詩人かその翻訳者の言葉だったか、全然思い出せてないけれど
確かにそういったものから解放されることが芸術なのかなーと思ったりもします。

唯一というか全体を通して、そして特に9-10行目はもうすこし書きこんだほうがいいと思います
>いのちを一度ころす雪と氷に
>深く包まれた森の中で
いのちをころすには、言葉があまりに淡泊だと思います。C-

443:名前はいらない
12/02/06 21:47:02.28 /xlUQTSv
「サカヅキ」
幸福というサカヅキがどのような価値を持っているのかは別として。
僕はなおも生きて酒を注ぎつづける。
サカヅキに、僕は僕の軟弱な人生と希望の搾りかすであふれている。
その酒の味は優越でも勝利でもない、対比することのないもの。
他人には無価値なアルコールだとしても精一杯の自分らしさが注がれる。
例えサカヅキからこぼれようとも、幸福になりたいと思いつづける限り、
このサカヅキを僕は飲み干す。

444:にゃにゃめよんじゅうごー!
12/02/06 22:43:39.16 aUFFPCaS
>>439-440
全体的に美しい詩です。
「夜に向かって」という題から「太陽の最後の呼吸」に
そして手元の明かりとして「一本の煙草、余ってしまったマッチ」にフォーカスを当てる。
特に導入部が良いですね。「空はそら、海はうみ」と確認し(同時に場所設定)
「注射針」で鋭利さを出し、「緑色の天女/うつくしい世界の中で」とロマンに入る。
最初に「注射針」を出すことで「空間であり、線であり、点であった 」や
「特異点」「硝子体」が詩の中で浮いていない。
「うつくしい世界」を「美しい世界」としていないのもポイントが高いですね。
詩において文字数のバランスや漢字とひらがなでの印象の違いは重要で
それをクリアしていると私は考えます。
私の評価としてC、皆の基準からはD+~C-でしょう。


445:名前はいらない
12/02/07 00:17:39.69 bXkyLmjG
、浮遊、、

水に満ちている。
青がふざけてる。
僕は潜っている。

声が聴こえない。
揺れすぎて、伝わらない。彼女は踊ってる。
水と踊ってる。
僕は見てる。
それらしきを見てる。

眼球は洗われてる。
黒い星は、水と知り合いで、仲良く、仲良く。

もしもの話さ、君が溺れたらさ、僕は助けれないから、だから僕が死んでもさ、インチキに泣かないでさ、嘲笑してよ。ねェ。

君の価値をわかられてたまるか。

奇麗だ。





446:PANDA ◆eq3WH9ujFw
12/02/07 01:14:50.25 UIsoUIGn
>>442
まちがえた>>438でした

447:名前はいらない
12/02/07 03:04:57.15 o41bLhXF

大ニュース 日本の歴史上最高の天才

URLリンク(bian.in)

もし国歌を作り直すならこの人に任せれば良いのでは?
ネットで話題


448:PANDA ◆eq3WH9ujFw
12/02/07 04:39:18.17 UIsoUIGn

>>443
幸福というサカヅキがどのような価値を持っているのかは別として
と始まったけれど、考察されていく幸福について。
>サカヅキに、僕は僕の軟弱な人生と希望の搾りかすであふれている。
>その酒の味は優越でも勝利でもない、対比することのないもの。
>他人には無価値なアルコールだとしても精一杯の自分らしさが注がれる。
ここまで幸福というサカヅキと、注がれる酒について言葉を重ねて
それで種あかしをしてしまうのは野暮ったいように思います。

対比することのないもの、と思いながらも、その自分らしさが偽物、紛い物のように思っているように感じました
そして、そう思い続ける限り、サカヅキを飲み干す行為に酒で飲み干す悲しみと羨望の生きる姿勢
を垣間見ましたD+
>>445
水の雰囲気が伝わりますが、君に対して読者が入り込む隙間はないし、それだけでした。
泡かもしれない、光かもしれない、ちいさな藻屑かもしれない、すべてかも知れない。でも水ではない
>君の価値をわかられてたまるか
この1文に繋がるのかもしれないけれど、ここではあまりいい効果だったとは思いませんでした。
姿もわからない君の価値なんて、言われなくてもわからないよ、というところへこの一言は
読者をつっぱねただけになった気がします
それらしきを見てる、というのはあまり見ないかも。反則かもしれないけれど想像させますね
これはちょっと使いたいと思いました。D-

449:名前はいらない
12/02/07 14:36:12.61 itDXqE56
終わりまで

溶鉱炉の中で溶けて、溶けていく
九百五十度の中であなたと混じり合う
三秒間だけ思い出した青空
夏の終わりに曇り空の下で

手を取って
何処までも連れて行ってほしい
細かく裁断せれた断片に見える時代
猫とか鳥とかがいた街には戻れないけれど

手をつかんで
明後日まで連れて行ってほしい
全ての明日は雨降りで
空気はもう透明になってくれないけれど

約束された終わりまで
ひび割れた笑顔のままで
約束された終わりまで



450:にゃにゃめよんじゅうごー!
12/02/07 15:30:38.70 jdMamYNE
>>449
詩というと詩で映える文(詩)と歌詞で映える文(歌詞)がありますが
恐らく歌詞タイプの方がこの詩の場合は合っていると思います。

溶鉱炉で950℃というと銀と酸素だろうか。
でも2連目から空中にシーンが移るので違うかもしれない。

歌詞としての形態が見たいという個人的な希望でD+、
他の評価人からすればもっと内容が欲しいということでD~D-になると思います。

451:  ◆UnderDv67M
12/02/07 19:02:28.53 dH8utXem
いや >>445は面白いと思うよ Cはあるんじゃないの 
視認することで確認している「奇麗」とは一線を越してる
泣くな言うてるけどその場面で泣いているとしたらますます美しいじゃん

俺はコレ好きだな 
聴き手を沈ませるくらいの生命を刺激する描写が欲しいけど

452:  ◆UnderDv67M
12/02/07 19:23:11.47 dH8utXem
今日の一曲 雨の降った日はなんとなくこれ 理由など必要無い程に
URLリンク(www.youtube.com)

>>436
俺は知っていたけど人を選ぶクイズ形式やめーや

>>434
いや 人間以外にもあるんじゃないか?

どうしてそこで永遠が出るのかな 突飛やな
「終わり始まり」が意味を成してないよ
せっかく創作物として発表したんだ
まずその想像した内容から書いてみようか

問いとか言うけど必要性が皆無なんで別にね
貴方よりも考古学者の方が詩的だろうな E+

やる気あるなら書き直してまた投稿し直しても良いよ

未評価(>>431)
無し

453:雑草 ◆je5cNlouiI
12/02/07 19:54:22.19 weOGFB+3
「星の櫂」

気に入った、夜にあだ名を付ける
ワンダーナイト、セレブレイテッドナイト、スカイナイト、オールブルーナイト。
いつの夜も、月を載せて運んでいく
星の船、櫂で漕ぐ
わたっていく川や海、太古の記憶
君は愛しいかい、よる。
君は恋しいかい、よる。
僕は恋しいかい、ぼく。
僕は寂しいかい、ぼく。
寂々と渡る、天の川
しぶきが流れ星になった


454:名前はいらない
12/02/07 20:32:40.63 34efeMxh
わお!雑草氏ロマンチックで素敵、密かにあなたのファンです!

455:  ◆UnderDv67M
12/02/07 20:47:13.43 dH8utXem
おいなんか雑草のファンがいるぞ >>453にE評価をさしあげろ

456:名前はいらない
12/02/07 20:57:54.88 zzyDfcZt
「孤独」

道の端にピエロ
踊るでもなく 笑うでもなく
化粧で頬を 吊り上げて
うつむき顔で 揺れている

5時の鐘が鳴ったなら
途端にぐるんと 天を指し
夕暮れの 照明いっぱい受け止めて
ギシリギシリと踊りだす

頭の奥から 笛と太鼓が賑やかに
道化るたびに 笑い声 拍手のおひねり飛んでくる
さあさ 道化よ ピエロよ 踊れ!

芝生の舞台をかろやかに
踊るよ 踊る
踊るピエロは悲しくて
見物人はもう星ばかり

457:名前はいらない
12/02/07 22:28:17.55 12f1+7im
   「青春」

青春は
とっくに散ってしまって
散ったあとの枯れた花びらを拾いあつめる

ひとつの押し花にして
持ち歩いて―

でも、もし一度だけ願いをかなえてくれる
凄うでの魔法使いがいるのなら

あっという間に過ぎさってしまった
あの魔法がかかったような時間を
とり戻せるようにと

今となっては
もはや
とり戻せない時間のことを―

今はただ
おだやかな風に揺すられて
感傷やノスタルジアに浸る

これもまた一つの魔法?

458:名前はいらない
12/02/07 22:40:29.63 1GOD/Nkh
「神様」

何で俺だけ辛い目に遭うの
ねぇ神様

だけ って誰と比べているの
あなたの世界には
あなた一人しか居ないのに


答えが出ないよ
ねぇ神様

あなたが出せば
全てが答えだ
何を迷っているんだい


そうか
わかりかけてきた
俺が神様なのかもしれない

神様迷えば
俺彷徨う

彷徨って彷徨って
また彷徨って彷徨って
ようやく見つけた
愛の証

だから
神様の愛で
俺の存在を証明しよう

辛いときは誰も気づいてくれないけれど
俺の世界の神様だけは見ていてくれる

だから
神様が喜ぶ
生き方をしよう

459:名前はいらない
12/02/07 22:45:09.81 12f1+7im
すいません。>>457訂正です。

   「青春」

青春は
とっくに散ってしまって
散ったあとの枯れた花びらを拾いあつめる

ひとつの押し花にして
持ち歩いて―

でも、もし一度だけ願いをかなえてくれる
凄うでの魔法使いがいるのなら

あっという間に過ぎさってしまった
あの魔法がかかったような時間を
とり戻せるようにと

今となっては
もはや
とり戻せない時間のことを―

今はただ
おだやかな風に揺すられて
感傷やノスタルジアの花びらに浸る

これもまた一つの魔法?

460:ちーちゃん
12/02/07 23:05:09.13 lzLyk8qm
「ひょっとこ欲しい」

ひょっとこ欲しい
ああ、ひょっとこ欲しい
ねえ、兵べえさん
どこかにいいひょっとこ
居ないものかねえ

そう言いながらも本当は
兵さんの逞しいもみあげに見とれてるアタイ

アタイのタイプのひょっとこの人って
兵さん以外に思い浮かばないなあ

ここまでのキーワードを空白ひとつ間違えずに打てたなら
お前のパソコンのSDカードリーダーからイケメンスリムな機械マンが飛び出してくる!

小さすぎてどうしよう
おお、小さすぎてどうしよう

「ピンポーン」
機械マンからのプレゼントは
宅配便で届けられる

Oh! 欲しかった スケルトンドレス
早速全裸になって着てみなくちゃ
機械マンはシースルーのスカートのヒラヒラや
袖のフリフリに夢中
もう、機械マン!
貴方のきらきらと光輝く微妙に垂れ目で寝不足で三重目蓋の瞳が
私の豊満ボディから逃げ惑うのは何故!?

不意に 私の瞳から大粒の涙がこぼれ落ちる

一粒二粒、二万回、二万一回…
ほら、汗を流しながら腕立て伏せをする
俺のヒップラインに頬擦りをしたくなるお前を見付けただろう

俺の全てを知りたければ
ここに連絡をくれ

Under_bar@sengo.co.jp

何時でも俺は待っている
産まれたままの姿を
お前に贈りたい




461:にゃにゃめよんじゅうごー!
12/02/07 23:05:42.63 jdMamYNE
>>445については僕もCですね。

>>453
個人的にコテハンは評価スルーする主義なのでパス。
>>456
孤独+ピエロ+夜というテーマは恐らくみんな書いているんですよ。
だからどうしても他とは違う要素が必要になります。
そのような意味でEに近いD-をどうぞ。
>>457
うん、頑張れ。D-をどうぞ。

462:にゃにゃめよんじゅうごー!
12/02/07 23:15:46.51 jdMamYNE
やべ、>>457じゃなく>>458だ。>>457抜かしてしまった。
僕はもう寝るので>>457評価お願いします>評価人

463:1/2
12/02/07 23:43:46.08 4gaHiv4Q

「電球」

半透明の皮膜に覆われた電球の
輝くべき部分の曲線は
貝殻から立昇るヴィーナスを連想させ
興醒めて横わる
美女はいない 馬も
内部にガスは充満しているが
木魂し発光するまでは
誰にも光は見えない
電流さえ通れば
分子は精子のごとく一つ一つ叫びながら
多分世界を照すだろう
その時は美女も馬も鰯の頭も現れるはずだが
コードは切れていて
そこで電球は一箇の物体となって横わる
光らなくても 熱くならなくても
屍体ではないと主張しながら
ソケットに附着しているスイッチは
誰かがひねらなければならないのだが
ひねったからといって事態は変るか
変るという人もあり
変らないという人もあり
美女は神だという人があり
畏れおおいぞ
不敬言論統制委員会に脅かされるぞ
という人もあり
じつに無数の 無意味の 無感動の
蝿声なす言葉を周囲に泡立てながら
切れたコードと
古びたソケットを従えている

464:2/2
12/02/07 23:44:19.68 4gaHiv4Q
かつて電球が輝いていた頃
光が通過していった道を
走り 旗なびかせ 隊伍を組んでいった人達
萌え出た希望の桃に桜に
雲を踏んでいった戦士達の息遣いは
もはや収納されつくして何処にも見えない
ただ息を潜めている気配だけが
曲線の部分に予感され
どのような計画も憧憬の対象も
山のあなたの遠い空の下の湖まで
可能発電量によって数値的に評価され
夕暮の抒情詩から叙事詩へと
気恥ずかしさを押えに押えた跳躍者の影が
一瞬輝いてから
ゆっくり地平に落ちたその先に
無明の空間がひらけ
一匹の奔馬が鬣を乱して駆け抜けた後には
裸電球だけが残されたのだ
電流は途絶え
もはや照し出すものは何もないので
敬虔な電球はひきちぎったのだ
自らの絆を
人間の地下茎に通じる薄紅色を
これは秩序の崩壊を意味するのか
千のイルミネーション
千の淡い常夜燈のもとで
男と女が睦み合った時間の消滅を意味するのか
あれほどに栄えた悪徳さえも失せたのか
確かなことは
闇を照し出す行為は
啓蒙家の辯舌でも
薔薇の騎士でもなかったということ
風は起らず
そこで電球は無言で
いかなる想像力をも喚起するのを自制して
馬の蹄の響も
美女の立上りのざわめきも拒否して
ただ横わる

465:名前はいらない
12/02/08 01:28:04.62 CY5lDoEv
「雨」

雨でできた国の
雨でできた街に
幾千もの青い魚が降りおちる

雨でできた屋根は震え
紙でできた飼い犬は
雨でできた軒下でうなだれている

風でできた母はまだ帰ってこない
雲でできた父はいつものように換気扇の中で黙り込む

可哀想に
花でできた妹は庭先でうなだれており
炎でできた兄はただ呆然と煙草をふかすだけ


青い魚、


青い魚は家中を、

青い魚は街中を、

青い魚は国中を、

グルグルと

気持ちよさそうに泳ぎ回る

きっと

涙できた猫が
たくさんいれば
喜んで
すべての魚を飲み込むのだろけど

どうしてか、

私は
涙を流すこともできやしない

466:PANDA ◆eq3WH9ujFw
12/02/08 01:56:11.44 1URlYK3X
>>459(457)
特に目をみはるところがないなーと。なにか1つくらい鮮明にイメージさせてみてもいいのではないかなと思いました
押花でも散った花びらでも、魔法についてでも。
感傷とノスタルジアってほぼ同じ意味なんじゃないかなと思うのですがD-
>>460
無駄に鮮明に想像してしまったもみあげとヒップのラインが憎らしい
しかし前回のものより雑に感じました
個人的にはヒップより下腹部のラインが好きですね、あとは太ももですよね。その辺りを攻めてくれたらAでもよかったですD
>>453
船に乗っているのが、僕なのかなとも思ったのですが、3行目と重なって立ち位置が不鮮明で気になりました。
最後の1文は綺麗だけれど、全体を通して物足りない感がありました。D


467:名前はいらない
12/02/08 03:08:01.02 GChpuOlf
restart

最果ての町で老人が
永遠を生きる為に未来を捨てた
そんなこと
どうだっていいクセに
傷付いたフリして

辺境の星で動物が
今を生きる為に理由は要らない
そんなこと
知ってるクセに
迷ったフリして

苦し紛れに掴んだ糸を
首に巻きつけて全部終わればいい
水底に沈んで朝を待てば
誰の声も聞こえないさ

喉元喰らいついて
もう一度唸ってみなよ
その為の牙は君の中
出番をずっと待ってるぜ

468:名前はいらない
12/02/08 04:31:48.04 KgBdgkM4
腹が減ったんだ

腹から空腹が広がるんだ

胸までいったら空虚が出来た

爪先がこわがった

どうやら受容器は肘のうちがわなんだ

ただいま、寂しさ…が訪れた

ただいま、寂しさ…が帰られた

大丈夫っていうただの怠惰





469:PANDA ◆eq3WH9ujFw
12/02/08 04:50:09.01 1URlYK3X
>>463-464
横たわる電球にさまざまな夢を連ねる趣向はとても面白かったです
発光しない曲線部分に視点を合わせて予感を膨らませる、
最後に再び横たわる電球に集束するのも良かったです
>いかなる想像力をも喚起するのを自制して
>馬の蹄の響も
>美女の立上りのざわめきも拒否して
>ただ横わる
作ってきたイメージを拒否して横たわる電球の物寂しさがいい、
いくつか、わからなかったもののうちの1つで
>一瞬輝いてから
>ゆっくり地平に落ちたその先に
>無明の空間がひらけ
この無明の空間は、主観の想像の中だけでのことか、それとも無明の空間が電球の内であることも指しているのか
恐らく後者で、後者でなければいけないと思うのですが
そうなると、そういった電球へ立ち返る接点が乏しく、結び付きが緩いと思いました
それは主観の、あるいは電球の夢を空想じみて思わせると思うのです。
評価はBでもいいかなぁと思ったのですがこれがかなり大きいと思ったので少し下げます
あと曲線部分って内側の鉄線?それともガラス部分の丸み?ちょっとわかりにくいかなとおもいました
>じつに無数の 無意味の 無感動の
>蝿声なす言葉を周囲に泡立てながら
>切れたコードと
>古びたソケットを従えている
不敬云々のところは私は好みませんが、ここにたどり着くまでの流れなど、電球の沈黙的な部分に関して優れていると思いましたC+

470:PANDA ◆eq3WH9ujFw
12/02/08 04:52:47.40 1URlYK3X
未評価

>465 >467 >468

471:名前はいらない
12/02/08 06:37:25.49 3jDDy/yC
>>463-464はどう見てもプロ(俗にいう)の作品だろ。後で調べてはみるけど。
こんな完ぺきなの、いまのここの住民に書けるわけがない。

472:名前はいらない
12/02/08 09:30:45.03 mubQT+OW
>>471
一部ググってみたら此処が第一候補で出て他はそれらしきものなかったぞ?

473:名前はいらない
12/02/08 09:39:29.54 U6jp0+RS

幼女を嗜む


女の子は小さければ小さいほど良い
と率直な気持ちを恋人に伝えると
別れを切り出された

時代に関わらず
別れとは常に唐突なモノであり
関係から感情が失われれば
我々はあえてそれを甘受しなければならない

それにしても
小さな女の子は良い
出来れば女児用パンツを履いている方が好ましい
趣がある

趣こそ
つまるところの侘び寂びであり
物事を楽しむ為の最良のソースである

使用後女児パンツの
酸味とミルクの香りの利いたそれに
ウバやアッサムのミルクティーが合うように
ひとときの鑑賞の楽しみは
今上の調べである

我々は長続きする幸福よりも
一瞬の絶頂を愛する生き物である

だからこそ不可逆性を付与された
時の彼岸に見える
遠き源泉の国に思いを馳せ
今そこに住まう
できる限りの小さな女の子を
愛でたいという感情が
湧き水のように滾々と
胸の裡に湛えられるのである

抗うべくもないこの感情が
より多くの人々と
共有し得ないことは
実践を伴った私自身の不幸ではあるが
それにしても
女の子は小さければ小さいほど良いと
思わずには居られないのだ


474:ちーちゃん
12/02/08 10:07:19.01 OSIHkoeb
>>466
そうですよね…やはりオチンチンまわりが好物ですよね。今度はその辺り気を付けて書いてみます。

475:雑草 ◆je5cNlouiI
12/02/08 11:49:14.48 FGi6ysQE
>>466

>>453の評価ありがとうございました。

476:名前はいらない
12/02/08 12:55:46.63 jn5TgnCM
>>466
評価サンクス。

すいません。>>466再評価希望です。

477:名前はいらない
12/02/08 12:56:50.85 jn5TgnCM
間違えた。
>>459再評価希望です。

478:名前はいらない
12/02/08 15:36:53.31 a8aggwXn
トルゥーバージン

トルゥトルゥトルゥートルゥーバージン
どういういみなんだろー

トルゥトルゥトルゥートルゥーバージン
ガーデンに腰掛けるよー


トルゥトルゥトルゥートルゥーバージン
ユニコーンがはしってくるよー


トルゥトルゥトルゥートルゥーバージン
うまれてきてごめんなさい

479:名前はいらない
12/02/08 16:22:20.08 YDfH3/HY
>>463-464
これはあきらかに盗作でしょww
てかこれでCかよ…

480:名前はいらない
12/02/08 16:23:05.86 jn5TgnCM
上手すぎると盗作を疑われるんですか?
このスレはw。

481:名前はいらない
12/02/08 18:12:22.59 LnIebjII
「なきむしおとこのこ」

オキシドールで浸された病気がちな朝に
君の精液をひと掬いして指先で遊ぶ

ごめんね 外に出させちゃって
勿体なかったね くすり、と笑ってみる
泣きそうな君 そういえば泣き虫だったかな
性にあどけない顔しちゃってさ
初めて触った女の子の感触はどうだった?

昨日まで夢の剣を持って
昨日まで想像の野原を駆け回ってたね
いつか勇者になるために

私の胸を掴んだ時の顔は
親に捨てられて怯えた獣のように鋭かったよ
きっと 怖かったんだね そして女を憎んでた

昨日まで夢の剣を持って
昨日まで想像の野原を駆け回ってたね
いつか勇者になるために

オキシドールで浸された病気がちな朝に
少しだけどはっきりと生理の臭いがする部屋で
君の精液をひと掬いして指先で遊ぶ

482:名前はいらない
12/02/08 19:02:35.80 3jDDy/yC
>>480
マジで盗作だよ。知人に訊きまくったんだけど、けっこう居たわ知ってる人。
1979年発行の詩学6月号と手帖の年鑑に載ってる
辻井喬さんの作品、「電球」だよこれ。

483:名前はいらない
12/02/08 19:06:24.55 jn5TgnCM
>>482
サンクス。
まぁ、たとえプロの作品であっても、
人の評価はそれぞれだから、CだろうがDだろうが別に構わんけどね。

484:  ◆UnderDv67M
12/02/08 19:40:39.31 BcY+9MBh
>>482
1979年発効のがポンと出てくるとかその友人の方ガチ勢すぎるだろw

>>463-464 グーグル検索で引っかからないから自分で打ったのかな
もう評価済みだし特にどうするって事もないな この投稿者ってやっぱオジサンなのかな

>>473
男の子でなく女の子の理由書けないのかよw 男の子に書き換えても別に……って感じ
別に小さくも無い女性である「彼女」と比較するとか出来るじゃん しなよ

確信を持って言うけど 貴方ロリコンの人達の中でも相当レベルが低い方だと思うよ

>>481
ココ全年齢が対象な健全なスレッドなんで 貴方達少し自重してくれませんかね

485:名前はいらない
12/02/08 20:01:45.22 YDfH3/HY
>>483
評価スレでA級の作品を投稿しても決してA級を下
されない人をみてキミは憐れだとはおもわんのかね
まあボクはそんなことおもわないけどね

486:名前はいらない
12/02/08 20:09:29.41 mubQT+OW
>>482
俺生まれてもいねぇwww
結構知ってる知り合いがいるお前の知り合い達何者だよw

487:  ◆UnderDv67M
12/02/08 20:14:14.32 BcY+9MBh
これは古きセン5スレに漂っていた自作自演のかほり……


もう評価済みで終わっているし 特に問題も起きて無いので
すいませんが続きはコッチでお願いします スレの進行が止まるんで

【セン五スレ】について語り合うスレッド Part15
スレリンク(poem板)l50

488:名前はいらない
12/02/08 20:59:13.07 3jDDy/yC
>>486
けっこうつっても二人だぞ。一人は博士(文学)取ってるマニアだし
もう一人だってほぼルンペンでポエムに人生たんいで逃げてるマニアだし
それより>>487、俺が自演してんなら逆にどんだけ古書マニアだよ俺。

489:ナマエハイラナイ
12/02/08 22:48:38.57 7oXNbK85
「掃除」
心の汚れは、先人の知恵とやらを使えば落ちるらしい。
そんな訳ないだろ、バーカ。
この国の汚れは、金を使えば落ちるとか。
世の中所詮、金だよな。
世界の汚れを落とすには?
世の中所詮、金だろう。
汚い金で、せいぜいがんばるしかねえか。

評価お願いします。批判でもいいです。

490:名前はいらない
12/02/08 23:12:42.73 MEtz4DIL

 知らない町の行き止まり
 塀のむこうに君を見つけた
 
 歩き続けた道
 日が暮れて振り返ると君がいた

 その塀は手が届かず
 引き返すには暗すぎて




491:  ◆UnderDv67M
12/02/09 00:20:30.64 j+eIRaSz
>>488
手元に何十年も前の詩の本なんかがあれば事足りるじゃん

自分でネットに投稿してから携帯で「これはプロの詩で友人が○○だと確認した」
とかね それに日付変わってるしID変えるもの楽でしょ

登場するタイミングも友人さんの行動速度なりあざとかったのは事実ですね
どうせこの流れも>485が言いたかっただけでしょう もう少し期間を離せば信憑性もあったが

>>489
お前はなんでこの板に来たんだよw



未評価 (>>470)

>465 >467 >468 >473 >478
>481 >489 >490

再評価
>459

492:名前はいらない
12/02/09 00:56:03.44 MtFbYkLF
てかさ、プロが書いた、もしくはプロに認められた詩だから
絶対的に素晴らしいって考えはどうなのよ
プロが作ったもんでもゴミだなって思うことはよくあるだろ
詩に限らず音楽でもさ
大体、素人が良し悪し決めて金払うからプロは成り立ってんだしさ
俺はその電球って詩、そんなに良いとはおもわないな

493:PANDA ◆eq3WH9ujFw
12/02/09 00:58:32.96 dls8AHgB
まぁでもCはなかったな、と思った

494: ◆HDMUcC9vFA
12/02/09 12:51:31.90 dk2TfiPr
「原点」

ああもう何を失い何を壊したかなど気に病みたくも悔いたくもない
愛とか自己とか自由とかどう生きて死ぬとか観念に埋もれ哀れに閉じられてゆく前の
湧き上がるような生命の歓喜を 信頼も疑念も要らぬ真水と共に踊れ

雨水のように滴り怪物のように這い上がり獣のように駆け狂人のように神のように叫ぶのさ
意味も理由もあるわけがないだろう 言語にならぬ自愛の賛歌は響いてる

死から飛び出し暗闇をまっさらな世界を 掻き分けながら進む
目指す先があるとすれば 天界でも奈落でも
店先に袋詰めの生が並び日々人間性を学ぶ狂った世でもない
理解も賞賛も共感も求めるな だけどここに投稿しよう 
スピードは全てが間違いで全てが正解だ 喜びを目指せ 恐れるものはなにもない

愛しいものたちよ お前だけの世界の王者であれ 私は私の世界の女王となる


495:名前はいらない
12/02/09 14:13:19.29 svZr+xvv
「いつもの風景」

ふり返れば屋根の向こうに見える煙突
いっつも大きなケムリを吐いている
足早に通り過ぎる町並み
変わらない日常の光景

わたしはここが好き
あなたと別れて
あなたが戻ってきて
わたしも帰ってきて
そして共に並んで歩く
この狭い通りが好き

新しいことはないけど
少し退屈な時もあるけれど
それでも変わらない光景と
変わらずに見えるあの煙突が
私は好き

あなたがここを出たいと言っても
あなたがどこかへ行きたいと考えても
わたしはここから離れないし
あなたもきっと離れないようにするから
だって思うの
いつかあなたもあの煙突が見えなくなるのはイヤだって
そう言っていたもの
だからあなたもここから離れられないわね
あなたもここが好きなのだから

ふり返れば大きな夕焼けが
煙突とわたしたちを照らしていた
それがとてもステキに思えた

496:名前はいらない
12/02/09 14:55:44.19 3qjqne6A
>>491
そう思いたいのもわかるけど事実なんだからしようがない。
ちなみにD判定だったので言うにまで及ばなかったんだけど
>>381も盗作、というより転載だよ。どう見てもここじゃ一線を画してるわけで
調べてみたら案の定、1979年発行で詩人会議というローカル?詩誌の6月号
に、大野雄一さんの作品「ランランが死んだ夜」で載っていました。
打ってていよいよ同一犯に思えてきたんだけど、マジで俺ではないよ!?
俺はただ訊いただけなんだから。


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